漬物嫌いなひとも虜になる♡種類いろいろ!人気のお取り寄せ品もご紹介

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日本には、いろいろな種類の漬物があります。いつものもいいけれど、食べたことのない漬物も試してみたいですよね。
材料や作り方・漬け方、出来上がりまでの日数などに違いがあり、漬物の味わいもそれぞれ。
各地の有名な漬物をはじめ日本以外のものまで、美味しい人気の漬物をご紹介します!おすすめのお取り寄せもチェックしてみてくださいね。
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あんみつ
立花恵
2022.12.16

漬物の種類はたくさん♡材料や作り方などで味わいは千差万別!

白米と味噌汁、漬物出典:www.shutterstock.com

日本全国には、いろいろな漬物があります。
漬物好きなら、お土産にもらうような有名な漬物はもちろん、地方特産の珍しい漬物も、一度は食べてみたいですよね。

たくさんの種類の漬物が存在する理由は、使う材料はもちろん、その漬け方・工程・発酵の度合い、そして出来上がりまでの日数などの違いによるところが大きく、それによって味わいも異なるからです。

副材料の種類もいろいろ

さまざまな種類の漬物出典:www.shutterstock.com

たとえば漬けるときに使う副材料だけでも、「塩漬け・ぬか漬け・麹漬け・味噌漬け・醤油漬け・酢漬け・辛子漬け・粕漬け・キムチ漬け」などが挙げられます。

それによって味・見た目の色はもちろん、期待できる健康効果やそれぞれに適した主食材も異なります。

漬ける期間によっても味わいが違う

漬物は、どのぐらいの期間漬けるかによっても分別されます。

数日〜1週間ぐらいのあっさりとした「浅漬け」と、1か月以上漬け込んで旨味がしっかり出る「古漬け」。古漬けは長く漬け込んでいるので、酸味や塩っけが強まる傾向にあるので、食べる前に塩抜きが必要な場合もあります。

他にも、一夜漬け、即席漬け、当座漬け、保存漬けといった呼び方も。
それぞれ期間がどのくらいかは諸説ありますが、一夜漬け・即席漬け・浅漬けはだいたい同義で(一夜漬けより即席漬けのがやや長い説も)、当座漬けが2〜3日以上、保存漬けだと1ヶ月以上から年単位で漬けるそう。
また漬ける期間の長さに比例して、塩分濃度も高めるのが一般的です。

有名な漬物13種類〜日本各地&海外〜

それでは日本各地と海外の有名な漬物をご紹介します。それぞれの特徴をチェックしてみましょう♪

自家製しやすい漬物もあるので、自宅で真似できるレシピも取り上げています。
地域の名産品ならお取り寄せ商品も豊富なので、通販で頼むのもおすすめですよ。

野沢菜漬(長野県)

野沢菜漬け出典:recipe.rakuten.co.jp

「野沢菜漬(のざわなづけ)」は、日本三大菜漬の野沢菜を塩漬けしたものです。寒い長野では、長い冬に備えて保存用の漬物が昔から重宝され、野沢菜漬もそのうちの一つ。

野沢菜を塩などとともに漬け込み、2〜3週間〜1ヶ月ぐらいで食べ頃になります。
浅漬け・古漬けともにあり、スーパーなどで購入できる市販品は浅漬けが多め。べっ甲色となった古漬けは、植物性乳酸菌が多く含まれ加熱料理にしても美味しいです。

千枚漬け(京都府)

千枚漬け出典:oceans-nadia.com

「千枚漬け(せんまいづけ)」は、京都土産などで見かけたことがある人も多いでしょう。
美味しい漬物の種類が多い京都で、すぐき漬け・しば漬けとともに京都三大漬物の一つとして数えられます。京もの伝統食品でもありますよ。

千枚漬けは、京野菜の一つ・聖護院かぶを薄切りにして塩をふり一晩寝かせ、昆布・鷹の爪などとともに酢漬けしたものです。長期保存用に作られていないので、早めに食べきると安心。

梅干し(和歌山県)

梅干し出典:recipe.rakuten.co.jp

もはや言うまでもないかもしれませんが、「梅干し(うめぼし)」も日本の伝統的な漬物の種類の一つ。
梅栽培に適した土壌の和歌山県周辺では江戸時代から梅の木が広く栽培され、戦争や流行病などの歴史を背景に梅干しも多く生産されるようになりました。現在でも和歌山県の梅の生産量は、全体の6割を締めるほど。

