トレンチコートのベルトの結び方
通勤コーデのアウターやキレイめコーデのお出かけ用アウターなど、様々なシーンで着こなしやすいトレンチコートは大人になると欠かせないアイテムですよね。
着回ししやすいアイテムですが、その分いつも同じようなコーデになってしまうこともしばしば……。実はトレンチコートは、ベルト(紐)の結び方を変えるだけでもイメージをガラッと変えることができるんです♪
トレンチコートの紐には、大きく分けて以下の3つの結び方があります。
- 体の前で結ぶ
- 体の後ろで結ぶ
- 結ばない
今回は、これら3つの中からそれぞれおしゃれな結び方をご紹介していきます！
体の前で結ぶ3パターン
トレンチコートのベルト使いで一番多いのが、体の前で紐を結ぶパターンですよね。
前で結ぶことで防寒にもなり、きちんと感を見せることができます。おしゃれな3パターンの結び方を見ていきましょう。
片リボン結び
まずは、トレンチコートの紐の結び方で一番人気のパターンでもある「片リボン結び」の方法についてご紹介します。
輪っかが1つしかない片リボン結びは、甘くなりすぎないのに可愛く見せられるので大人の女性におすすめ！
＜片リボン結びの作り方＞
- ウエストの正面から少し横にずらした位置でベルトを交差させる。
- ベルトの先をバックル側のベルトに巻きつけるようにひと結びする。
- ベルトの先で輪を作り、交差部分の裏に通す。
- ベルト先を2つ折りにし、その先端を輪に通す。
- 2つ折りにした部分とバックルを引っぱって、結び目を作る。形を整えたら完成！
少し複雑に思えますが、何回か練習すればスムーズに作れるようになるので家で練習してみてくださいね。
お出かけはもちろん、オフィスや行事などのシーンにもぴったりなスタイルです。
リボン結び
甘く、ガーリーで可愛らしい雰囲気に見せたいときにおすすめなのが「リボン結び」。
シンプルになりがちなトレンチコートのコーデも、紐でリボンを作ることで可愛いアクセントに！
＜リボン結びの作り方＞
- ベルトを交差させて、そのままひと巻きする。
- バックル側のベルトを2つ折りにする。
- 反対側のベルトを2つ折りにした部分に上から巻き付けてリボンのようにする。
- 仕上げに、ギュッと少し引っ張って形を整えれば完成！
リボン結びは可愛いだけでなく、ウエスト部分も隠してくれるのでスタイルアップ効果が狙えますよ♪
ひと結び
最後にご紹介するのが、シンプルに着こなすことができる「ひと結び」。
ラフでナチュラルな印象を与えてくれて、カッチリとしたトレンチコートコーデに抜け感を与えてくれますよ。
作り方も簡単なので、不器用さんや出かけ先でサッと着替えたいときにもおすすめです！
＜ひと結びの作り方＞
- ウエストの正面から少しずらした位置でベルトを交差させる。
- そのままひと巻きして、ギュッと紐を締めて形を整えたら完成！
おしゃれに見せるコツは紐の垂らし方。
片方の紐が長く垂れるようにして、まっすぐキレイに伸ばすととてもキレイに見えますよ。
体の後ろで結ぶ6パターン
次にご紹介するのは、体の後ろで結ぶパターンです。
トレンチコートを簡単に羽織ったとき、後ろ姿は適当にしてしまいがちですが、後ろの紐をキレイに整えておくことでおしゃれさが何倍も変わってくるものです。中でもおすすめのおしゃれな6パターンをご紹介いたします。
ワンテール
きちんと感をだしたいけど、おしゃれな印象も出したいときにおすすめの結び方が「ワンテール」です。
紐の形を整えて垂らすことで大人カジュアルに見せることができますよ。
＜ワンテールの作り方＞
- ベルトを裏返してベルトステイとバックルに通す。
- 輪を作りながらベルトの先を腰に回しているベルトの下から通し、輪にベルトの先を上から通す。
- ベルトの長さが気になる場合は、2回通して形を整えれば完成！
トレンチコートの紐はダラっと長く垂れてしまいがちですが、ワンテールはベルトの長さを調節できるのが嬉しいポイント。
形がキレイに整っているので、垂らしていてもきちんと感をキープできるでしょう。
バックフロント結び
通勤や会社訪問など、キッチリとしたシーンにおすすめなのが「バックフロント結び」です。
紐がダラっと垂れていないので腰回りがスッキリとキレイに見えるシンプルなスタイルになりますよ。
＜バックフロント結びの作り方＞
- ベルトを裏返しでベルトステイとバックルに通す。
- ベルトの先端をベルトステイに通す。
- 腰に巻いているベルトの下を通して、反対側のベルトステイに通す。
- バックルの位置を整えれば完成！
結ぶときにバックルの位置がずれやすいので、仕上げに真ん中に寄せることを忘れないようにしましょう。
真ん中にすることで、まっすぐ綺麗な姿勢に見せる効果が期待できますよ♪
バックリボン結び
