4yuuu!新連載「コーチ・リリィのNEW ME SALON!」
姉妹サイト4MEEEで話題の企画『コーチ・リリィのNEW ME SALON!』が、ついに4yuuu!にも上陸♪
子育て・キャリア・自分の人生……と日々様々なジャンルのお悩みを抱えるオトナ女性達に、“自分と向き合うことの大切さ”を伝えるための企画です。
「子育ては楽しいけれど、自分の時間を楽しめていない。」
「子どもと一緒にいる時間は幸せだけど、社会で認められたい!」
「家庭に不満があるわけじゃないのに、他人の家と比較してしまう……。」
そんな風に、一見充実した毎日を送っていても、漠然とした不安や悩みを抱えている方は多いはず。
「コーチ・リリィのNEW ME SALON!」では、今話題の『コーチング』を体験して、自分の中にある正体不明なお悩みをクリアにしていく女性達の姿を追います!今まで言葉にできなかった不安や、想像で終わってしまっていた理想を口に出すことで見えてきた、“彼女達の本当の目標・幸せ”とは何なのでしょうか。
What is 『コーチング』?
「そもそも、コーチングって何?」と不思議に思う読者さんへ、簡単に解説!
コーチングとは、「自分自身が心から欲しいと願う状態や心から好きだと思える人生を、最短で手に入れてもらう為のツール」。コーチングセッションを通じて自分自身を深く理解し、自信を高め、行動を改善しながら自らゴールを達成していくことをサポートします。
コーチングを受ける方の数は年々増加中!人生観やライフスタイルが多様化している時代なので、“自分を知り、自分らしい人生を送りたい”と願う方がより増えているのかもしれません。
“NEW ME SALON”を開講してくれるのは、コーチ・リリィさん。ハワイ島と東京の2拠点で20〜30代女性を対象としたコミュニケーショントレーナー/ライフコーチとして活躍中。
コーチング体験の流れは意外とシンプルです。
【コーチングセッションの基本的な流れ】
STEP1 コーチ・リリィさんが、悩みを抱える女性に向けて様々な質問を投げかけます。
STEP2 女性は、その質問に応答することで“自分の中にある本当の答え”を導き出すのです。
それでは早速、4yuuu!のママ読者が体験したコーチングセッションの様子を覗いてみましょう♪
「怒るのがニガテ……娘の上手な叱り方がわかりません。」
「コーチ・リリィのNEW ME SALON!」4yuuu!連載第1回目に登場してくれるのは、モデルの丸山悠美(まるやまゆみ)さん。
小学生の娘さんをもつ母でありながら、人気モデルとして活躍する彼女。ツヤツヤなロングヘアーとスレンダーなボディが魅力的で、笑顔たっぷりの柔らかな表情は「まるで女神」との声も。完璧ママなユミさんですが、「子育て」で悩んでいることがあるそうなんです。
お悩み▶︎「ダメなことをした時はきちんと怒りたいのに、子どもの叱り方がわからないんです。」
私は普段から、あまり感情的にならないし怒らないタイプなんです。でも、子どもがいけないことをした時は「ママは怒っているんだよ」ってきちんと伝えるべきだなと思っていて、叱るようにしています。ですが、自分なりに頑張っていても怒るのがヘタなようで……(笑)、あまり伝わっていない気がするんです。話の要点がまとまらないまま先に怒りの感情を出してしまうから、話しながら「あれ、私何が言いたいんだっけ?」って自問自答することも。そうすると、子どもはポカーンとしていて、なぜ怒られているのかを理解していないんです。
「怒り方がわからない」のが悩みなんですね。ユミさんは、上手な叱り方ができるようになって、どんな風になっていきたいと思いますか?
子どもに対してだけでなく誰に対しても同じで、“伝えたいことが伝わらない”ことがよくあります。話し上手になって、自分の伝えたいことを伝えられるようになりたいです!
なるほど。じゃあ、「怒っているとき」だけでなく、自分の気持ちを伝えられるようになりたいんですね!では、それが実現できたらユミさん自身にはどんな変化が訪れると思いますか?
意思疎通がスムーズになれば、お互いへの理解が深まって、より親密な関係が築いていけるんじゃないかなって思います。あと、私はよく自分の行動を振り返って、「あの時こうすれば良かった」と落ち込んで自己嫌悪に陥ってしまうことがよくあるから、そういう自分も変えたいって思っています……!そうしたら、今よりもっと笑顔で過ごせる時間が増えるだろうな。
では、これまでお話ししてくれた内容で、今最もやりたいことはなんですか?
一番できるようになりたいのは、「お互いの理解を深めること」ですね。
「自分の気持ちを上手く伝えらるようになって、お互いへの理解を深め合うことができる。」これができるようになったユミさんを想像してみましょう。どんなユミさんになっていますか?
う〜〜ん……「どんな」って難しいですね(笑)!「お互いの理解を深めること」ができる私は、相手の気持ちをもっと考えていて、後ろを振り返ることもなくなる。みんな前を向いていて、みんな楽しい気持ちでいられそう……!
「みんな」と繰り返し出てきましたが、今誰を想像しましたか?その人とはどんな関係でしたか?
娘や旦那さん、家族のことを想像しました。家族との関係は理想的で、ケンカがなくて平和。お互いに誤解が生まれていなくて、笑顔がありました。
今はどのような関係でしょうか?
