保育園に預ける時に子供が泣いちゃう!泣かなくなる言葉がけとは?

保育園に預ける時に子供が泣いちゃう!泣かなくなる言葉がけとは?

お子さんの1歳のお誕生日を迎えると同時に育休が終わり、4月を待たずに保育園に入園をするお子さんも多いのではないかと思います。
私の経営する認可外保育園は、秋が一年で一番新入園児さんが多い時期。お子さんよりも不安でドキドキしているのは、お母さんの方かもしれませんね。

たくさんの園を見学して、空きを待ち、やっと入園が決まった保育園。しかし、ホッとしているのも束の間。いざ入園の準備をしながら心配になるのは「離れる時、子どもが泣いてしまうのではないか。一日中泣きっぱなしだったらどうしよう」ということではないでしょうか。
今回は、登園の時にお子さんが泣かなくなる言葉がけをご紹介します。

保育園に預ける時に子供が泣かなくなる言葉がけ①保育園に登園。なんでいつも泣いちゃうの?

私は幼少の頃、認可外保育所に預けられたことがあるのですが、とにかく母に会いたくて会いたくて泣き続け、ついに母の心がポッキリ折れてあっという間に退園したようなのです。

初めて保育園に来るお子さんは、大抵泣きます。でも未だに私以上に泣くお子さんは見たことがありませんので、どうぞご安心ください。

「どうしたら笑顔でお母さんにいってらっしゃいができるようになるのか」と、よく保護者の方からもご質問をいただきますが、まず笑顔でいってらっしゃいができるようにならなければいけないのは子どもではありません。

子どもは必ず慣れて、楽しく1日を過ごすことができるようになります。朝は泣くこともありますが、それで良いのです。

では、朝笑顔でいってらっしゃいができるようにならなければならないのは誰でしょう。

…そう、お母さんです。

保育園に預ける時に子供が泣かなくなる言葉がけ②保育園に預ける時のポイント

ここで、自分に置き換えて想像してみましょう。

ある日あなたの一番信頼している人(ご主人など)に知らない場所に連れて行かれ、「ごめんね。どうしても行かなきゃいけない。ここで待っていて。僕も辛いんだ。本当にごめんね」と今にも泣きそうな悲しい顔で置いていかれたら・・・。

不安になりますよね。「逃げなきゃ!逃げて探さなきゃ」と思うかもしれません。

逆に「ここは安全だから楽しく遊んでいて。みんな親切な人だし、僕も信頼している人たちだよ。仕事が終わったら必ず迎えに来るからね。」と笑顔で言われたら…。

最初は嫌かもしれませんが、自分の一番信頼している人がそう言うならまあ、信じてみてもいいかな、という気持ちになりませんか?

言葉の意味はまだよくわからないかもしれませんが、お母さんの言葉と表情を一番敏感に感じることができるのが我が子です。

ところが「私が仕事をすると決めたばかりに、この子を泣かせてしまっている。ああ、家庭の事情とはいえ私のわがままなのかもしれない。ずっと一緒にいることができれば、こんなに私と離れたくないと泣かせることもないのに・・・」そう思った時に、多くのお母さんが子どもにかける言葉は一つ。

「ごめんね」なのです。

本当は違いますよね。保育園に預ける時、すべてのお母さんが子どもに対して願うことは、「辛いのをがまんして過ごして欲しい」ではなくて「お友達や先生と一緒に、楽しく過ごしてほしい」ですよね。

それなら「お迎えに来るまで楽しんで過ごしてね!」と言葉に出して伝えて欲しいと思います。伝えた後は、パッとお子さんを預けてサッと仕事に向かってしまうのもポイントです。

泣いているお子さんがかわいそうでいつまでも外に出られない気持ちもわかりますが、お母さんがサッと切り替えると、お子さんも気持ちの切り替えが早くできるようになります。

保育園に預ける時に子供が泣かなくなる言葉がけ③お迎えに来た時のポイント

お迎えの時にお母さんの姿を見つけた子どもが泣きながら走ってくる。

これも実はよくある光景です。お子さんの泣き顔を見ると、やはり言ってしまうのが「(辛い思いをさせて)ごめんね。」です。

朝も泣き顔、お迎えに言っても泣き顔。お母さんが保育園で見る我が子の顔は、全部泣き顔。

「ここ(保育園)は子どもにとって地獄なんじゃないのか。」

これでは辛いのはお母さんの方ですよね。子どもに謝りながらもまた次の日に保育園に来るのだから、子どもからしてみても「なんで?」と思うはず。そこで、お迎えの時もぐっと抑えて「ごめんね」を笑顔で「ただいま!」に変えて言ってあげてください。

子どもは、お母さんはちゃんと迎えに来るんだということを学びます。帰り道では「何をして遊んだの?」と声をかけても良いですし、保育者から何をしていたのかを聞いて「楽しかったね!よかったね!」でもいいのです。

ぜひ、次の日につながる言葉をかけてあげてください。

保育園に預ける時に子供が泣かなくなる言葉がけ④頑張っている姿を見せるのはステキなこと

保育園は楽しくて安心して過ごせるところと分かれば、お子さんはきっと泣かなくなります。

「それでも泣いちゃう。」そんな時は「ちゃんと今日もお迎えに来てね」という合図なんだと私は思っています。まだ小さい子どもたちにとって、お母さんは絶対的な存在。お母さんが笑顔で大丈夫と言うなら、大丈夫なのかな?そんな風に思えるのではないでしょうか。

子育てを頑張っているお母さんは素敵です。家族のために働いているお母さんも、キラキラしていてとっても素敵です。そんな頑張っている親の姿を子どもに見せることは、どう考えても良いことなのです。

保育園に通って、子どもは社会性を身につけます。お母さんと一緒にいない時間にも、しっかり成長します。だから自信を持ってくださいね。

涙を見せられて辛いかもしれませんが、「ごめんね」と眉間のシワはどうかそっとしまっておいてください。
お母さんからお子さんをお預かりしてからは、私たち保育士ががんばる時間。「ここは安全で楽しいところだよ。」これを何日もかけて全力で伝えていきます。
不安に思っているお母さんに、お預かりしている時間のお子さんの様子をきちんと伝えて安心してもらうのも私たちの仕事。その作業を何日も繰り返して作っていくのが、保育者と保護者と子どもの間の信頼関係です。

これから入園で、ドキドキしているお母さん。不安なことはどんどん保育士に話してください。信頼関係ができるきっかけになるのだから、遠慮なんかしないで。

そしてお母さんがイキイキとお仕事をして頑張っている姿を、ぜひお子さんに見せてあげてくださいね。

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この記事を書いた人

木村 麻美子/保育園長

木村 麻美子(きむら まみこ)

【肩書き】
保育園長(池袋あけみ保育園)

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