性格タイプ別・金融商品選択のポイント
《面倒なのはイヤ!ざっくりママ》
タイプチェックで2を選んだママは、ちょっぴりズボラ(?)なざっくりタイプ。
値下がりはそんなに気にならない……というより、価格そのものをそんなにチェックしない人が多いのが、このタイプです。
そんなざっくりママにオススメなのは、一度手続きをしたら、ほったらかしにできる積み立てタイプの金融商品です。
おっとりママにもオススメした「バランスファンド」と呼ばれる投資信託の積み立てなら、価格やニュースをあまり細かくチェックしなくても大丈夫。
そのために大切なのは、最初にきちんと中身を確認してから買うことです。
株式や外国の商品の比率が高くなるほど、大きな利益が期待できる反面、値動きは大きくなります。
値動きに対する不安が大きい人は、株式や外国の商品の比率が低いもの、大きな利益を期待したい人は、株式や外国の商品の比率が高いものを選びましょう。
もう一歩踏み込めるママには、「配当(会社から株主への利益還元)」を安定して出している会社の株式もオススメです。
株価に対して、3%を超える配当を出している企業も少なくありません。
注意点は、単に配当が高い会社を選ぶのではなく、今まで安定して配当を出してきたかどうか、これからも業績が安定していそうかどうかに注目することです。
しっかりと選べば、毎日の値動きに一喜一憂する必要はありませんし、忘れた頃に配当がもらえると、ちょっぴりトクした気分になりますよ。
性格タイプ別・金融商品選択のポイント
《やるからには楽しみたい!わくわくママ》
3を選んだママは、「せっかく投資を始めるなら、ちゃんと勉強しておトクに楽しみたい」と前向きに考えるタイプです。
そんなママには、自分の興味に合ったおトク情報をしっかりキャッチしてから金融商品を買うのが、オススメです。
会社から株主へ商品やサービスを贈る「株主優待」が充実した会社の株式を買えば、投資をおトクに楽しむことができます。
まずは、自分がよく利用する商品やサービスを提供する会社の株主優待を調べてみましょう。
例えばマクドナルドの場合、6月末時点、12月末時点で株主になっていれば、ハンバーガーやサイドメニュー、ドリンクの無料引換券が約3ヶ月後に届きます。
日清食品や日本ハムは、9月末までに株主になっていれば、株主優待として自社商品が届きますよ。
月末時点で株主になるためには、20日頃までに売買を済ませておく必要がありますので、購入のタイミングには注意してくださいね。
投資信託の積み立ても、バランスファンドを買うのではなく、株式で運用する投資信託や、債券で運用する投資信託などを自分でいくつか組み合わせて買うと、より手数料を抑えられる場合があります。
自分で組み合わせる場合には、日経平均株価のような指数に連動する、「インデックスファンド」と呼ばれる投資信託がオススメです。
インデックスファンドが連動する指数は、新聞やインターネットでチェックすることができますし、信託報酬(投資信託の保有期間中にかかる手数料)が低いのが特徴です。
自分に最適な資産の組み合わせは、インターネットのチェックリストや、ロボットアドバイザーなどを使って調べることができますよ。
「買ってみようかな」と思えるものはありましたか?
金融機関で勧められるまま買うのではなく、自分に合った金融商品を選ぶ参考にしてくださいね。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。