赤ちゃんの下痢を伴う病気① 乳糖不耐症
赤ちゃんがミルクなどを飲んだ後に頻繁に下痢をするようであれば、それは乳糖不耐症の疑いがあります。
乳糖不耐症とは、乳糖を上手く自分の体で分解できずに下痢をしてしまう病気です。
主に、急性胃腸炎の後に起こります。
赤ちゃんの下痢が続くようであれば、下痢の状態、色、回数、におい、その他の症状についてメモをして、下痢のついたおむつを病院に持って行きましょう。
赤ちゃんの下痢を伴う病気② 急性腸炎
急性腸炎とは、腸が炎症を起こして下痢や嘔吐などの症状が出る病気です。
赤ちゃんのほとんどは、感染やウイルスによって起こります。
稀に血便が出ることもあります。
細菌が原因の場合は重症化することもある病気ですので、すぐに受診が必要です。
また、下痢に血液や膿が混じっている場合も、同様にすぐに小児科を受診することをオススメします。
赤ちゃんの下痢を伴う病気③ アレルギー性腸炎
アレルギー性腸炎は、食べ物が原因で腸の粘膜が傷ついたり、腸の働きが悪くなったりして過敏症状を引き起こす病気です。
赤ちゃんの中でも、特に乳幼児に多く見られます。
また下痢を繰り返すので、肛門付近が赤くただれてしまうこともあります。
繰り返し起こすと重症化して、呼吸困難や血圧低下などの命に関わることに繋がりますので、注意が必要です。
赤ちゃんの下痢を伴う病気④ 食中毒
食中毒とは、食べ物によって起こる急性胃腸炎です。
特に同じ食べ物を同時に摂取した家族で同時に起こった場合、食中毒の可能性が高いです。
また激しい下痢の場合は、O157の疑いがあります。
O157は、赤ちゃんや子どもが罹ると非常に危険な病気です。
脳炎を起こして命に関わることもありますので、病院にすぐに駆けつけたり、救急車で病院に行くことをオススメします。
いかがだったでしょうか?
赤ちゃんの下痢は、場合によっては命に関わる危険もあります。
よく観察して、様子を見るのかすぐに病院に行くのかを判断するようにしてくださいね。
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