秋冬こそ体の中から潤いを。乾燥肌の対策に必要な栄養素とは?

美容

寒くなると、特に気になってくるお肌の乾燥。
乾燥肌対策にはスキンケアも大事ですが、食事で必要な栄養素を摂ることも重要です。
不足すると乾燥肌になりがちな栄養素と、代表的な食べ物についてご紹介します。

乾燥肌対策に必要な栄養素①タンパク質

引用:frau-web.net

私たちの体を作っている、主な成分であるタンパク質。

肌もタンパク質から合成されているため、タンパク質が不足すると、角質層のターンオーバーが正常に行われなくなってしまいます。

肌の水分は主に、角質層の細胞間脂質とNMF(天然保湿因子)によって保たれています。なのでターンオーバーが乱れて、それらが上手く生成されなくなってしまうと、お肌の乾燥が起こるのです。

タンパク質は、肉、魚、たまご、乳製品、大豆などに多く含まれています。
ダイエット中はお肉を控えたい方も、納豆などの大豆食品を上手く利用して、必要なタンパク質はしっかり摂りましょう。

乾燥肌対策に必要な栄養素②ビタミン類

美肌にビタミンが必要なのはよく知られていますが、肌の乾燥を防ぐために特に摂っておきたい栄養素は、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンCです。

ビタミンAは、皮膚や粘膜を正常な状態に保ち、角質層のNMFの生成を促す作用がある、脂溶性のビタミンです。緑黄色野菜、卵黄、レバー、乳製品などに多く含まれています。

ビタミンB群は、新陳代謝を活発にし、ターンオーバーを正常に保つ働きがあります。特にお肌に関わりが深いのは、ビタミンB2とB6です。豚肉、レバー、大豆、納豆、卵、ほうれん草などに多く含まれています。

ビタミンEは、血液の循環を促進し、新陳代謝を活発にします。抗酸化作用があり、肌の老化を進める過酸化脂質を分解する作用もあります。アーモンドなどのナッツ類、大豆、アボカド、ごま、たらこなどに多く含まれています。

ビタミンCは、コラーゲンの生成を助け、肌のハリやきめを整えてくれます。抗酸化作用もあり、ビタミンEの酸化還元も行います。かんきつ類やイチゴなどの果物、ピーマン、ブロッコリーなどの野菜に多く含まれています。

乾燥肌対策に必要な栄養素③亜鉛

引用:azechi3.jp

亜鉛は、細胞分裂の際に酵素を働かせる役割をし、肌・髪・爪などを維持するために欠かせないミネラルです。

ミネラルは、鉄に次いで私たちの体に多く存在し、不足すると皮膚炎や脱毛などを起こしやすくなると言われています。

亜鉛が多く含まれる食材は、牡蠣、レバー、たまご、チーズ、牛肉などです。
アルコールを分解する際には亜鉛が多く消費されるため、お酒をたくさん飲む方は、意識して亜鉛を摂ると良いですよ。

また、加工食品に含まれる添加物「ポリリン酸NA」や、玄米に含まれる「フィチン酸」は、亜鉛を体外に排出する作用があるので、そういった食品を多く摂る方も注意が必要です。

乾燥肌対策に必要な栄養素④必須脂肪酸

必須脂肪酸は、細胞の細胞膜を作る原料となるため、不足すると細胞の再生や回復が滞り、ターンオーバーが乱れて肌の乾燥を引き起こします。

健康な肌や体を保つには、必須脂肪酸の中でも特に、オメガ3系脂肪酸が大切と言われます。
オメガ3系の代表的なものは、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)、α-リノレン酸です。

オメガ3系脂肪酸は、サーモン、サバ、イワシ、サンマ、アジなどの青身魚に多く含まれています。

近年は、欧米型の食事になってきたことで、日本人が魚を食べる量が年々減少しているそう。和食の良さを見直して、日本人らしい美肌をキープしていきたいものですね。

肌の乾燥を防ぐためには、様々な栄養素が必要とされます。
まずはバランスの良い食事が基本ですが、ダイエット、偏食、飲酒をされる方は特に、乾燥肌に良い食材を積極的に取り入れてみて下さい。