【相談内容】止まった時計を見つめる夢は？
「65歳まで勤めた会社を退職したばかりです。ようやく自由な時間ができたはずなのに、なぜか心にぽっかり穴が空いたような感覚が続いています。先日、夢の中で『針が動いていない時計をじっと見つめている私』の姿が現れました。その場面が、今の私の「止まった時間」と重なっているような気がしています」(60代、女性)
【止まった時計の夢】が伝える意味
時計は「時の流れ」や「生涯」の象徴。それが止まったままになっている夢は、現実の中で不安や空白を抱えていることを示します。
世間からの任務を離れたことで、新しい自分のリズムを探そうとしても、あまりに大きな変化の中で心が戸惑ってしまうのは自然なことです。
しかし、この夢は「これからの自分の時間を、どう生きていこうか」ということに、気持ちを向けはじめた兆しでもあります。
【止まった時計の夢】を見たあなたへのアドバイス
「止まった時計」の夢は一見、何も起こっていないように思えて、心の流れが断たれたような印象を受けるかもしれません。
でも、それは「止まって、次の歩みへの準備をしている時間」でもあります。自分のためだけのリズムを、ゆっくりとスタートさせるときです。
どんな小さなことでもかまいません。たとえば、ずっとやってみたかったことや、心がホっとする出来事などに目を向けてみてください。それはあなたの時をもう一度歩き出すための、大切な手掛かりになるはずです。
まとめ
「止まった時計」の夢は、何もしない時間を、これからの自分を育てるための大切な時間だと教えてくれているのかもしれません。時が止まっているように感じるときは、木の根が静かに地下に広がりはじめている最中。
あなたの未来がゆっくりと、しなやかに動き出すことを、心から応援しています。
◆加藤美理
ライター歴15年以上、占いライター歴5年以上。二児の母として育児と両立しながら、恋愛・美容・占いを中心に執筆しています。タロットや西洋占星術の知識もあり、読者の心に届く記事作りを心がけております。
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