予想以上に厳しい!?不正改造車への罰金・罰則
「こっちの方がオシャレじゃない?」「まわりと違う感じがいいよね」と、“車をアレンジした”くらいの気持ちのはずが ……。
もしそのアレンジが不正改造と判断された場合、なんと6か月以下の懲役または30万円以下の罰金が課せられる可能性があるんです!
自動車の不正改造は、立派な“犯罪”。交通事故や環境問題の原因にもなりかねます。
え、これも!?やってしまいがちな不正改造例
あなた自身には覚えがなくても、旦那さんや両親、友人など、身近な人が知らずに不正改造をしてしまっているかも。今回は、ファミリーカーでやってしまいがちな不正改造例を紹介します。
▶︎濃さがポイント!
貼ってはいけない窓ガラスへの着色フィルム
これからの季節は特に、紫外線やシートの日焼け対策のために貼る人が多い窓ガラスのフィルム。
前面ガラスや運転席・助手席に着色フィルムを貼る場合、可視光線透過率(光を通す割合)が70%未満のものは不正改造になります。いわゆるスモークガラスはNG。
特に夜間などは視界が悪くなることもあり、大変危険です。紫外線をカットするための透明フィルムなどでも、透過率が下がることがあるため注意が必要です。
▶︎オシャレじゃ済まない!
ランプ類の灯火色をチェンジ
ランプ(灯火)類は、それぞれ使用できる色が決まっています。
例えば、テールランプ(尾灯)やブレーキランプ(制動灯)は赤、ウインカー(方向指示器)はオレンジであることが規定されています。
また、フォグランプ(前部霧灯)は白または淡黄色で、同時に3個以上点灯しないこと、ウインカーの点滅回数は1分間に60~120回であることなど、細かな条件も定められているのです。
▶︎実は危ない!
タイヤ・ホイールの車体(フェンダー)はみ出し
タイヤやホイールが車体(フェンダー)からはみ出すのはNG!車体やブレーキ機構と干渉するおそれがあるだけでなく、歩行者に危険が及ぶ可能性もあるため禁じられています。
他にも、自動車やバイク好きな旦那さんが違法だと知らずに改造している例も。詳しくは、公式HPでチェックしてみてくださいね!
自動車の不正改造について
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安心できる車でドライブを楽しもう♪
6月は『不正改造車を排除する運動』の強化月間!まずは今一度自宅の車を見直してみませんか?
不正改造防止推進協議会の公式ホームページでは、不正改造の主な事例や、各地域の“不正改造車110番”の連絡先が確認できます。
家族の思い出を運ぶファミリーカーだからこそ、合法&安全に管理しましょう♪
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。