日焼けには早めのアフターケアが重要!
うっかり日焼けをしてしまって大後悔!ということは誰にでもありますよね。
もう遅いかもと不安になりますが、アフターケアをきちんとすることで早く治すことが可能です。
ここではまず、日焼けの基礎知識をチェックしましょう。
日焼けは軽いやけど状態
日焼けは、肌が軽いやけど状態になっています。紫外線によって皮膚が炎症を起こしているのです。
軽いとはいえやけど状態なので、適切な対処が必要になります。
日焼けには大きく分けて『サンバーン』と『サンタン』の2種類があります。
サンバーンは、日に当たって2〜6時間後に赤くなる日焼けのこと。対してサンタンは、赤い日焼けが消えた後に現れる、黒っぽい日焼けです。
黒くなる人と赤くなる人の違い
日焼けをすると、肌が黒くなる人と赤くなる人がいます。
黒くなる人は、日焼け直後はあまり赤くならず、サンタンの症状が強いのが特徴です。
メラニンを作る力が高く肌が黒くなりやすい一方で、メラニンが紫外線から守ってく れるメリットがあります。そのため、実は肌の炎症やシミ・シワなどの光老化が出にくいのです。
肌が赤くなる人は、日焼け直後はヒリヒリと赤くなるサンバーンの症状が強く出ますが、数日で元に戻ります。
メラニンを作る力が弱く、実は紫外線のダメージを受けやすいのです。
そのため、日焼け後は黒くならないものの、少しずつダメージが溜まっていき、光老化に繋がりやすくなっています。
早く治すには素早いアフターケアを
日焼け直後は炎症を起こしている状態なので、素早く適切な対処をすることが大切!
日焼けの後のケアを何もせずに放置してしまうと、紫外線ダメージも蓄積されてしまいます。
そうするとシミやシワ、たるみなどの原因になり、肌の老化を早めてしまうことに繋がりかねません。
またサンバーンは、皮膚の皮むけが起きることもあります。
シミなどの原因となるメラニンは、紫外線を浴びてから3日めごろから増え始めるとされています。
そのため、72時間以内の素早いアフターケアが重要になってくるのです。
日焼けしたあと黒くならない方法は?アフターケア4つのポイント
日焼けの後のケアのポイントは、以下の4つです。
- 冷やす
- 保湿する
- シミ予防
- 内側からのケア
順番に詳しく解説します。
日焼けの後のケア①まず冷やす!
まずは、肌のほてりが鎮まるまで冷やしましょう。日焼け後になるべく早く冷やすことがポイントです。
流水や濡れタオル・保冷剤を、日焼けした部位に当てて冷やし、炎症が進むのを止めましょう。
肌に刺激を与えないように、保冷剤は濡れタオルに包むと◎肌を擦らないよう摩擦にも気を付けて。
でも冷やしても我慢できないほど痛い・水ぶくれができたなどの場合は、皮膚科を受診して対処してくださいね。
また、同じところを長時間冷やすと凍傷になるおそれもあるので注意が必要です。
日焼けの後のケア②たっぷり保湿!
肌のほてりや赤みが落ち着いたら、たっぷりと保湿しましょう。
日焼け後は、肌が乾燥して脱水している状態です。
肌負担の少ない化粧水やローションを選んで、やさしくたっぷりと水分を補いましょう。
日焼けの後のケア③落ち着いたらシミ予防!
数日して日焼けが落ち着いたら、シミ予防の対策をしましょう。
メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ美白アイテムを取り入れてケアをすると◎
日焼けしてから少なくとも約1か月間は、美白ケアアイテムを使うことをおすすめします。
日焼けの後のケア④内側からもケア!
紫外線から身体を守るためには、内側からの対処も重要です。水分をたっぷりと補給し、食事にも気を付けてみましょう。
日焼け後のミネラル不足には、ミネラルウォーターがおすすめです。
また、ビタミンCやEが多く含まれた食材やサプリメントを摂ることで、新陳代謝が活発になり、肌のターンオーバーを促してくれます。
緑黄色野菜やナッツ類、フルーツなど、積極的に食事に取り入れてみましょう。
パーツ別!日焼けのアフターケア
日焼けの後のケアは、パーツに合わせてすることが大切です。
ここからは、パーツ別の対処法・アフターケアをチェックしましょう。
顔(肌・唇など)のアフターケア
クールダウンして化粧水で保湿するときには、パッティングするのは避けましょう。コットンパックでやさしく保湿するのがおすすめです。
ケアを忘れてしまいがちなのが唇です。乾燥しやすくなっているので、ワセリンやリップクリームでこまめに保湿しましょう。
体(腕・首など)のアフターケア
まずは濡れタオルなどでクールダウン。入浴するときも、赤みやヒリヒリがあるうちは、ぬるめのシャワーがおすすめです。
肌にやさしいボディソープで、摩擦しないように洗いましょう。
剥けてきた皮を剥がすのはNG!皮むけは気になるかもしれませんが、ローションやクリームでたっぷりと保湿し、自然に剝がれるまでガマンして。
髪の毛・頭皮のアフターケア
髪の毛や頭皮も、肌と同様に紫外線のダメージを受けます。頭は日光を受けやすく、日焼けがしやすいのです。
濡らしたタオルで頭を覆ってクールダウンさせましょう。保冷剤を直接あ頭皮に当てたり、水圧の強いシャワーをかけたりするのはNGです。
頭皮に嫌みを感じるときは、シャンプーを使わずにぬるま湯で洗いましょう。
髪の毛も頭皮も、摩擦に気を付けながら洗う・乾かすことがポイントです。
日焼けのアフターケアアイテムおすすめ7選
ここからは、日焼けのアフターケアにおすすめのアイテムをご紹介します。
日焼け直後のヒリヒリケアから、保湿ローション、美白ケアアイテムまで集めました!
