調査結果①小学校高学年以降、約2人に1人が家族で過ごす時間減少
はじめに、家族の時間について調査。子どもが小学校高学年になって以降、中学に入学するまでに、家族で過ごす時間が減っているかについて聞いたところ、約2人に1人が「感じる(18.8%)」「どちらかといえば感じる(29.2%)」と回答しました。
家族で過ごす時間が減っている理由については、「塾や習い事に通い始めた(59.6%)」「子どもが友だちと遊びに行く機会が増えた(50.8%)」が挙げられました。家族以外のコミュニティができたことで、自宅にいる時間が減少しているようです。また、「子どもが一人でスマホを見る時間が増えた(33.3%)」といった、現代ならではの回答も一定数ありました。
続いて、家族と過ごす時間を増やすためにどのような工夫をしているかについて質問すると、「毎日ご飯を一緒に食べる(69.8%)」「毎日の出来事について子どもの話を聞く(56.4%)」を意識している人が多いことが判明。暮らしの一部の時間を使って、毎日子どもと向き合う時間を設けていることが見てとれます。
家族の時間を確保できるように様々な工夫をしている人が多い一方で、子どもと過ごす時間に対する不安や悩みについて聞いてみると、反抗期真っ只中な子どもとの接し方や子どもの思考が読み取れないことへの不安などが寄せられました。また、子どもが成長したことで「距離を置かれた」とショックに思ったエピソードを募ってみると、子どもの素っ気ない態度や、一緒に行動することを嫌がるといった子どもの反抗的なシーンが寄せられました。
▶︎距離感が難しい……。子どもと一緒に過ごす時間の不安・悩み3選
「反抗期ということもあり、甘えたい時とそうじゃない時の判断がつかず、対応に困ることがある」(東京都・45歳・女性)
「宿題したか、歯磨きしたか、片付けて、などの小言ばかりになってしまう」(富山県・39歳・女性)
「踏み込んだ話をしても、子どもにとって適切な回答ができるかわからなくて怖い」(兵庫県・51歳・男性)
▶︎ショック……。子どもに距離を置かれた瞬間3選
「小学4年生になって、昨日まで一緒にお風呂に入っていたが、突然、お風呂の内鍵が掛かっていた」(兵庫県・66歳・男性)
「どこかに行こうと言った時に、一人で行ったら、と言われたとき」(兵庫県・64歳・男性)
「学校の授業参観に来るなと言われたり、登下校時にわざと無視されたりします」(東京都・45歳・女性)
調査結果②小学生が親としたいこと1位「お出かけ」2位「ゲーム」
親視点で家族で過ごす時間について調査してきましたが、子ども視点ではどのように感じているのでしょうか。小学生に、家族と一緒に過ごす時間に満足しているか尋ねたところ、8割以上が「満足している(25.0%)」「どちらかといえばそう思う(59.3%)」と回答しました。
続いて、親とどのようなことをして家族の時間を過ごしたいかを調査したところ、「一緒にお出かけしたい(63.0%)」に最も票が集まり、「一緒にゲームがしたい(44.5%)」「ご飯を一緒に食べたい(42.8%)」が続きました。コロナ禍による外出自粛の影響もあるかもしれませんが、自分が楽しいと感じることを共有したい気持ちや、親と過ごす日常を大切にしたいという子ども心がうかがえました。
調査結果③成長に伴い、8割以上が家族で写真を撮る機会減少
子どもが成長するにつれて家族で写真を撮る機会が減っているかについて聞いてみると、8割以上が「感じる(43.0%)」「どちらかといえば感じる(38.6%)」と回答しました。
家族で写真を撮る機会が減っていると感じる理由には、「一緒に出かける回数が減った(58.8%)」「家族が揃う時間が減った(48.8%)」が多く挙げられました。家族で過ごす時間の減少が、写真を撮る機会の減少にも繋がっているのかもしれません。また、「子どものイベント事が減った(42.4%)」や「子どもが恥ずかしがるようになった(41.9%)」にも4割以上が回答しました。七五三や誕生日会など、親が子どもに関与できるイベントの減少や子どもの内面的な成長も、写真を撮る機会の減少に影響を与えているようです。
子どもが成長するにつれて、写真を撮る機会が減少傾向にあることがわかりましたが、中学生の子どもを育てたことのある先輩ママパパたちからは、「結婚式など行事で使える子どもの頃の写真がない」「データが消えてしまって当時の写真が残っていない」など、もっと写真を撮っておけばよかった、という後悔の声も寄せられています。
▶写真を撮っておけば良かった……。先輩ママパパの後悔3選
「結婚式の時に、幼少期の写真を探しても見つからなかった時に後悔した」(千葉県・59歳・男性)
「片方のデジカメのデータを間違って消してしまった時。色々な媒体で残しておかないと、と思いました」(和歌山県・50歳・女性)
「学校で小さかった頃の写真の提出を言われた時、当時の写真が残っておらず子どもに寂しい思いをさせてしまった」(福岡県・51歳・女性)
調査結果④9割以上が小学校の卒業式に出席したい!
