起床時に腰痛や疲れを感じるならマットレスの見直しを!
眠ったはずなのに、起きたときに「腰がいたい…」「疲れを感じる」という人は、マットレスを見直してみてもいいかもしれません。マットレスは快眠のため取り入れている人が多いと思いますが、合わないマットレスでは、その利点が少なくなります。
自分に合ったマットレスは正しい寝姿勢をサポートし、また寝ているときにかかる体圧を分散してくれます。しかし合っていないマットレスだと、体の一部に負荷がかかり、体を痛めることも。特に腰は体のなかでも寝ているときに一番負荷がかかるため、痛めやすい場所です。
快眠マットレスの選び方
快眠マットレスの選び方を紹介します。自分に合うものを見つけて、良質な睡眠を手に入れましょう!
とても重要!マットレスの種類をチェック!
マットレスの種類はいくつかあり、メーカーによる特徴が出やすいところです。種類によって使い心地も変わるため、こだわりたいポイントです。もちろん同じタイプのマットレスでも商品によって寝心地が異なることも多いので、ここでは基本的な特徴を紹介します。
- スプリングタイプ…コイル入りで、厚みがあるものが多いです。
- ボンネルコイルマットレス…弾力があり、硬めの寝心地。通気性が良いのも特徴です。
- ポケットコイルマットレス…体圧分散性に優れ、体へのフィット感も有ります。ただ通気性はあまりよくありません。
- ウレタンタイプ…クッション性がありますが、通気性はスプリングタイプより劣るものが多くなります。
- 低反発…寝姿勢にあわせてフィットします。柔らかい寝心地ではありますが、それゆえ寝返りがしにくいタイプです。
- 高反発(ウレタンも樹脂も)…低反発よりもフィット感がないものの、適度な硬さで寝返りしやすいタイプ。体圧分散性があり、耐久性が高い商品も多いです。
- 高反発ファイバータイプ…他のものと比べると、フィット感や体圧分散性が低いものの、通気性がよく水洗いができます。一緒に寝る子供・ペットなどのおねしょ対策にも便利。
- ラテックスタイプ…低反発と高反発のちょうど中間ぐらいの寝心地です。通気性はよくありませんが、耐久性が高いタイプです。
マットレスの種類は、それぞれ以上のような傾向があります。
ただ作り方が少しでも異なると、それだけで寝心地が変わってくることも。
そのため、どんな寝心地なのか、自分に合う種類は何なのかを確認するためには実際に体験してみるのが一番です。
何人で寝る?マットレスの大きさをチェック!
マットレスのサイズは、自分の体型や一緒に寝る人数で決めましょう。
マットレスは一人で寝る場合、身長よりも25cm以上長く、寝返りや多少の移動を考慮して肩幅の3倍以上あると、ゆったりと寝転がれるといわれます。
サイズ展開は商品によって異なりますが、基本はシングル・セミダブル・ダブル・クイーン・キング。
ダブル以上は2人以上で横になることができ、クイーンやキングサイズは家族(3人程度)で寝ることも可能ですよ。
どこで使う?マットレスの厚みをチェック!
マットレスは、どこで使うかによって厚みを変えましょう。
まず7cm以下のマットレスはトッパーとも呼ばれ、他の布団・マットレスなどと合わせて使います。
折りたたみタイプであれば、使わないときはたたんで収納することも可能です。
7cm〜20cm程度の厚さのマットレスは、1枚で使うこともできます。ウレタンマットレスは、この程度の厚さのものが多くなります。
14cmぐらいまでは、すのこベッドの上にも敷きやすいサイズ感でしょう。
20cm以上のものは、ほとんどがスプリングタイプ。
ベッドマットレスとして使われ、厚みがあればあれほど高額傾向です。
特に30cm以上のものは高級マットレスで、寝心地も良いものが多いようです。
長く使える?耐久性をチェック!
マットレスには、寿命があります。種類によって異なりますが、スプリングタイプは6〜10年、低反発ウレタンは3〜5年、高反発ウレタンは6〜8年程度と言われています。
高級マットレスであれは、長く使用できる素材を採用しているため、10年以上もつことも。そうなると購入時にお金がかかったとしても、最終的に長く使えることでコスパも良くなりますね。
ただ、やはりどんなものでも経年劣化するもの。マットレスのフィット感がなくなった、体が痛くなり始めたなど、そんな変化を感じたら、マットレスを見直してもいいかもしれません。
腰痛?疲労感?お悩み別快眠マットレスの選び方
腰痛や疲労感があるときは、以下のポイントに気をつけてマットレス選びをしましょう。
まず腰痛の人は、腰に負荷がかかるマットレスは避けましょう。体圧分散性の低いマットレスはもちろん、硬すぎたり柔らかすぎたりするのも、腰に負担がかかります。
起き抜けに疲れを感じるときは、熟睡できていないことが考えられます。その場合、正しい寝姿勢で寝ることと寝返りの打ちやすさが大切。そのためには、ほどよいフィット感のあるマットレスがおすすめです。
快眠マットレスのおすすめランキングTOP5
おすすめの快眠マットレスを紹介します!
