「単利と複利」って?ママが知っておくべきマネー用語【Vol.8】

「単利と複利」って?ママが知っておくべきマネー用語【Vol.8】

銀行にお金を預けると、利息が付きます。通帳に印字された「利息〇円」という文字を見て、「たったこれだけ?」なんて思ったこともあるのではないでしょうか。

実はこの利息の計算、あまり知られていませんが「単利」と「複利」の2種類があるんです。

預金などを利用するうえで、この意味を理解しているか、していないかでは、実は大きく違ってきます。

今回は、この2つのマネー用語の意味をご説明します。

【知っておきたいマネー用語】単利・複利ってどういう仕組み?

単利とは、ずっと同じ元本に利息がつくものなので、利息も毎回同じ金額となります。

一方の複利では、元本に利息がつくと、「元本+利息」が次の期間の元本となります。

膨んだ元本に利息がつきますので、前に比べて利息の額が増えていくのが特徴です。

例えば、100万円を利率10%で預けた場合(上図参照)、

【単利】▶︎1年後110万円、2年後120万円、3年後130万円……

【複利】▶︎1年後110万円、2年後121万円、3年後133万円……

となっていきます。

【知っておきたいマネー用語】単利・複利ってどっちが良いの?

1年後の利息は、単利も複利も10万円と同じですが、2年目以降から少しずつ、その差が広がります。

長く預けるほど利息の差は大きくなり、たとえば上図の例での30年後は、単利では100万円が400万円に、複利では100万円が、なんと1,745万円になるんです。

その差額は、1,345万円!すごい違いですね。

ですので、お金を預けるなら、単利よりも複利で運用したほうが効率的です。

また複利の中でも、1年複利より半年複利、1か月複利のほうが、早く利息が多くなりますよ。

「まとまったお金は預けたいけれど、お小遣いのように利息をちょこちょこ使いたい!」という方には、単利がオススメです。

複利で運用している期間は、利息は元金に組み入れられているため、満期まで原則は引き出せません。

【知っておきたいマネー用語】カンタンに複利の計算ができちゃう技って?

利息のつき方はわかっても、なんだか複利ってややこしそうだし、目標額までどのくらい時間がかかるか知りたい……そう思う方も多いですよね。

実は、カンタンに複利の計算ができちゃう技があるんです。

それが、アインシュタインが発見した「72の法則」というもの。この法則を使えば、元本が2倍になる年数がわかるんですよ。

<72の法則> 72÷年利=預けた金額が2倍になる年数

例えば、年利1%の場合、72÷1=72 72年かかります。

年利3%の場合は、72÷3=24 24年かかる

年利8%の場合は、72÷8=9  9年かかる

といった具合です。

この法則を知っておくと、具体的な数字のイメージができますね。

【知っておきたいマネー用語】知らなきゃ損!その商品、単利・複利どっちなの?

預けるなら複利がオススメ、ちょこちょこ利息を引き出したいなら単利がオススメと書きましたが、その商品が単利か複利かわからなければ、困りますよね。

代表的な金融商品の金利タイプをご紹介します。

<単利の商品>
・大口定期預金
・預け入れ3年未満のスーパー定期、定期貯金、変動金利定期
・個人向け国債

<複利の商品>
1年複利…期日指定定期預金
半年複利…定額貯金、預け入れ3年以上のスーパー定期、定期貯金、変動金利定期など
単利と複利の違い、おわかりいただけましたでしょうか?

どうお金を増やしたいのか考えて、商品選びの判断材料の一つとして、単利と複利を意識してくださいね!

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この記事を書いた人

鈴木 さや子/ファイナンシャルプランナー

鈴木 さや子

【肩書き】
ファイナンシャルプランナー

【経歴】

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