梅を約18〜20%の塩で漬け込むと2〜3日して梅酢が上がり、約1ヶ月の漬け込み後、天日干しをしてできあがりです。

たくあん(三重県)

たくあん漬け出典:recipe.rakuten.co.jp

日本人の食卓にお馴染みの「沢庵漬け(たくあんづけ)」。特徴ある黄色の見た目とコリコリとした食感がたまらなく、ご飯のお供として人気です。
スーパーなどで見かけることも多い定番の漬物ですね。たくわんとも呼ばれます。

風通しの良い場所で干した大根を、ぬか漬けしたもので、江戸時代から存在していたと言われる伝統食材です。
全工程で1〜2ヶ月程度かかりますが、なかには2年以上つけ込まれた三重県の郷土料理にもなっている”伊勢たくあん”などの種類も存在します。
いぶりがっこ(秋田県)やぜいたく煮(滋賀県)のような、さらにたくあんを発展させたような漬物もあります。

奈良漬(奈良県)

奈良漬出典:recipe.rakuten.co.jp

古来より、日本人が食してきた「奈良漬(ならづけ)」。ルーツをたどれば、奈良時代の文献にも登場しているそうです。

瓜やきゅうり、ナスなどの野菜を酒粕に漬け込んだもので、下漬け・中漬け・本漬け(上漬け)など、酒粕を複数回入れ替える工程を経て出来上がります。場合によっては6〜7回以上、2年以上漬け込むことも!
長く丁寧に漬け込むことで、奈良漬特有の黒っぽいべっこう色となります。

わさび漬け(静岡県)

わさび漬け出典:oceans-nadia.com

静岡土産として有名な「わさび漬け(わさびづけ)」は、細かく刻んだわさびの葉・茎を酒粕漬けにしたものです。
数日後、辛みが出てから食べ頃になります。

つんとしたわさびならではの味と香り、また酒粕の風味があり、お酒のお供としても人気。なお静岡の名産でもあるわさびは、量も質も日本一と言われています。

いぶりがっこ(秋田県)

秋田のいぶりがっこ出典:www.shutterstock.com

「いぶりがっこ」は、秋田の有名な郷土料理の一つで、たくあん漬けを燻製干しにしたものです。
大根をナラや桜などの木で数日間いぶし、米ぬかなどで2ヶ月ほど漬け込み熟成・発酵させます。

いぶりがっこが誕生した背景は、秋田ならではの気候・風土が深く影響しています。雪深く寒いエリアのため、天日干しで乾燥しきらなかったたくあんを、囲炉裏の上に吊るしたのが始まりだったとか。

松前漬け(北海道)

松前漬け出典:recipe.rakuten.co.jp

「松前漬け(まつまえづけ)」は、乾燥したスルメや数の子、昆布などを、醤油などで漬け込んだ北海道の漬物
最近では数の子が高価なので、スルメと昆布を細切りにしたタイプが多くなっていますが、北海道物産展や北海道土産として人気です。

もともとは塩漬けされたものでしたが、現代では流行りに合わせて醤油ベースの味付けが基本。現在でも道南エリアでは冬の定番料理であり、お正月にいただく家庭も多いそうです。

泉州水なすの漬物(大阪府)

泉州水なすの漬物出典:oceans-nadia.com

「泉州水なすの漬物(せんしゅうみずなすのつけもの)」は、大阪府泉州のブランド野菜・泉州水なすを、ぬかや漬物調味液などで短期間漬け込んだものです。
浅漬けなら、泉州水なすが持つみずみずしさと甘みを消さずに味わえます◎

食卓では、鰹節やすりごま、醤油などを好みで添えるのもおすすめ。
泉州水なすは4月〜11月まで収穫ができ、旬が夏になります。

福神漬け(東京都)

福神漬け出典:oceans-nadia.com

今や、カレーのお供として絶対的な地位を確立している「福神漬け(ふくじんづけ)」。
大根・なす・なた豆・蓮根・かぶ・しそ・ウリなどの複数種類の野菜を醤油漬けしたものです。もともと7つの野菜を使用したことから、七福神にちなんで福神漬けと名付けられたとか。

福神漬けは、東京上野にある老舗の漬物屋”酒悦”が元祖と言われています。酒悦には、添加物不使用の昔ながらの味を楽しめる”元祖福神漬け”も販売されていますよ。

楽天市場で酒悦 福神漬けを探す

キムチ(韓国)