ここではネット通販で売れ筋のマットレスを、その特徴などをもとに独自にランク付けしています。
第5位 シモンズ社 ゴールデンバリューマットレス
- 商品名:シモンズ ゴールデンバリュー マットレス
- 素材:−
- 種類:ポケットコイル
- サイズ展開:シングル・セミダブル・ダブル・クイーン
- 厚み:29.5cm
- 硬さ:標準
高級ホテルでも採用されるシモンズのマットレス、そのなかで最もスタンダートなマットレスがゴールデンバリューです。
シモンズ独自のポケットコイルは、正しい寝姿勢をサポートし、毎日スッキリと目覚めることができます。
疲労感なく快適に朝目覚めたい人以外に、ポケットコイルは寝返りなどの振動が隣に伝わりづらいため、複数人で寝る場合にもおすすめです。
第4位 AINEXT社 SLEEPMADE BLUE(スリープメイド ブルー)
- 商品名:AINEXT SLEEPMADE BLUE
- 素材:ウレタンフォーム
- 種類:高弾性・高反発ウレタン
- サイズ展開:シングル・セミダブル・ダブル
- 厚み:4cm
- 硬さ:硬め(140ニュートン)
楽天の総合ランキングでナンバーワンになったこともあるのが、こちらのAINEXT(アイネクスト)のSLEPPMADE BLUE(スリープメイド ブルー)高弾性・高反発ウレタンマットレスです。
寝返りをスムーズにし、腰や肩への負担を和らげる高い反発弾性を持ちながら、厚さは約4cm!その薄さは、今使ってる敷き布団の上に敷いたり、ベッドマットレスの上に敷いたりできるタイプを探している人にもおすすめです。またリーズナブルな価格帯なのも魅力。
第3位 Achilles社 キルト高反発マットレス
- 商品名:キルト高反発マットレス
- 素材:ウレタンフォーム
- 種類:高反発ウレタン
- サイズ展開:シングル・セミダブル・ダブル
- 厚み:10cm
- 硬さ:硬い(140ニュートン)
ウレタン発泡メーカーのAchilles(アキレス)がつくる高反発ウレタンマットレス。復元性が高いため、寝返りをスムーズに行え、耐久性もあります。
また3つ折りタイプで、どんなところでも使用しやすいタイプです。
小さいお子さんがいるご家庭であれば、プレイルームとなるフローリングに敷くのもおすすめ。
またある程度厚みもあるので、布団の下やベッドマットレスとしても利用できます。
第2位 エアウィーヴ社 マットレス
- 商品名:エアウィーヴ
- 素材:ポリエステル
- 種類:エアファイバー
- サイズ展開:シングル・セミダブル・ダブル・クイーン・キング
- 厚み:約6cm
- 硬さ:肩まわりが柔らかめで、体部分は標準的
エアウィーヴのマットレスのなかで最も標準的なタイプです。薄めのマットレスで、ベッドマットレスの上や敷き布団の上などにも重ねやすいでしょう。
エアウィーブの独自素材・エアファイバーは復元性が高く、正しい寝姿勢をサポート。
同時に寝返りもしやすいため、スッキリ目覚めたい方におすすめです。
またカバーが取り外し可能で洗濯もできるので、いつも清潔にしていたい場合にもピッタリです。
第1位 ニトリ 圧縮ポケットコイルマットレス
- 商品名:圧縮ポケットコイルマットレス
- 素材:ポリエステル
- 種類:ポケットコイル(スプリング495個)
- サイズ展開:スモールシングル・シングル・セミダブル・ダブル・クイーン
- 厚み:20cm
- 硬さ:標準
ニトリの圧縮ポケットコイルマットレスは、体圧分散性に優れているため快眠したい人にピッタリ。
また他メーカーと比較しても値段が安いニトリは、リーズナブルな価格でマットレスを探しているときにおすすめです。
また側面の生地には3Dメッシュが採用されており、通気性がよくないと言われるポケットコイルの問題点をカバーします。
快眠のために知っておきたいマットレスの正しい使い方
快眠を実現するためには、マットレスの正しい使い方を知っておくことも大切です。
マットレスは素材によって通気性の良し悪しが変わりますが、どちらにしろ合わせてカビ対策になる除湿シートを敷くのがおすすめ。
床に敷く場合でも、ベッドマットレスとして使用するときも、マットレスと除湿シートの組み合わせを利用しましょう。
ベッドマットレスには、汗取り効果のあるベッドパッドを利用するのも◎
また敷き布団と一緒にマットレスを使う場合は、重ねることが専用のオーバーレイあるいはトッパーを選びましょう。
そうすることで高すぎず、快適な寝心地の寝床ができあがります。
快眠マットレスで気持ちよく目覚めましょう♪
マットレスの役割の一つは、寝ているときの体圧分散です。いろいろなマットレスがありますが、どんな悩みを解消したいのか、どのぐらいの硬さが良いのかなど、自分の状態に合った寝心地のものを選びましょう!
人生の3分の1は寝ているという話もあります。マットレスなどの寝具は、ぜひこだわりを持って購入したいですね。
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