《ママのための投資講座・入門編vol.2》投資にはどんな商品が?

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投資を始めようと思い立って情報収集をしてみたものの、複雑な金融商品の名前や内容にギブアップ……という方も少なくないはず。

ママのための投資講座・第2回目は、「金融商品にはどのようなものがあるのか」をテーマにお伝えします!

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そもそも「金融商品」って?

金融商品とは、「銀行・証券会社・保険会社などが取り扱っている商品」のことです。

もちろん、預金も金融商品のひとつ。そのほか、投資の対象として代表的なものには、債券、株式、投資信託、外貨投資などがあります。

金融商品を選ぶときのポイントは、"自分が理解できるかどうか"。

特に、下記の5点は必ず確認してください。

・「投資対象は何か」
・「どれくらいの利回りが見込めるのか」
・「どんな要因で値動きするか」
・「運用期間はどれくらいか」
・「途中で解約できるのか」

そしてさらに、自分の考えや資金使途に合っているかどうかも確認しましょう。

今回は、「債券」と「外貨投資」についてご紹介します。

堅実派ママにオススメ!「債券」の特徴とは?

債券投資は、大きく増やすよりも、堅実に資産を増やしたいママにオススメです。

債券とは、国や会社などが発行する借用証書のようなもの。

「債券を買う」というのは、国や会社にお金を貸すことを意味します。

持っている期間は利子を受け取ることができ、満期がくれば、投資したお金が返済されます。

債券には、

・国が発行する「国債」
・会社が発行する「社債」
・外国の通貨で発行されている国債や社債
・債券に複雑な仕組みがある「仕組債」

など、様々な種類があります。

基本的には、満期の時に受け取れる金額(額面金額)と、債券を持っている間に定期的に受け取れる利子、満期の時期が明確でわかりやすい金融商品です。

例えば、個人向け国債は3年、5年、10年と期間が決まっています。

利子は期間に応じて異なりますが、3年もので0.05%(税引き前、平成29年第82回発行)、1万円単位から始められます。

債券のリスクは、投資した国や会社などの発行体が潰れて、満期時にお金が戻ってこない可能性があることがひとつ。

それから、価格が変動しているため、満期を待たずに途中で売却すると、元本割れをする可能性があることです。

債券は、リスクとリターンを天秤にかけた投資の判断がしやすいことが特徴。

発行体が信用できる所か、受け取れる利子はどれくらいかなどの条件をチェックして、投資する価値があるかを判断しましょう。

世界に投資できる「外貨投資」

外貨投資は、海外に興味があってお金を増やすことに積極的なママにオススメです。

外貨投資とは、資金を外国の通貨に両替して投資する方法です。外国の債券、外国の株、FX、投資信託など、幅広いものがあります。

一般的に目にする機会が多いのは「外貨預金」。投資したい国の通貨に両替をして、お金を増やす方法です。

外貨預金のメリットは、金利の高い国があること、為替差益が得られる可能性があることです。

外貨預金の金利は、両替した国の金利が反映されます。現状は日本よりも金利の高い国が多くなっているので、金利面で有利です。

ただし為替レートは刻一刻と変化しており、預けたときより円安になっていれば、為替差益が反映されます。

預けたときより円高になった場合には損をすることもある点には、注意が必要です。

上級者になると、外国の株や債券に投資するという方法もあります。金融商品の中でも、たくさんの国や企業に投資ができるのが外貨投資の特徴です。

難しく捉えがちな金融商品ですが、ひとつずつ知っていくことで、「これなら興味があるかも!」と思えるものと出会えるはずです。

初心者ママでも挑戦しやすい投資、ぜひ参考にしてみてくださいね。

次回は、株式・投資信託についてお伝えします。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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