妊娠中のアロマテラピーって?
妊娠中は禁忌とされる物も多い中、アロマテラピーの中でも使用して良い香り、控えた方が良い香りというものが分けられています。
アロマテラピーは植物の力を借りて心身の美容を作っていく自然療法であり、17世紀頃には医療としても使用されていたという程の効果があるもの。
だからこそ、使用量や用法をきちんと守り取り入れる必要があります。特に妊娠初期には気をつけた方が良い香りも多くあるため、しっかりと調べた上で使用するよう注意してください。
上手に取り入れることで「心地が良い」「リラックスできる」という効果以上に、安産を後押ししてくれるものにもなります。出産直前の妊婦さんにオススメの香り、出産準備品に加えてみてはいかがですか?
安産を後押し♡出産時にオススメのアロマオイル①ラベンダー
可愛らしいお花のハーブであるラベンダー。実は、安産にはとってもオススメのアロマだそうです。
ラベンダーには、陣痛の痛みを和らげる鎮静作用や、けいれんを鎮める作用がある成分が含まれています。さらに身体をリラックスさせて筋肉を弛緩させる効果もあり、力んでしまいがちな出産時に、妊婦さんの心を休めてくれる大切な要素が多く含まれています。
気分を落ち着けることが出来ると同時に分娩を促進させる効果もあるため、陣痛室にラベンダーのアロマオイルを持ち込む方も多いとか!ハンカチなどに数滴を含ませ、陣痛の合間に嗅ぐのが簡単で取り入れやすくオススメです♪
安産を後押し♡出産時にオススメのアロマオイル②ゼラニウム
ゼラニウムには、分娩促進作用、痛みの緩和を促す作用があると言われています。ほのかにローズと似たフレッシュな香りで癖がなく、取り入れやすいアロマです。
本来は女性ホルモンのバランスを調整し、生理痛や生理不順、更年期の様々な症状を改善してくれる効果があり、妊娠初期などには使用すべきではないアロマとなっています。そのため、注意をする必要がありますが、出産直前の使用はオススメされています。
子宮収縮作用があると同時に、体内の毒素を排出する「出す」という行為を促していくため、陣痛でつらい時にはゼラニウムを含むオイルでマッサージをしてもらうのも良いかもしれません。
また、産後にもオススメなのがゼラニウムの特徴でもあります。会陰の痛み、乳腺炎やマタニティブルーの解消に効果があると言われており、母乳の出が悪い時や、むくみが気になる時にも使用がオススメされています。
安産を後押し♡出産時にオススメのアロマオイル③ジュニパー
ジュニパーはヒノキ科の常緑樹です。森の木々を思わせるウッディーで爽やかな香りが特徴で、心がしずまり穏やかな気持ちを得られるため、リラックスして筋肉を弛緩させる効果があります。また集中力を発揮したい時にもよく使われるそうです。
リラックスと集中、相反する二つが必要となる出産にはぴったりのアロマですね♪
老廃物の排出を促し、流れの停滞を感じる時に使用が進められ、分娩を促進してくれる作用があるそうです。出産時以外には毒素の排出効果があることから、ニキビの状態を良くしたり、美肌効果もあるため、疲れがたまりがちな産後の美容にも活用出来るのが魅力的。
タオルに香りを含ませたり、マッサージに使用する他、温かいお湯に数滴垂らしたところに手や足を浸ける手浴・足浴なども心地よい利用法です。
いかがでしたか?出産時におすすめのアロマオイルをご紹介しました。
普段あまり馴染みがない方でも、アロマオイルは用法や使用法を守れば簡単に取り入れられるものです。
陣痛促進にオススメの香りを利用して、安産の後押しが出来るといいですね♪
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