暑中見舞いのマナー① 暑中見舞いはいつ出すの?
暑中見舞いは、「梅雨明け~立秋までに到着するように」出しましょう。
梅雨明けの時期は、地域によって異なるので、相手の地域に合わせて出しても良いですね。
ちなみに最近は、SNSで「暑中お見舞い申し上げます」と投稿される方もいらっしゃいますが、これは、ご自身の地域が梅雨明けした時で良いでしょう。
他の地域の方が読む場合を気にされる方は、
「暑中お見舞い申し上げます
関東は本日梅雨明けを迎えました」
などと、地域を記載してみてはいかがでしょうか。
ただし、居住地非公開の方はご注意ください。
暑中見舞いのマナー② やっぱり葉書でなくてはダメなの?
元々、季節の挨拶状は、葉書でのやりとりが基本です。
しかし近年では、メールやインターネットのメッセージカード、SNSメッセージなどでやり取りをされる方もいらっしゃるでしょう。
これらもNGではありません。しかし、相手によっての使い分けは重要です。
メールやインターネットメッセージカード、SNSメッセージは、葉書よりカジュアルに感じられることは否めません。
・しっかりご挨拶しておきたい方
・目上やご年配の方
・葉書でご挨拶を下さる方
・ビジネス上のやり取り
には、葉書で出したいですね。
やはり、葉書の方が準備にも手間がかかることから、思いが相手に伝わりやすいものです。
・日頃からメールやSNS主体の方
・若い方
・カジュアルな挨拶を好まれる方
には、メールやインターネットメッセージカード、SNSメッセージを送ってはいかがでしょうか?
ちなみに、メールとSNSの場合、SNSは最もカジュアルで私的なやりとりとなります。
暑中見舞いのマナー③ 目上の方には「暑中見舞い」ではなく……
目上の方へのご挨拶の場合、「暑中見舞い」ではなく、「暑中お伺い」という謙る表現を使いましょう。
なお、残暑見舞いなどの場合も同様に、「残暑お伺い」とします。
暑中見舞いのマナー④ 出しそびれてしまった……いつから残暑見舞い?
ついつい出しそびれる……ということもありますよね?
そんな時には、立秋~8月中は、「残暑見舞い」としてご挨拶を送ることができます。
遅くても8月いっぱいには届くように送ってくださいね。
暑中見舞いのマナー⑤ 準備は梅雨の間に!
暑中見舞いを出そうという方は、梅雨の間に準備をしておくのがベスト!
梅雨明けと同時に投函できると、真っ先にご挨拶が届いて、より相手に印象に残るご挨拶ができるでしょう。
SNSでの挨拶はOK?など、気になる「暑中お見舞い」のマナーについて、お届けしました。
ポイントを押さえて、お世話になっている方や、ご無沙汰している方へ、今年は夏のご挨拶を送ってみてはいかがでしょうか?
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