今は、子どもを叱るとその後の家の空気がドンヨリ暗くなってしまいます。のちのち、私の怒り方がダメだったのかもと猛反省して……。叱るのは必要なことだけど、空気が悪くなるのはよくない状態だなって思っています。
空気が悪くなってしまうんですね。叱らなきゃいけない状況に陥った時、どうするのが理想だと思いますか?
なぜ怒っているのか「上手に伝える」ことが重要なんだろうと思っています。今の私は自分目線で言葉を発しているので、もっと相手のことを考えられるようになりたいです。「この人には、なんて言ったら伝わるかな?」「この人は、どんな言葉で伝えたら受け止められるかな?」ってことをもっと考えられるようになれたらいいな。そうしたら、お互いストレスがなくなるし、より良い関係になれる気がします。
うん、今もとっても仲良しな家族に見えますが、それができたらより良い関係になれそうですね!では、どんな状態になれば「相手のことを考えられているな」って思えますか?
例えば、娘がいけないことをしたとして「叱っている最中」は良い気持ちになることはできないと思います。だから、「叱った後」が重要なんじゃないかな。娘は怒られた後、私は怒った後にお互い嫌な気持ちやわだかまりが続いていない状態だったら、「相手のことを考えて上手に伝えられたな」って思えます!
“人との向き合い方が上手”な、理想の人は……
ユミさんの周りに、「相手のことを考えて上手に伝えられる」ことが上手にできているなって思う人はいますか?その人はどんな人ですか?
私の母がそうです。感情的にならず、ずっと優しい人。何事も一方的ではなく、相手の言葉をうまく引き出しながら自分の気持ちも伝えられているなって感じます。私が小さかった頃のことを思い出してみると、いつも母は「上から下に物を言う」のではなく「同じ横の目線」でいてくれました。だから、怒られても萎縮することはかったんですよね。常に笑顔で、広い心で受け止めてくれる母が、理想像です。
そうなんですね。そんな理想的なお母さまに、怒られた記憶はありますか?少し不思議な感覚かもしれませんが、「ユミさんを叱っていた当時のお母さんの気持ち」になって考えてみましょう!目の前には、当時の自分がいます。どんな気持ちで言葉をかけていますか?
もうずいぶん昔のことですが「あなたのことを信頼しているから、好きにしていいよ。」って言ってくれていたと思います。自分の思い通りの子どもになってほしいと願うことはなく、子ども自身を信頼してくれている人でした。
いいですね!じゃあ今後は、今の娘さんに気持ちになってみましょう。ユミさんが怒っていることに対して、娘さんはどう感じていると思いますか?
娘は、「なんでこんなに怒っているんだろう」「そんな顔しないでほしいな」と思っているんじゃないかな……。今改めて娘の気持ちになって考えてみると、ちょっと口出ししすぎてしまったのかもと思えてきました。私が心配性だから、先回りして色々気にして声をかけてしまうんですが、娘からしたら「自分でやってみたいから、何も言わないで」って思っているかも。
なるほど。じゃあ、何か言葉をかけてあげるんじゃなくて、黙って見守ってあげたいなって思うんですね!
はい。今まで、娘の気持ちになって考えていたつもりだったけど、考えられていなかったんだな。これからは、黙ってゆっくりみていられるようにもっと自分に余裕を持っていたいです……!
心配で怒ってしまいそうな時は、「手をぎゅっと握る!」
気持ちに余裕を持ちたいと思っていても、実際に怒っているときや感情が高ぶっているとき「相手が何を思っているか」を丁寧に考えられないこともありますよね。なので、もしもそれが起きた時に気持ちを落ち着かせる方法を考えてみましょうか!何をしたら良いと思いますか?
「ひぃおばあちゃんの気持ちになる」と、広い心でいられる気がします(笑)。怒りのボルテージが上がりそうになってしまったときは、ちょっと待ってと自分に言い聞かせて、ひぃおばあちゃんになったつもりで娘に接したい。そうすれば心穏やかでいられそうです。あと、怒りそうになってしまった時は娘と一度握手してみようかな?叱るときもまずは娘の手を握って、心を落ち着かせてから話し始めたいです!
すごくいいアイディアですね!いつからやりましょうか?
早速試そうって思うのはおかしいけれど(笑)、怒りそうになったら今日からすぐ実践します!触れ合うって大事ですよね。
触れ合うって素敵ですね。この行動によって、ユミさんご自身だけでなく、きっと娘さんの気持ちも落ち着くと思いますよ!
そうですね、すごい!一人で考え事をしている時にアイディアを思いついても、絶対自分で実践しようと言う気持ちにまでできなかったです。なんだか考えていたことが整理できて、とっても明るい未来が見えてきました!ありがとうございました。
相手の気持ちになって考えたら、見えてきたもの
「叱り方がわからない」「気持ちをうまく伝えられない」と悩んでいたユミさん。
日々お子さんと接していると、心配からついつい口うるさく指摘してしまったり、上から物を言ってしまったりすることもあるはず。のちのち後悔しても「怒り方が悪かったよね、ごめんね」とは、なかなか言えないものです。
“その人のために”と思って発している言葉も、相手の受け取りかたはさまざま。「気持ちを伝える」って、毎日やっていることなのに案外難しいものですね。
お子さん、旦那さんなど身近な方とのコミュニケーションにモヤモヤを感じたら、ユミさんのように一度相手の手をぎゅっと握って、お互いの気持ちを伝えやすい環境をつくってみるといいかも。きっと、わだかまりが溶けてお互い素直な気持ちで向き合えるはずですよ。
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