子どもの「寝かしつけ」ってどうしたらいいの?
なかなか寝付かない子どもに、どうやって寝かしつけを行ったらいいのか、悩んだことのあるご家庭も多いはず。
子どもは、寝る前の授乳やミルクタイムから、そのまま眠りに入ってしまう子。優しい子守り歌と、抱っこやトントンで寝る子。読み聞かせで寝る子……など様々です。
”何をしても上手く眠れない!”というお子さんも中にはいるはず。そんな子に、ぜひオススメしたい絵本があります。
「本当に、ぐっすり寝てくれる!」と、ママたちの間で話題の「おやすみ、ロジャー」です♪
話題の絵本「おやすみ、ロジャー」とは?
「寝かしつけに最適!」と、近頃ママたちの間で話題の絵本「おやすみ、ロジャー」。
この本は、スウェーデンの行動科学者であるカール=ヨハン・エリーン氏により、2010年に自費出版されたものです。
「絵本で寝かしつけを行う」という意識があまりなかった当時。作者は、心理学と行動科学の知識を生かして、この絵本を執筆したそうです。
実際に本を買ったママたちの間で、「寝かしつけに大きな効果がある」と評判になり、その後、2014年に英訳され、全世界で販売が開始されたのです。
今では、世界42言語での翻訳がなされ、日本でも話題となり、2015年11月の発売からわずか1ヶ月で30万部を売り上げ、今、とても注目されています。
おやすみ、ロジャー
¥1,400
販売サイトをチェック話題の絵本「おやすみ、ロジャー」の”あらすじ”
「おやすみ、ロジャー」のストーリーは、とてもシンプル。
眠たいのに眠れない”子うさぎのロジャー”が、お母さんうさぎと一緒に、眠りにつくための旅に出かけるというもの。
疲れることをしてみたり、色々な人と出逢ってお話を聞いたりしながら、”あくびおじさん”に眠くなる魔法の粉をかけてもらい……というお話です。
子どもの名前を当てはめて読むので、子どもの興味も倍増しますよ♪
「おやすみ、ロジャー」を読むと、なぜ眠くなる?
「おやすみ、ロジャー」を読むと眠くなるのには、きちんとした科学的根拠があるそう。
「あくび」や「眠い」という言葉を、お話の中で”繰り返し”使うことにより、常にその言葉に意識がいきます。
それにより、自分がその状態=「あくびしたい」「眠い」と暗示にかけられるような効果があるそうです。
こうした自己暗示は、一種の催眠術のようなものでもあり、心身の緊張を解き、リラックス効果を高めてくれます。
この本の対象は3〜7歳ではありますが、本の始めには、「車を運転している人の側では音読しないこと」という注意書きがあるほど。
その効果は、子どもだけでなく、大人までもが寝てしまうほど!とも言われています。
「おやすみ、ロジャー」の読み聞かせポイント!
効果が高いと言われている「おやすみ、ロジャー」ですが、本当に、読むだけで眠くなるのでしょうか。
物語の文中には、「あくびをする」などの、読み手に対しての指示語が入り、誰でも「眠くなる読み方」ができるように工夫がされています。
また、本の始めには、注意書きとして「読み聞かせのポイント」が書かれているので、参考にしながら読み聞かせを行うと良いでしょう。
「ゆっくりと、できるだけおとぎ話にふさわしい声で、他のことにいっさい邪魔されない環境で読む」というのが、この本のベースとなる教えです。
できるだけ子どもがリラックスし、落ち着いて、眠りやすくなる環境を整えてあげることが大切です。
いかがでしたか?子どもの睡眠不足は、翌日のぐずぐずにも繋がってしまいがち。たくさん遊んだ一日の終わりは、できるだけスムーズに眠りにつかせてあげたいですよね。
話題の絵本「おやすみ、ロジャー」で、スムーズな寝かしつけを試してみてはいかがでしょうか?
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