なぜリンゴは茶色くなってしまうの?
秋になると食べたくなるフルーツの代表格・リンゴ。皮ごと食べられ、スイーツにも重宝するフルーツですが、すぐ茶色くなって見た目が悪くなってしまうところが難点……。
そもそも、なぜリンゴは茶色くなってしまうのでしょうか?その原因は、リンゴに含まれるポリフェノールが、空気と反応して酸化してしまう現象にあります。「一度酸化してしまったものは戻らないのでは……?」と思いますよね。実は、そんなことはありません!酸化したものを還元して、茶色くなってしまったリンゴを元に戻せるのです。
茶色くなったリンゴをレモン水に漬ける!
還元とは、酸化してしまったものから酸素を取り出して元の状態に戻すことで、茶色くくすんだ10円玉をレモン水などに浸けてピカピカにする方法と同じです。同じ方法を使えば、リンゴも元に戻せます。
レモン水に含まれるビタミンCが酸化したものの酸素を引きはがす役割をしてくれるので、Akariさんはレモン水と、同じくビタミンCを含むオレンジジュースに、それぞれ茶色くなったリンゴを浸けて検証しています。
検証結果
レモン水とオレンジジュースにリンゴを15分浸け、キッチンペーパーで軽く水分を拭き取ったものがこちらです!それぞれ切り口や表面が茶色くなっていたところがきれいになっていますよね。オレンジジュースに浸けたものの方が、茶色さがよく取れていたとのことです。
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変色しても、栄養価に変わりはなし!
りんごは茶色く変色してしまっても、栄養価が変わることはなく安心して食べられます。ですが、せっかくなら見た目がきれいなものを食べたいですよね♪簡単に手に入るもので元通りにできるので、ぜひ試してみてください!「ところで……オレンジジュースやレモン水に15分も浸けて、味はどうなるの?変わらないの?」と気になりますよね。その結果やAkariさんの感想などは、ぜひ動画本編をご覧ください!
◆Japan Fruits Channel
「皆様に最高のフルーツを最高の状態で食べていただける手助けになれば」という思いで、生産者直伝の「新鮮なフルーツの見分け方」「保存方法」「美味しく食べるタイミングの見極め方」などのノウハウを発信しているYouTubeチャンネル。
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