メディケア パンパス軟膏
メディケア パンパス軟膏は、ヒリヒリした日焼けに使える市販薬です。
日焼けにより炎症を起こして痛みかさつく肌を、効果的に治療します。しみにくく、塗り広げやすい軟膏タイプです。
レジャー後など、すぐに病院へ行くことが難しい場合にも◎
メディケア パンパス軟膏
¥1,540
CENQUR モイスチャーミストALN
保湿力が高く、日焼けのアフターケアにぴったりなアロエ。ジェルもおすすめですが、スプレータイプも使いやすいですよ。
CENQUR(センクウ) モイスチャーミストALNは、人気のアロエジェルローションスプレーです。手の届きにくい背中も保湿できるのが◎
プチプラも嬉しいですね。
CENQUR モイスチャーミストALN
¥437
ザーネ スキンローション
ザーネ スキンローションは、ヒリヒリしない弱酸性の薬用ローション。顔や首、身体など、全身の保湿ケアにおすすめです。
有効成分のビタミンEとグリチルリチン酸ジカリウムを配合し、日焼け後のほてりにうるおいを与え、健やかな肌へ導きます。
ザーネ スキンローション
¥1,155
ナチュリエ ハトムギ化粧水 スキンコンディショナーR
低刺激のナチュリエ ハトムギ化粧水も、日焼け後の肌の保湿にぴったり。浸透力に優れ、角層をうるおいで満たしてくれますよ。
ハトムギ化粧水をたっぷりと浸したコットンでのパックもおすすめです。
プチプラで全身に惜しみなく使えるのも嬉しいポイントです。
ナチュリエ ハトムギ化粧水 スキンコンディショナーR
¥748
HAKU メラノフォーカスEV
美白アイテムといえば、HAKU(ハク) メラノフォーカスEVではないでしょうか。
2種類の美白有効成分、4MSK・m-トラネキサム酸を配合し、うるおった透明感のある肌へ導きます。
クリーム状の美白美容液でシミ・そばかすはもちろん、乾燥や肌荒れが防げるのも嬉しいポイントです。
HAKU メラノフォーカスEV
¥11,000
IOPE グルタ ビタミンC トーニングアンプル
IOPE(アイオペ) ザ ビタミンC23は、韓国で人気の美白美容液です。ビタミンCとE、プロレチノールを配合し、抗酸化作用が期待できます。
年齢を重ねた肌にうるおいを与えるエイジングケアとしてもおすすめですよ。
IOPE グルタ ビタミンC トーニングアンプル
¥6,600
トランシーノ ホワイトCクリア
内側からのケアには、サプリや内服薬を取り入れてみましょう。
トランシーノ ホワイトCクリアは、シミ・そばかすを緩和する医薬品です。
過剰なメラニンの生成を抑えるL-システインを240mg、ビタミンC1000mgが配合され、日焼けによる色素沈着にも高い効果が期待できます。
トランシーノ ホワイトCクリア 120錠
¥2,860
日焼けは素早く適切にケアして早く治しましょう
うっかり日焼けしてしまったら、素早く適切なアフターケアが重要です。そうすることで、治るまでの期間が短く済み、肌を健やかに保てます。将来の肌も、日焼け後のケア次第で大きく変わってくるでしょう。
ぜひこの記事を参考にして、日焼けのアフターケアをしてくださいね。
監修◆三輪菜つ美(みわなつみ)
美容皮膚科医、日本抗加齢医学会専門医 「LonaLona CLINIC(ロナロナ クリニック)」院長
自身が研修医時代に経験した肌荒れから、分子栄養学に基づいた食事療法にて、美肌と体質改善を達成。肌と食事の大切さを痛感し、根本的な解決を目指した診察を日々行っている。
2019年2月、女医が教えるシンプルケア 「ラメラの秘密」を幻冬舎より出版。 講演、TV、ラジオ、雑誌、webなど幅広く活躍中。
LonaLona CLINIC
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※Amazonのアソシエイトとして、4yuuuは適格販売により収入を得ています。