そのまま捨てるのは勿体無い!便利な保冷剤の活用方法
ケーキやビールなど要冷蔵の商品を購入したときに付いてくるので、気付けばどんどん溜まってしまう保冷剤。保冷剤の中に入っているのは、おむつなどにも使用されている吸水性抜群の「吸水性ポリマー」という素材。この吸水性ポリマーには凹凸があり、汚れや臭いに吸着してピカピカにしてくれます。
一つ注意が必要なのが、吸水性ポリマーは水を吸うとパンパンに膨らむため、水に流すと排水溝詰まりの原因になります。そのため、シンクのお掃除後そのまま流すのは厳禁です。
上記の注意点に気を付けながら、保冷材の中身で本当にきれいになるのかさっそく試してみました。
保冷剤で掃除する手順①解凍して切る
保冷剤の中身で掃除するため、まず保冷剤を完全に解凍してからの袋の端を切ります。
保冷剤で掃除する手順②保冷材の中身を出す
キッチンペーパーなど、分厚めの使い捨てできる素材に中身を少量出します。吸水性ポリマーは洗濯してしまうと膨張したまま他の衣服にもくっついてしまうので、布製品など捨てられないものは避けてくださいね。
保冷剤で掃除する手順③ポリマーを付けて擦る
今回掃除するのは、水垢のついたシンクのシャワーヘッド。白い水垢は水や洗剤を付けて拭き掃除しても、乾くと白く残っていてなかなか落ちないんですよね……。
キッチンペーパーでシャワーヘッドに保冷材の中身を薄く塗布していきます。スーッと薄く伸ばす感じで付けてくださいね。その後、新しいキッチンペーパーで乾拭きして保冷剤の中身をしっかり拭き取りました。
シャワーヘッドがピッカピカに!
保冷材の中身を塗布して乾拭きする時間、約10秒。結果はめちゃくちゃピカピカに!しつこい水垢がきれいに取れて感激です。
シャワーヘッドがきれいになるということは、シンク全体もピカピカになるのでは?とシンクの側面にも試してみましたが、同じステンレスなのにこちらはあまり効果が感じられませんでした。クロムメッキなどで加工してあるものに対して効果が高いようですね。
保冷材の中身は脱臭効果もあり!
吸水性ポリマーには、脱臭効果も期待できます。掃除で使う量は少しなので、残った中身はプリン容器など不要な器に絞りだして、玄関やトイレなどにおいが気になる場所に置いておくのも◎2週間くらい脱臭の効果がきたいできますよ。不要になった保冷剤は捨てる前に、ぜひお掃除に活用してみてくださいね!また、保冷剤の最終的な捨て方は可燃ゴミとして出せる自治体が多いようですが、地域のゴミ処理事情を確認してから破棄するようにしてください。
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