これまでの調査で、家族で一緒に過ごす時間が減少していることや、子どものイベント事や子どもの内面的な成長によって、写真を撮る機会が減少していることが分かりました。普段写真を撮るきっかけが少ない家族にとっては、小学校最後の大きな区切りとなる行事「卒業式」は、子どもの写真を残せる絶好の機会だと言えます。そこで、現在小学生の子どもがいる親を対象に、小学校の卒業式について調査しました。
まず、小学校の卒業式に出席したいと思うか質問したところ、9割以上が「思う(71.8%)」「どちらかといえば思う(21.8%)」と回答。また、卒業式の写真については、「思う(73.5%)」「どちらかといえば思う(21.8%)」を合わせた約95%もの人が写真を残したいと回答しました。理由については、「大切な節目だから(89.5%)」が最も多く、続いて「思い出になるから(74.0%)」「成長を感じられるから(67.2%)」に票が集まりました。卒業式を大切な節目と捉えて、写真に残しておきたいと考える親が多いようです。
また、子どもの卒業式の写真を今後も撮りたいかについて聞いてみると、こちらも9割以上が「思う(71.8%)」「どちらかといえば思う(23.3%)」と回答しました。子どもが成長して写真を撮る機会が減っているからこそ、小学校、中学校、大学と訪れる大きな節目の「卒業」の写真を残して、子どもの成長を実感したいと考える親が多いのかもしれません。
■スタジオアリスの「小学校卒業記念」撮影について
スタジオアリスでは、お子さまの“旅立ちの日”を思い出に残す「小学校卒業記念」撮影をご用意しています。入学時から見た目も内面も大きく成長し、中学生へと一歩大人に近づく節目の時期。ワクワク感いっぱいの表情や、輝き溢れる笑顔を写真に残しませんか。
<小学校 卒業袴 ラインアップ>
■女児
■男児
※店舗によって品揃えが異なります。
※他にもデザインが豊富。
調査結果⑤先輩ママパパが伝授!中学校入学までに準備しておくべきこと
最後に、先輩ママパパに、小学校卒業から中学校入学までに準備しておくべきことについて質問しました。必要な物から、心構えまで様々な意見が寄せられました。
▶中学校入学までに準備しておくべきこと3選
「いじめなど学校に行けなかった場合の対処法、親の決意」(新潟県・56歳・女性)
「急に親離れしていくので覚悟しておいた方がいい」(東京都・66歳・男性)
「中学校進学準備のための塾通いとスポーツの両立」(東京都・68歳・男性)
■調査概要
・調査テーマ:小学校の卒業と家族時間に関する調査
・調査方法:WEBアンケート調査
・調査対象者:全国の小学生の子どもを持つ男女400名、全国の中学生の子どもを育てた経験のある男女100名 計500名
・調査実施日:2021年11月2日〜4日
・調査主体:株式会社スタジオアリス
インフルエンサー体験レポート
今回は、インフルエンサーのayanaさんと小学校6年生の息子さんに、スタジオアリスの「小学校卒業記念袴撮影」と「パパママ着物フォトプラン」を体験していただきました。
息子さんを連れてスタジオアリスにやってきたayanaさん。早速、親子で衣装選びを始めます。本撮影のメインとなる袴などの和装はもちろんのこと、タキシードなど洋装も豊富に用意しているスタジオアリス。シックな大人っぽいデザインから華やかな柄物まで、その種類は様々です。タキシードを息子さんにあてて「ネイビーが似合いそう」と、真剣な眼差しを見せる場面も。衣装を実際に手に取って選べるのも、スタジオアリスの魅力です。
また、ayanaさんご自身の着物選びには、スタジオアリスのお姉さんからもアドバイスが。お子さまの衣装との兼ね合いも考えながら、プロの視点でより良い衣装選びをお手伝いします。この日の息子さんの衣装は、白とグレーを基調とした袴に、ネイビーのフォーマルなタキシード、ayanaさんの衣装は、紫をベースに上品な花柄があしらわれた着物に決定。それぞれ期待に胸を膨らませながら、着付け室に入ります。
息子さんの凛々しい袴姿に、思わずニッコリ。演出、ポージング、表情もすべてプロにお任せ
ヘアセットと着付けを済ませ、撮影が始まります。袴を着た凛々しい息子さんの姿を見て、穏やかな笑みがこぼれるayanaさん。一方の息子さんは、少し緊張した表情を見せながら撮影スタジオに入ります。
まずは、親子での和装撮影からスタート。スタジオアリスのお姉さんが軽快なトークで和ませつつ、ポージングの指導も行います。最も美しく見える角度を細かく伝えながら、扇子や花などの小物や、背景もシーンに合わせてアレンジ。最高の一枚を撮影するための演出に抜かりはありません。撮影中も、スタジオアリスのお姉さんから表情やポージングについての声かけが入ります。
