フルーツをおやつとして食べるメリット
子供のおやつには、フルーツがおすすめ。
そもそも、おやつとは子供にとってどのような役割を果たしているのでしょうか?
子供は一回の食事で食べられる量が少ないので、栄養やエネルギーがどうしても不足しがち……。
それを補ってくれるのが、おやつなんです!
だからこそ、おやつは栄養のある食べ物を選ぶのが◎
フルーツには、ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれていますよね。だからこそ、おやつには最適なんです♪
おやつにフルーツを食べる時の注意点①切り方
メリットばかりに思えるフルーツですが、おやつとして摂取する際には、どのようなことに注意したほうが良いのでしょうか?
まず、最初に挙げられるのが、切り方です。
例えば、歯が生え揃わない子供であれば小さくカットし、3歳頃になって噛み合わせがしっかりしてきたら、少し大きくカットしてみましょう♪
フルーツは、切り方で異なる食感や甘味、酸味を味わうことができるので、子供が苦手なフルーツは切り方を変えてみるのもおすすめ♡
りんごはうさぎの形に、いちごはハートの形に切ってみたり……とフルーツによってカットの仕方に変化をつけ、味覚だけでなく、視覚でも楽しめるような工夫を凝らすことで、より楽しいおやつの時間を過ごすことができますよ。
おやつにフルーツを食べる時の注意点②摂取量
次に注意したいのが、1日あたりの摂取量です。
年齢や運動量などによっても変化しますが、おやつは1日の摂取カロリーの約15%を目安にすると良いと言われています。
2歳までであれば140Kcal(約950Kcal/日)、3~5歳であれば約200Kcalが1回のおやつの目安です。
フルーツに置き換えて考える時には、下記の量を目安にしてみてくださいね♡
りんご・1/4個
バナナ・1/2本
いちご・6個
みかん・1個
子供の体調や食欲などに合わせて、目安として頭に入れておくと役立ちますよ!
子供におけるフルーツの効能▶りんご
まず最初にご紹介するのが、「りんご」の効能について。
スーパーなどで目にする機会の多いリンゴですが、欧米では、「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざが存在するほど、栄養満点なフルーツなんです!
「身体に良いフルーツ」というイメージが強いリンゴは、他のフルーツと比べると、カリウムやカルシウム、鉄、食物繊維、ビタミンCが多く含まれているので、子供の健康増進にも効果的♪
りんごは、消化不良や下痢、便秘にも効果があるので、お腹が弱い子供にも最適なんです。
子供のおやつに選べば、自然とおなかの調子を整えてくれそうですね。
子供におけるフルーツの効能▶バナナ
りんごに負けずとも劣らず、良い効能をもたらしてくれるのが「バナナ」。
バナナには非常に多くの栄養素が含まれています。
中でも魅力的なのが、脳の唯一のエネルギー源といわれているブドウ糖を含んでいること!バナナ1本で、効率よく栄養素を摂取できるので、朝食に選ぶ方も多いですよね。
バナナは、ブドウ糖だけでなく、果糖やショ糖など、様々な糖質も含んでいます。
これらの糖質は、種類によって体への吸収速度が異なるので、エネルギーの持続力も長くなります♪
ちなみに、バナナは熟度別に免疫活性が異なります。
黄色い状態のバナナより、既に熟して茶色くなったバナナのほうが、免疫力を高める効果が高いそうです。
子供におけるフルーツの効能▶オレンジ
続いてご紹介するのは、「オレンジ」の効能です♪
酸味と甘さを同時に楽しめるオレンジには、多くのビタミンCが含まれています。
ビタミンCには、免疫力を高めて、細菌やウイルスなどの抵抗力をつける働きがあるので、風邪だけでなく、病気予防の効果も期待できます!
それだけでなく、貧血にも効果を発揮してくれるので、子供のおやつには最適なフルーツと言えるでしょう。
子供におけるフルーツの効能▶グレープフルーツ
「グレープフルーツ」最大の効能は、ストレス対策に優れているということ!
これは、グレープフルーツ含まれる豊富なビタミンCのおかげです。
その量はオレンジに次ぐほどで、グレープフルーツを1個食べれば、1日に必要なビタミンCを摂取することができると言われているほど。
ビタミンCには、免疫力を高めてくれる効能があるので、風邪予防にも最適ですよ。
グレープフルーツの効能は、食べるだけにとどまりません♪
グレープフルーツの香りを嗅ぐことで、脂肪燃焼効果が高まるとも言われています。
それだけでなくイライラをやわらげ、心を穏やかにする効能もあるので、お疲れのママにもおすすめですよ♡
子供におけるフルーツの効能▶いちご
「いちご」にも多くの効能があることをご存知ですか?
あまり知られていませんが、いちごには葉酸が非常に多く含まれています。
葉酸は、重要な血液の成分を作る赤血球に働きかける作用があるので、貧血予防に効果テキメン!
それに加え、いちごに多く含まれているビタミンCの抗酸化作用によって、風邪予防にも役立ってくれます。
美味しく食べて風邪予防ができるなんて、まさに一石二鳥ですね♪
さらには、食物繊維も含まれているので、便秘に悩む子供にもおすすめですよ。
子供におけるフルーツの効能▶ぶどう
子供が簡単に手で食べられるとあって、おやつに人気なのが「ぶどう」。
ぶどうには、大人にも嬉しい効能が盛りだくさんなんです♪
ぶどうに含まれるブドウ糖は、体内に取り込まれることで瞬時にエネルギーに変換されると言われていて、体の疲労回復に大きく役立ってくれます。
他にも、カリウムやリン、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
ぶどうに多く含まれるカリウムには、塩分の排出を促して、体内のミネラルバランスを正常に保つ働きがあり、食物繊維の一種であるペクチンは、おなかの調子を整えるのに一役買ってくれますよ!
子供におけるフルーツの効能▶キウイ
最後にご紹介するのは、「キウイ」の効能です。
半分に切ってスプーンで食べられるキウイは、他の果物と比べてカットする手間があまりかからないので、サッとおやつに出せるというメリットが♡
キウイには、ビタミンCが豊富に含まれていて、その量は100mg中に約70mg前後なのだとか!
風邪の予防だけでなく、疲労の回復や肌荒れなどにも効果を発揮してくれます。
他にも抗酸化作用のあるビタミンEや、筋肉に働きかけてくれるミネラルであるカリウムも含んでいるので、おやつにはもってこいなんです。
カットの仕方で味わいも変わるので、さまざまな食べ方を楽しんでみてくださいね。
子供の成長や健康に働きかけてくれる効能を持つフルーツは、おやつとしても最適♡
スナックやチョコレートなどのお菓子ではなく、あえて皮を剥いたり切るという過程を踏むことで子供の食育にもつながります。
親子で楽しめるフルーツは、おやつだけでなく、朝食やデザートなど、さまざまなシーンでも活躍してくれますよね。
それぞれのフルーツが持つ効能を把握して、子供の体調や気分に合わせて選んであげることで、より高い栄養を摂取することができますよ。
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