卒園するとき先生に個人的なプレゼントは贈ってもいいの?
保育園や幼稚園を卒園するとき、お世話になった先生に贈り物をしたいと考える卒園児ママは多いでしょう。
でも、個人的なプレゼントをそもそも渡しても良いのか、悩んでしまうかも。
先生へのプレゼントはクラスや学年の保護者一同で渡す場合もあるので、個人的なものは渡さないママも多くいます。
もちろん、必ずプレゼントをしなくてはいけないということはありません。
でも、もし感謝の気持ちを込めて個人的に贈り物をしたいのであれば、次にご紹介する2点を確認したうえでプレゼントをすると安心ですよ。
保育園・幼稚園に決まりがないか確認
園によっては、そもそも先生への個人的な贈り物がNGである場合があります。
まずはそういった決まりがないかを、園長先生に確認してみましょう。
とくに、公立の園の先生は公務員なので、基本的には品物を受け取ることができません。
せっかく用意したプレゼントを受け取ってもらえないのは、お互いに気まずい思いをしてしまいますね。
そんな残念なことを防ぐためにも、園の決まりは必ず確認することをおすすめします。
品物はNGでも、手紙やメッセージカードならOKということもありますよ。
先輩ママにもリサーチしてみよう
園側は贈り物がOKであった場合も、暗黙のルール的にママの間ではNGになっていることも。
保護者一同で先生へプレゼントする場合は、とくに注意が必要です。
個人的なプレゼントをしてもいいのか、禁止されているものはないかなど、先輩ママに聞いてリサーチしておきましょう。
先生がもらって嬉しいプレゼントはどんなもの?
感謝の気持ちを込めて渡す贈り物は、喜んでもらえるものをプレゼントしたいですよね。
先生がもらって嬉しいプレゼントは、おもに以下の6つ。
- ボールペンなどの文房具
- エプロン
- タオル・ハンカチ
- 写真や手作りアルバム
- 手紙や園児の描いた絵など
- お菓子
実用的なものや園児からの手紙は、やっぱり喜んでもらえます。
それぞれ詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください♪
ボールペンなどの文房具
ボールペンなどの文房具は実用的なので、先生はいくつあっても嬉しいものです。
特に好きなキャラクターなどの可愛い文房具は、園児ウケも◎
また安価であるため先生も受け取りやすいでしょう。
ボールペンに先生の名前を刻印したり、印鑑付きにしたりすることもできます。
オリジナリティがあるので、きっと喜んでくれますよ。
ほかにも付箋やメモ帳、カラーペンなどは使うことが多いのでおすすめです。
ラメ入りや珍しい色のカラーペンは、絵を描くことが好きな先生へぴったりですね。
エプロン
園によっては、エプロンを先生自身で用意していることもあります。
年度始めには新しいものに替える先生もいるので、エプロンのプレゼントは喜んでもらえるでしょう。
可愛いキャラクターのデザインは、先生も園児もテンションアップ。
ボタンタイプやポケット付きだと先生も使いやすいですよ。
園で指定された形などがあるかもしれないので、念のためリサーチしてみるのがおすすめです。
ただ、文房具などに比べ少し値が張ってしまいます。
受け取りづらく感じてしまう先生もいるかもしれないので、ママ友と数人で贈るなどしても良いかもしれませんね。
タオル・ハンカチ
手を洗うことの多い先生は、タオルやハンカチを使う頻度も高いです。
夏場には汗を拭いたり、1日1枚では足りないことも。そんなタオルやハンカチは、何枚あっても助かりますよね。
園で使うものなので可愛らしいデザインが喜ばれるのはもちろんですが、吸水性の高い質の良いタオルもおすすめです。
またギフトにぴったりの、花束やケーキ風にラッピングされているものもあります。
名前やイニシャルの刺繍がされているタオルも喜んでもらえそうですね♪
写真や手作りアルバム
園児と先生が一緒に写った写真もおすすめです。写真立てに入れてプレゼントするのも◎
メッセージカードを添えるとなお良いですね。
また、アルバムを手作りすることも、記念になるので卒園のプレゼントにぴったりです。
100円ショップで可愛いシールなどの材料が揃えられ、簡単に作れますよ。
入園当初や行事の時の写真などで作ったアルバムは、先生にとっても思い出を振り返ることのできる嬉しいアイテムです。
子どもも一緒に頑張って作れば、先生もきっと喜んでくれますよ。
手紙や園児の描いた絵など
園児の書いた手紙や絵は、成長を感じることができ先生も嬉しいものです。
金メダルを工作して、子どもから先生に渡してあげるのも良いですね。
普段は渡す側なので、先生にとって印象深いプレゼントになりそうです。
また、保護者からの手紙やメッセージを添えるのもおすすめです。
ママからの感謝が綴られた手紙は、嬉しいだけでなく今後の励みにもなります。
これまでのことを思い返しながら書く手紙は、書きながら涙してしまうかも。
ほかにプレゼントを用意する場合でも、手紙やメッセージを添えると喜んでもらえますよ。
お菓子
お菓子のプレゼントもおすすめです。
コンビニでは買えないような、おしゃれなお菓子や小さめのギフト用箱菓子は喜ばれます。
和菓子と洋菓子のどちらが好みか、好きなタイプのお菓子はなにかなど、さりげなくリサーチしてみましょう。
また、クッキーなどを子どもと手作りするのも良いのですが、衛生面からも避けたほうがベターかもしれません。
でも先生は、子どもが手作りしたものは嬉しいもの。
子どもが手作りのお菓子をプレゼントしたいなら、ママがしっかりサポートしながら作ると良いでしょう。
先生へプレゼントするときのマナーにも気を付けて
先生への個人的なプレゼントを贈るときは、気を付けておきたいマナーがあります。
お互いに気持ちよく受け渡しするためにも、気持ちよく卒園するためにも、マナーを守ることは大切です。
ここでは、少し気を付けておくと安心なマナーを紹介します。
先生が受け取りやすい金額のものを
先生へ個人的に渡すプレゼントは、先生が受け取りやすいものを用意することが大前提です。
感謝の気持ちが大きいからといって、高価なプレゼントは先生も気が引けてしまいますし、受け取れないこともあるでしょう。
お返しなど気を使わせてしまうかもしれません。
500〜1,000円くらいの金額のプレゼントなら渡す側の負担も少なく、先生も気持ちよく受け取れます。
プレゼントを渡すタイミングを考えておく
プレゼントを渡すタイミングにも注意が必要です。
例えば卒園式の日は、先生は朝から忙しく、終了後も写真を撮ったりバタバタとしているでしょう。
ゆっくりと感謝を伝える時間がないかもしれませんし、ほかの保護者の目も気になるところ。
卒園式の日に渡したいのであれば、謝恩会の後などがよいでしょう。
一旦帰宅したあとに再度渡しに行くと良いかもしれませんね。
また、卒園式のあとにも登園する日があれば、最終登園日にこっそり渡すと感激もひとしおです。
いずれにしても、先生が忙しくないようなタイミングで渡すように気を付けましょう。
卒園時のプレゼントは先生が受け取りやすいものを♪
園児だけでなく、ママもお世話になる先生。卒園時には、感謝の気持ちを伝えたいですよね。
個人的なプレゼントを渡すなら、先生が受け取りやすいものを贈りましょう。タイミングを見計らって渡すことも忘れずに。
そうすれば、お互いに気持ちよく受け渡しでき、感謝の気持ちも伝わります。
子どもからの手紙はもちろん、ぜひママからのメッセージも添えてくださいね。
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