「怒る」と「叱る」を一緒にしないで!子供をちゃんと叱るべき理由

子育て・ライフスタイル

辞書の世界では、「怒る」と「叱る」の差はさほど感じられませんが、育児の世界では、両者の違いがしばしば話題になります。

この言葉のニュアンスの違い、叱り方などを学んでいきましょう♡

矢萩 可南
矢萩 可南
2016.06.10

「怒る」と「叱る」の違いって?

「怒る」とは、相手が自分に悪い影響を与えたり、自分が指示した通りに動いてくれない場合に、相手に怒りをぶつけて感情を露わにすること。

自分の目的さえ果たせれば相手の心情はおかまいなし、といった感じです。

一方「叱る」とは、相手をより良くしようとして注意やアドバイスを伝える動作をいいます。

感情を露わにするのではなく、冷静な気持ちで相手を諭すことです。

怒ることは、自分の気持ちを落ち着かせるため、つまり自分のため。叱ることは、「学び」に繋がるので、子供のため、そして自分のためと言えるでしょう。

叱るときは叱ろう!

「自由にのびのび育てよう!」という育児論が日本でも提唱され、実践しているママも多いですが、叱るべきタイミングでは、危険性や他人へ迷惑をかけていることをしっかり伝えるべきだと思います。

笑顔や優しい口調を続けて曖昧にしていると、将来、困るのは子供自身になります。

子供は、お母さんの反応で「これは本当にだめなこと」だと理解できます。

靴を脱ぐべきエリアで、土足のまま遊んでいる子にきちんと注意ができるか、できないか。この差は大きいですよね。

「自由にのびのび子育て」するのは良いことですが、「悪いことは悪い」と叱れるようになることが理想的です♪

家庭での教育が問われる……?

固定観念と、マナーやルールを混同するのはNGです。

公共の場で走り回ったり、騒いだりするのを、自由に育てたいという理由で放置してしまっているのは、「きちんと叱れていない」ということ。

保育園や小学校で教わろうというスタンスではなく、家庭でしっかり教育しましょう。

家庭内こそが教育の基本であり、土台となります。

叱るための3つのポイント☆

子供を叱るときのポイントは3つです。良い例と悪い例も交えてご紹介します

①今のことだけを叱る……「今の言い方は良くないよ」

過去のことを引っ張り出してきて、「いつもダメなんだから」「また同じことを言わせないでよ!」など、今起こしてしまったことと合わせて注意しないようにしましょう。

②目の前のことだけを叱る……「青いペンにキャップをしなさい」

何度も同じようなことを繰り返されるとつい言ってしまいがちですが、範囲を広げて、「何をやらせてもダメね」「話を聞いていないじゃない!」といった注意をしてしまうのはNGです。

③子供の行動だけを叱る……「それは悪いことだよ」

子供の人間性を「ダメな子ね」」などと叱ってしまわないようにしましょう。

飴と鞭を使い分けられるようになったら一人前?!

叱り慣れていない大人が多いのも事実です。正しい「叱り方」は、日々学んでいきましょう!

「叱れない人は人の上には立てない」と、大人の世界でも良く言われていますよね。

見て見ぬフリをすれば、子供はこれで良いと思って過ごしてしまいますし、子供のためにもなりません。

親の管理能力の低さを問われることにも繋がってしまいます。

叱るべきときは叱り、褒めるときは思いっきり褒める。

「褒める」と「叱る」という行為の両方がバランス良くできて始めて、親としての責務が果たせていると言えるのではないでしょうか。

そうはいっても、疲れているときや生理前など、イライラして感情的になってしまうことは誰にでもあること。

そのような場合、私は、素直に子供に「ごめんね」と思いを伝えるようにしています。自己肯定感を損わずに叱れるよう、軌道修正をしましょう♡

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