ママの「3配り」で育つ!子どもの愛され力とコミュニケーション能力

子育て・ライフスタイル

学歴は高く頭脳明晰でも、対人関係が苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか。"コミュ障"という言葉が流行るほど、コミュニケーションが苦手な社会人が増えています。仕事も家庭も円満な人は、どんな相手とでも上手に合わせることが出来る人と言えます。

今回は、子供のコミュニケーション能力を大きく開花させるために欠かせない、親の「3配り」をご紹介します。

コミュニケーション下手に育つのは親の影響?

私は話し方やコミュニケーションのスクールを開講していますが、子供の生徒もいます。コミュニケーションに悩む子供たちに共通しているのは「人との適切な距離が取れない」という点です。

誰かと仲良くなるには、どうやって近づけば良いか?
また仲良くなった後は、どのように距離を保てば良いのか?

そういった事が分からないそう。相手の表情や声色から気持ちを判断して、適切なコミュニケーションを取る、動物的な"勘"のようなものが低下しているように感じます。

メールやSNSに頼り始める前の子供たちが、なぜコミュニケーション下手なのか。それは、スマホ画面ばかり見て、子供を見ない親が増えていることも原因の一つではないかと思うのです。

相手の顔色、気持ちが分かる子供に育てたければ、まず親が子供の顔色、気持ちを敏感に分かってあげる必要があります。そして、こういう場合にはこういう言葉がけをするのが適切だということを教えてあげなければいけません。

親子のコミュニケーションで大事な子供に対する「3配り」のポイントをご紹介します。

子供のコミュニケーション能力を育てるポイント1【目配り】子供に視線を配る

子供は、親から見られているだけで安心します。
小さい子供は「ママ、見て見て!」を連発しますよね。見てくれないと泣き出したり、床に寝転んだりして、視線を集めようともします。

子供たちは心の中で「ママに見てもらったら安心するんだよ。」と叫んでいます。親はこのような子供のメッセージに気づかず、つい家事の手を止めるのが億劫で「今忙しいから、後でね」と言ってしまいがちです。

目配りをされないでいると、子供自身もアイコンタクトの必要性や目と目でコミュニケーションを取るメリットを理解できずに育ってしまうかもしれません。

子供のコミュニケーション能力を育てるポイント2【耳配り】子供の話を最後まで聞く

目配りと同様に大事なのは、耳を使うことです。子供の話は大人からすると、論旨がなく意味が分からなかったり、ささいなことかもしれません。

それでも子供は「ママに耳を傾けてほしい」という思いで必死に話しています。「え、それで?」と結論を急いだり、途中で遮ったりせず、根気強く最後まで楽しそうに聞いてあげましょう。

きちんと自分の言いたい事を親に吐き出せる子供は、自分の意見を聞き入れてもらえる安心感を感じることが出来ますので、大人になっても、自分の意見を言うことに抵抗を感じづらくなります。

反対に、いつも親に反論されたり、つまらない話だと遮られてばかりですと、人と話すことを怖がるようになってしまいます。

子供のコミュニケーション能力を育てるポイント3【心配り】子供の気持ちを感じ、伝える

コミュニケーションは、伝える事よりも実は"伝わっている"ことが重要です。

特に親の愛情は、一方通行になりやすいものです。そんな時は是非、子供の気持ちになって考えましょう。そして、感じ取った子供の気持ちを言葉にして伝えましょう。

×「男の子なんだから、転んだくらいで泣かないの!」
○「転んでビックリしたんだよね。痛いと涙が出ちゃうよね。」

双方向のコミュニケーションで大事なのは、相手を理解し共感することです。理解と共感があって初めて、信頼が生まれます。共感をスタートにして「頑張って立てる?すごい!カッコいいね」と言えたらいいですね。

私も子育て中なので、親子コミュニケーションの大変さは良くわかります。もちろん、いつも良いママではいられませんが、この「3配り」を心に置いて子供を見守っていきたいと思っています。

子供のコミュニケーション能力を育てる、親の「3配り」をご紹介しました。

親子のコミュニケーションは"ちょうど良い具合"に保たれていると、子供の自立心と自己肯定感が良いバランスで伸びていきます。そのためには、子供を見すぎているわけでもなく、見ていないわけでもない「目配り」くらいがちょうど良いのではないでしょうか。