キムチ出典:recipe.rakuten.co.jp

韓国の伝統的な漬物で、日本のスーパーでもよく見かける「キムチ」。
白菜・キュウリ・大根などを薬味ダレに漬け込んだものです。
もともと塩漬けだったものが、辛い唐辛子粉やニンニク、生姜などが使われるようになり、現在の形になりました。

白菜キムチやカクトゥギ(大根)などが有名ですが、調理方法や材料などで種類が分かれます。
キムチの種類は、全部で100を越えるとも言われています。

ピクルス(ヨーロッパ・アメリカなど)

ピクルス出典:recipe.rakuten.co.jp

「ピクルス」は、ヨーロッパやアメリカなどで食されている野菜・フルーツなどの酢漬けの漬物のこと
生食できる食材はそのままで問題ありませんが、他は食べられるよう調理してからピクルス液に漬け込みましょう。

ピクルスは浅漬けが多いですが、なかには塩と水を用いて、乳酸発酵させるタイプもあるそう。
また、キャベツを塩漬けにして乳酸発酵させたザワークラウトというドイツの漬物も有名です。

アチャール(インド)

アチャール出典:oceans-nadia.com

「アチャール」は、インドやネパールなどで広く食されている漬物です。
アチャールは、ポルトガル語でピクルス、つまり漬物の意味の言葉。

アチャールは、野菜をスパイスやマスタードオイル、ビネガー、塩などに漬け込んだものです。本場でもカレーとセットで食べられることが多く、地域によってさまざまな味わいの種類のアチャールがあるそう。

人気漬物のおすすめお取り寄せ3選

続いては、通販などで人気のお漬物をご紹介します!

漬物グランプリで日本一にも輝いたことがある漬物もありますよ♪
お取り寄せして、美味しいと言われる漬物の味を試してみてくださいね。

竹内農産 クラシックスモーク野沢菜

竹内農産 クラシックスモーク野沢菜出典:takeuchi-t.stores.jp

「竹内農産(たけうちのうさん)」の『クラシックスモーク野沢菜(くらしっくすもーくのざわな)』は、漬物グランプリ2021で一位に輝いた漬物です。
醤油で味付けた野沢菜の古漬けを、桜のチップでいぶして燻製に。お酒のおつまみにもぴったりです♪

全国各地の漬物から選ばれたグランプリ。日本一美味しい漬物を探している方は、ぜひ試してみてくださいね。

竹内農産 クラシックスモーク野沢菜

¥1,134〜

販売サイトをチェック

すなお食堂 九州きゅうり醤油漬け

すなお食堂 九州きゅうり醤油漬け出典:sunao831.com

「すなお食堂(すなおしょくどう)」の『九州きゅうり醤油漬け(きゅうしゅうきゅうりしょうゆづけ)』は、楽天市場などの通販サイトで常にランキング上位にある漬物です。
宮崎産の新鮮なきゅうりを甘い九州の醤油で漬け込みます。生姜と唐辛子も加えられ、シンプルながらも甘辛くて食欲をそそると評判の味です♡

口コミが高評価で、リピーターも多い人気商品。素材の良さと甘い味付けで、家族みんなが安心していただけます。

すなお食堂 九州きゅうり醤油漬け

¥432〜

販売サイトをチェック

土井志ば漬本舗 7種類セット

土井志ば漬本舗 7種類セット出典:item.rakuten.co.jp

100年以上の歴史を持つ、京都の老舗漬物屋・「土井志ば漬本舗(どいしばづけほんぽ)」。

京都三大漬物のしば漬け・千枚漬け・すぐき漬けなどをはじめとし、さまざまな漬物を取り扱いしています。ネット通販でもお取り寄せ可能で、いろいろな味を楽しめる、お得なセット売りが人気。
京の伝統の味をいただきたいときに、おすすめです。

土井志ば漬本舗 7種類セット

¥3,240

販売サイトをチェック

いろいろな種類がある漬物を家族で美味しくいただきましょう♪

食卓に並んだ3種類の漬物出典:www.shutterstock.com

漬物は、材料や作り方・漬け方など、種類によってさまざまな違いがあります。
日本全国、あるいは世界のいろいろな漬物を、家族と一緒に食べてみてくださいね。
もっと好みの漬物に出会えるかもしれませんよ♡

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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