女性らしい可愛いイメージを作りたい時におすすめなのが「バックリボン結び」です。
背中ならさり気なく可愛さを取り入れられるので、大人の女性でも控えめで可愛いスタイルを作れますよ♪
＜バックリボン結びの作り方＞
- ベルトを裏返しでベルトステイに通す。
- バックルをウエストに回しているベルトに下から通し、バックルとは反対側のベルトを2つ折りにする。
- 2つ折りにした部分にバックル側のベルトを上から巻き付ける。
- リボンの形に整えれば完成！
バッグでリボンを作る場合は、位置や形がズレてしまうこともあるので、最初のうちは鏡を見ながら整えるのがおすすめです。
ダブルテール
ラフでおしゃれな後ろ姿にしてくれるのが「ダブルテール」。
ワンテールを少し応用した紐の結び方ですが、こちらの方がしっかりと固定されているのでほどけにくいのが特徴です。
＜ダブルテールの作り方＞
- ベルトを裏返しでベルトステイに通して、ベルトの先を裏側、下から通す。
- 裏側に回したベルトを一周まわして輪を作る。
- 輪の部分にベルトの先部分を通す。
- ベルトの先を引っぱり、形を整えて完成！
ラフに結んでいる姿がナチュラルで大人っぽく、こなれ感たっぷりのスタイルを演出してくれますよ♪
バック片リボン結び
リボン結びを少しシンプルで大人っぽい印象にしたのが「バック片リボン結び」です。
輪っかが片方しかないので、リボン結びよりも子供っぽくならず、大人可愛い雰囲気に仕上げることができます！
＜バック片リボン結びの作り方＞
- ベルトを右側にずらし、バックルの反対側が長くなるように調節する。
- 右側にある長い方のベルトを上にして交差する。
- 腰に回しているベルトに下から通す。
- ベルトの先を2つ折りにする。
- 折り曲げた先を交差部分の輪に通し、キュッと引っ張って形を整えれば完成！
リボンのように見えるのに甘すぎない、スマートで大人の女性らしいスタイルが作れますよ。
ネクタイ結び
最後に、トレンドのロング丈のトレンチコートに合わせたい「ネクタイ結び」についてご紹介します。
トレンチコートの紐でネクタイ結びをすることで、流行のラフでメンズライクな仕上がりになりますよ！
＜ネクタイ結びの作り方＞
- ベルトを右にずらしてベルトの先が長くなるように調節する。
- 右側の長い方のベルトを上にして交差し、バックル側のベルトに巻きつける。
- 巻きつけたベルトをバックル側ベルトの下から上に通して輪を作る。
- 輪の部分にベルトの先端側部分を通す。
- バックルを下に引いて、ノットの位置を高く調節する。形や位置を整えて完成！
ラフでスラットしたスタイルですが、きちんとネクタイ結びで固定しているので崩れも心配ありません。
シンプルなので、このように長めのスカーフを使ってアレンジすればおしゃれ上級者コーデの完成です♪
ベルトを結ばないトレンチコートコーデ
トレンチコートの紐のおしゃれな結び方をご紹介してきましたが、トレンチコートは紐を結ばずにそのまま垂らすのだっておしゃれなんです！
あえてベルトを結ばない、おしゃれなコーデを3つご紹介します。
紐はそのまま垂らしてナチュラルに
トレンチコートの紐を結ぶと、どうしても多少のきちんと感が出てしまいます。それが魅力なアウターではありますが、オフの日はあえてそのままベルトを垂らしてナチュラルな着こなしをしてみましょう。
「だらしなく見えるかな？」と思いますが、こうしてラフにしたスタイルはトレンドなので逆におしゃれに見せることができます。
おしゃれに見せるコツは、キレイめのアイテムを組み合わせること！パンプスやキレイめバッグと合わせることでメリハリがつきますよ。
紐はポケットに入れてこなれ感を演出
トレンチコートの紐をそのまま垂らしておくと、ひらひら揺れて邪魔になってしまう……なんてときは、紐の先をポケットに入れておけば問題なし！
結ぶのが面倒なときや、出かけ先で結び目がほどけてしまったときなど、サッとポケットにINするだけでもおしゃれです。
ラフでシンプルなのにきちんと感も出るので、大人カジュアルなコーデにもぴったりですよ♪
紐は使わずにゆるっと感を
トレンチコートの紐をあえて取ることで、また違った印象に。
ベルトがないとカジュアル感がアップするので、ゆったりとした着こなしやワンピースにも合わせやすくなるでしょう。
紐がないことで着脱も楽になり、忙しい女性やママにもおすすめのスタイルです！
まとめ
トレンチコートのおしゃれな紐の結び方や、ベストを結ばないおしゃれな着こなし術についてご紹介しました。
同じアイテムでもベルトの結び方1つで印象を大きく変えることができるので、ぜひ覚えておきたいところ！
トレンチコートの出番がくる前に、ぜひ家で練習してみてくださいね♪
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