魚、キレイに食べられますか?
「魚を食べるのが苦手」という方いらっしゃいませんか?
きっと多くの方が「苦手意識」がある魚の食べ方ですが、大人だからこそキレイな魚の食べ方を知っておきたいですよね。
そしていずれお子さんにも正しい魚の食べ方を伝えていっていただければと思います。次項からは、キレイな魚の食べ方のポイントと魚を食べる際によくやりがちなマナー違反とされる行動についてご紹介していきます。
魚をキレイに食べる方法① 上身から食べる
まず魚の上半分の身を食べましょう。中骨にそって箸を入れていきます。
魚には側線という器官があって、よく見ると体の表面に線が入っているので、それにそって箸を入れるようにするといいですね。
背中側から腹側、食べ進めるのは左から右にというのが一般的です。骨は箸でとってから食べるというのが原則ですが、口に入れても骨があった場合は骨をだしてもマナー違反ではありません。ただ手でとるのではなくて箸で骨をとるようにしましょう。
魚をキレイに食べる方法② 中骨をとり下身へ
上身を食べ終わったら、中骨の下に箸を入れて尾ビレ側にスライドさせましょう。骨がスムーズにとれますよ。
その際に魚の頭に手をそえることは、意外ですがマナー違反とはなりません。中骨と頭はお皿の奥におき、下身を食べ進めましょう。
上身と同様に背中側から腹側、食べ進めるのは左から右にという順番で食べるといいですね。全てが食べ終わったら中央に骨などを集めておくようにしましょう。
魚をキレイに食べる方法③ 気をつけて!それマナー違反ですよ
魚を食べる時についやってしまうことの1つに「魚を裏返してしまうこと」がありますが、実はこれ和食ではマナー違反とされています。
不作法になるので習慣化している人はやめましょう。魚は上身を食べたあとはそのまま裏返さずに下身も左から右に向けて食べていくの正解。
上身を食べたあとにでてしまった骨や食べない皮・魚の頭などはお皿の奥や懐紙を使って覆うとスマートですよ。
大人だからこそ今さら人には聞けない悩み「魚のキレイな食べる方」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
ご参考にしていただければ嬉しいです。
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