ビフォー▶雪崩寸前のカウンター
テーブルやカウンターの上にも物が置かれ、書類や学用品であふれてしまっているリビングダイニング。作り付けの収納棚もありますが、どうやら活用しきれていないご様子です。立派なダイニングテーブルも半分くらいは物に占領されていて、やむをえず狭いスペースで食事しているとのこと……。
テレビ周りも物があふれ、リビング学習をするお子さんはソファーのひじ掛けに物をちょい置きするのが定番になってしまっているそうです。
整理収納作業▶①人別に物を分別
家族全員のものが混在しているリビング。お子さんが小さい時の物など、今は使っていない物もたくさんありました。
書類の細かい選別には時間がかかるので、今回は人別に分けて紙袋にまとめるところまでを目標に設定。後日ご家族で整理できる状態にしたそうです。
収納棚も有効活用するため、いったん中身をすべて出して人別に分けました。
整理収納作業▶②学用品スペースを整理
お子さんの物も自分自身で分別してもらい、リビングに置くのは学用品のみに。出し入れしやすいように、カウンターの上を学用品専用スペースにしました。
お子さん2人がそれぞれの収納エリアを決めて「置ける分」を上限にすることで、物が増えない仕組みをつくったそうです。
整理収納作業▶③大人の私物を整理
ご夫婦の本や書類は、作り付けの棚の中に収納。無印のファイルボックスは、後日ご自身に分別してもらった書類を収納するスペースとして確保したそうです。
もともと棚の中にあった収納ボックスは、カウンターの上に移動。救急セットや一軍の文房具収納にすると良さそうですね。
アフター▶ポイントはゾーニング
今回のお片付けのポイントは、人別に収納エリアを分ける「ゾーニング」。家族の共有スペースであるリビングは、みんなが物を持ち込むとあっという間に散らかってしまいます。ゾーニングは「ここに収まる分だけ置く」という意識を持つためにも有効です。テレビ周りや玄関付近の納戸もきれいに整えて、今回のお片付けは完了しました。YouTube(ユーチューブ)チャンネル「七尾亜紀子の整理収納レッスン」では、他にもマネしたくなるお片付け方法や便利アイテムなどが発信されています。ぜひチェックしてみてくださいね♡
◆七尾亜紀子の整理収納レッスン
整理収納アドバイザーの七尾亜紀子さんが「元・汚部屋」だった経験を交えて、お片付けが苦手な方にもわかりやすい整理収納メソッドについて発信しているYouTubeチャンネル。
YouTubeチャンネル:七尾亜紀子の整理収納レッスン
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