撮影が進んでいくにつれて、だんだんと自然な笑顔になっていく息子さん。お子さまの一番良い表情を引き出すことも、スタジオアリスが持つ強みの1つです。親子での撮影が終わると、いよいよ息子さん1人での撮影に入ります。最初とはうってかわって堂々とカメラの前に立つ息子さんの姿に、ayanaさんも安心した表情で撮影を見守ります。
「こんなに近くで写真を撮ることがあまりない」出来上がった写真に感動。最高の一枚をセレクト
撮影が無事終了し、ホッとした様子のayanaさんと息子さん。私服に着替えたあとは、親子で仲良く写真選びを行います。どれも素敵な写真なので、セレクトに悩まれるお2人。
スタジオアリスのお姉さんの意見も聞きながら、じっくりと写真を選んでいきます。全身だけではなく、顔をアップにして見比べることができる機能について「ズームにできるのが良いですね」と深く頷きながら話すayanaさん。息子さんがクールなポージングを決めたタキシード姿の写真には、思わず「すごいね、かっこいいね」と喜びをあらわにしました。
また、親子で寄り添い笑い合う一枚を見て「こんなに近くで写真を撮ることがあまりないよね」と、嬉しそうに息子さんに語りかける場面も。終始、楽しみながら撮影体験に臨むことができたようです。
記念撮影体験の感想
撮影後、ayanaさんにインタビューを実施しました。
————今回、スタジオアリスでお子さまの小学校卒業記念に袴姿の撮影を体験してみていかがでしたか?
ちょっと、ジーンときちゃいましたね。もともと卒業袴を撮影する予定がなかったので。息子が赤ちゃんの頃は、お宮参り、ハーフバースデーでスタジオアリスに撮影に来ていたのですが、12歳になったいまの姿を撮影をして、やっぱり大人になったんだなと実感しました。「成長してる……」と感動でしたね(笑)。
スタジオアリスの「My History(マイヒストリー) フォト」について
画像:過去にスタジオアリスで撮影いただいたお子さまのお写真、今回スタジオアリスで撮影いただいたお子さまのお写真
過去にスタジオアリスで撮影された方限定で、今回撮影のお写真と、幼い頃にスタジオアリスで撮影されたお写真を一つのフレームに収めてプレゼント。
※金額条件等がございます。
————衣装選びや撮影などで意識されたことはありましたか?
息子は中性的な顔立ちなので、小さい頃はわりと可愛い系のものや柔らかい色味のものを着せることが多かったのですが、やはり顔つきが大人になり、背格好も成長したので、今回はちょっとキリッとした、大人なデザインや色味のものをチョイスしました。
————以前と比べて、学校行事などでお子さまを撮影する機会は減ったと感じますか?
減ったと思います。息子の「1/2成人式」が、ちょうどコロナが流行していたタイミングとかぶってしまって、撮影を断念したんです。普段の自然な姿は私のスマホでよく隠し撮りするんですけど(笑)、節目ごとの改まった姿は、こうしてあえて機会を作らないと撮れないですよね。
————普段、家族で一緒に写真を撮る機会はありますか?
なかなかないですね。スマホで息子をパシャっと撮ることはあるのですが、家族で並んで写真を撮ることはほぼないと思います。
————来年3月の卒業式当日にも、また写真を撮りたいと感じましたか?
今日の成長を見て、卒業式当日にもちゃんと写真を撮っておきたいなと思いました。よく考えたら、6年前の入学式に撮ったきりで、それ以外に撮る機会もなかったので。子ども時代の成長って本当に早いので、少しでも記念になるものを親が残してあげられたらなと思いました。
————中学校への進学にあたって、楽しみなことや不安はありますか?
楽しみなことは、部活ですね。「何部に入るんだろう?」と気になります。息子はあらかじめ何部に入ると決めているわけではなく、「見てから決める」と言っていて、どんな部活があるのか今から楽しみにしているみたいです。不安なことは、中学生になった息子の心の成長を、親がどのように支えていけばいいのかというところです。子どもの成長は、楽しさ半分、不安半分という感じですね。
◆ayanaさん Instagram (@arsk729)
神奈川県在住の、約4.5万人のフォロワーを抱える33歳インフルエンサー。自身のファッション、美容、ライフスタイルなどをメインに投稿している。大人のような鋭いツッコミをする、しっかり者の長男12歳(小6)と、家族のムードメーカーでいつでも赤ちゃんのような存在の次男9歳(小4)の2人の子どもを育てている。
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