「ベストな塩加減は0.8%」科学×愛情でもっと美味しくできる!?

Gourmet / Recipe

料理の美味しさを左右する「塩加減」。皆さんは、味を決めるとき、何回くらい味見をされますか?
”1回”という方はお料理上手!”数回”という方がほとんどですよね。

実はその塩加減、美味しく感じるのは「0.8%」と決まっているのだそうです。取材レポートと併せて、美味しい料理を作るコツもたっぷりお届けします♪

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2016.02.11

日本のバレンタインデーに変化の兆し!?

”海外のバレンタインでは、男性から女性へ花束などの贈り物をするのが定番。そして日本では、その逆”……といったイメージが変わりそうなイベント情報を入手!

伺ったのは、原宿にあるavex life design lab。こちらで開催されている「Men’s Cooking lab」は、参加する方も講師の方も男性という料理教室です。

「大切なあの人に作るオシャレブランチ」というテーマで、パートナーの女性に”愛を込めてブランチを作ろう!”という、なんとも素敵なレッスンを取材してきました♪

人気レストランのシェフが教えるのは、女心をガッチリ掴む4メニュー♡

「Men’s Cooking lab」の講師を務めるのは、南青山の自然派フレンチレストラン「I・K・U青山」のプロデュースもされた、藤田 承紀(ふじた よしき)さん。

出典:lifedesign-lab.avex.jp

参加者が男性のみの「大切なあの人に作るオシャレブランチ」レッスンで藤田さんが教える今回のメニューは、全て女性が喜びそうなものばかりです。

トロッとした黄身が美味しいエッグベネディクトに、野菜たっぷりのあったかスープ、美容に効くスーパーフード入りのグラノーラ、イソフラボンも摂れるソイラテという、まるでおしゃれカフェでの贅沢ブランチメニュー♡

女性でも作るのが難しいエッグベネディクトですが、そこは「Men’s Cooking lab」。料理経験の少ない男性でも美味しく作れる、科学的なコツがたっぷりのレッスンが始まります。

男性の料理は、やっぱり科学的!

レッスンは、藤田シェフがメニューについて説明するところからスタート。

「女性は”ヘルシー”な料理が好き」といった女心についてや、「コーヒーは暑い国で採れるものなので、体を冷やしてしまう。女性は冷え性の方が多いので、体を温めるメープルシロップと穀物コーヒーでドリンクを作りましょう!」などの雑学的なお話も、皆さんしっかりとメモ。その様子は、まるで会議のようにも見えました。

「塩ってこんなに入れるの?」塩分の摂りすぎが心配なパパは、料理をするのが一番!

「女性は雑学的な料理のコツが好きで、男性は科学的な話をすると、グイグイ興味を持ってくれます。」と話す藤田シェフのレッスンでは、

・香味成分は揮発性なので、香りを飛ばしたくないオリーブオイルは最後に加える。
・卵白は、水溶性卵白と濃厚卵白の2種類に分かれるので、ザルに落として濃厚卵白と黄身だけにすると、ヒダヒダの少ない綺麗なポーチドエッグが作れる。

など、科学的な料理のコツがいっぱい!
その中でも、皆さんの反応が特に良かったのが、「塩加減」についてです。

味付けをする際、女性は「これくらいかな?」といった感覚で塩加減を決めている方が多いと思います。レシピには、”適量”と書かれることも多い塩の量は、料理経験の少ない男性には、難しいものですよね。

スープに入れる塩を量っていた時に聞こえてきたのが、「塩ってこんなに入れるんですか?」との声。「そうなんです。」と答えるだけで終わらないのが、藤田シェフです。

人の体の塩分濃度は約0.8%と言われているそうで、料理の種類にもよりますが、使う材料の総重量に対して0.8%の量の塩を入れると、自然に美味しく感じるのだそう。

例えば、鶏肉や玉ねぎ、人参などを使うスープの水を含めた総重量が2.4キロの場合は、0.8%の20gがベストな塩の量。実際には、スープの場合はもう少し薄めの方が最後まで美味しくいただけるそうですが、ベストな塩加減の目安を知っていれば、調理が楽になり、早く仕上げることもできます。

「料理をすると、普段の食生活を考えるきっかけになる。」との声も聞こえてきましたので、パパの健康が気になるママは一緒に料理をして、実際に目で見てもらうのが一番の近道かもしれませんね♪

藤田シェフ&生徒さんに、ちょっぴりインタビュー☆

最後に、藤田シェフ&生徒さんにちょっぴりインタビューをさせていただきました。

この日、「Men’s Cooking lab」に参加していたのは、9名の男性。その中でご結婚されている方は2名でした。

1歳の娘さんがいらっしゃるパパの方(写真右)は、奥さまが大好きなエッグベネディクトを作ってあげたくて参加されたそう。お子さんの離乳食を作った時に食材が気になり、料理もするようになったそうです。

エッグベネディクトは思っていたより簡単にできそう、と感じたので、パレンタインには「おまちかね!」の言葉と一緒に作ってあげようかな?と、お話していただきました。

おなじく1歳のお子さんがいらっしゃる藤田シェフには、ママや女性が知っておくと得をする、”男性が自ら料理をしたくなるキーポイント”について伺いました。

「男性は、女性が喜ぶとわかっていると、安心して行動できるんです。女性が、”これが食べたい”と伝えると、”これを作れば、絶対に喜んでもらえる”と安心して、喜んで作ってくれますよ。料理でも家事でも、男性は、いつでも何かをしてあげたいと思っているけれど、何をしてあげたらよいか、わからないだけなんです。」

男性は女性よりも失敗を避ける傾向があるそう。好みを伝えると、喜んでもらえるという結果が見えるので、頑張ってもらえそうですね♪

いかがでしたか?
科学的なコツ×たっぷりの愛情で作る美味しい料理が学べる「Men’s Cooking lab」。次回は、ホワイトデーのディナーがテーマだそう。チョコレートのお返しが美味しいディナーだなんて、素敵ですよね♡
「avex life design lab」では、”オトナ”をもっと楽しめるイベントや講座が開催されているそうですので、気になる方は、HPをチェックしてみてくださいね♪

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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