ウインタースポーツの魅力って？
スキーやスノーボードなどのウインタースポーツ。
学生時代や大人になってから始める方もいるようですが、子どもの頃から家族で楽しんでいた、という方が多いようです。
大人になると、「上手にできるようになりたい」という気持ちよりも、「転んで怪我をしたらどうしよう」という不安のほうが真っ先に頭に浮かんでしまうもの。
昔から“子どもは風の子”といわれるように、比較的寒さに強い子どもですが、大人にとっては、冬の雪山は耐えがたい寒さ。足が遠のいてしまいますよね。
しかし、都会で生活していると感じられない、雪山の澄んだ美しい空気を胸いっぱいに吸い込むと、最高のリフレッシュとなるはず。
大自然の魅力を身近に感じられるのも、ウインタースポーツならでは！
小さいうちから経験させてあげれば、子どもにとっても貴重な財産になるはずですよ♡
両親ができなくてもOK！
魅力的なウインタースポーツですが、両親に経験がないと、子どもを雪山に連れて行くのも不安がいっぱいですよね。
しかし、きちんと準備さえすれば、それほど心配しなくても大丈夫！
天候が悪いと、想像以上に寒い雪山ですが、晴天の日などは、スキーウェアの下にも色々と着こんでいると、暑くて汗をかいてしまうことも。
もちろん雪山なので、防寒対策はぬかりなくしておく必要がありますが、天候に応じて臨機応変に対応できるよう、いくつかインナーを用意しておくと◎
また、雪道の車の運転は慣れていないと大変危険！スタッドレスタイヤを取り付けておくか、チェーンを用意しましょう。
不安な方は無理をせず、バスや新幹線など、公共の交通機関を利用した方が安心です。
スキーやスノーボードについては、多くのゲレンデでスクールが開校されていて、4歳ぐらいの子どもから参加できるものが多いようです。
プロのコーチに教われば、上達も早そうですね！
スクールに参加できないような小さな子どもや、雪山に慣れていない子どもは、最初はソリ滑りなどの気軽な雪遊びから始めてみましょう。
雪の上を歩くだけでも、子どもにとっては大変なもの。雪遊びも立派なトレーニングです♪
自然の厳しさを知るチャンスにも！
“山の天気は変わりやすい”といわれるように、雪山でも、青空が広がっていたかと思えば、一瞬で吹雪になることも。
吹雪になってしまうと、ほんの数メートル先も見えなくなり、顔にぶつかってくる雪は冷たいだけでなく、痛さも伴います。
大人でも辛い吹雪は、小さな子どもにとってはかなりの苦痛。
悪天候の雪山は、遭難の危険もありますし、風邪をひいたり、体調を崩す恐れもあります。
早めに屋内へ移動するのが無難ですが、自然の厳しさを知ることは、テレビで見たり、本で読んだりする以上に、肌で感じると良い勉強になるもの。
また、ウインタースポーツを楽しむだけではなかなか知ることのできない、雪深い地域で暮らす方々の苦労を知ることができるのも、魅力のひとつです。
ルールを守り状況を判断する能力を養う♪
多くのスキーヤーやスノーボーダーで賑うゲレンデ。雪山では、ルールを守ることも大切となります。
かなりのスピードで滑る方も多いので、衝突すれば、交通事故のような大怪我にもなりかねません。
また、自分の能力以上のスピードを出して滑ってしまうと、コントロールができなくなり、大怪我につながるだけでなく、命の危機さえも……。
ゲレンデ上では周りをよく見て、他人の迷惑にならない安全な行動が求められます。
たとえ両親やスクールのコーチと一緒だとしても、滑走中は手をつないで歩くことはできません。
小さな子どもであっても、こども自身がルールを守って状況判断する能力が求められます。
ルールを守ることや状況判断する能力などは、雪山だけでなく、日常生活を送る上でも必要です。
ウインタースポーツの魅力として、子どもの“生きていく力”を磨くトレーニングの場にもなるのです♡
四季は日本の魅力のひとつ。
過ごしやすい季節だけでなく、暑い夏や寒い冬は体調管理も大変ですし、外出が辛いもの。
しかし、1年の中でほんの3～4か月しかない冬、この時期ならではの雪山で思い出を作りませんか？
ウインタースポーツを通して、幼稚園や習いごとでは得られない、子どもにとって貴重な経験になること間違いなしです♪
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