赤ちゃんのタイプ別・寝かしつけの環境作りと方法
寝かせる時に上手に環境作りをしてあげると、赤ちゃんは、眠りやすくなります。
眠りは、体や脳を育てるために、とても大切だと言われていますが、思うように眠るのはなかなか難しいこと。
ですので、赤ちゃんの月齢に応じた眠りの特長を理解し、環境を整え、ママがサポートしてあげることから始めましょう。
《生後4ヶ月頃まで》
生後2ヶ月頃までの赤ちゃんは、昼夜の区別がなく、寝る、起きるを繰り返します。そして、3ヶ月頃から徐々に睡眠のリズムができ始めます。
この頃は、ママのお腹の中にいた時のような姿勢、環境、ママのぬくもり、声で安心して寝てくれる場合が多いです。
《5ヶ月から8ヶ月頃》
少しずつ、夜の睡眠時間が長くなります。昼夜の区別がつき始める頃で、夜中に、1度も起きずに寝る子もいます。
ママのぬくもりやスキンシップなどの安心、心地よさを感じて、眠るようになります。
《9ヶ月から11ヶ月頃》
早寝早起きの習慣がつき始めます。赤ちゃんによっては、夜泣きが激しくなることがあります。
寝るときのお気に入りアイテムや、毎回決まった段取りを作り、パターン化させてあげると寝つきやすくなります。
《1歳頃から》
1歳をすぎるころには、朝までぐっすり眠る子が増えてきます。お昼寝は1日1回になり、生活リズムが整ってくるので、いつも同じ環境を作ってあげると、眠るようになります。
【眠るための環境】
室温は22度前後。湿度50%から60%。日光やエアコン、扇風機などが直接当たらない場所に寝かせてあげましょう。
照明やテレビなど、気になる音を消し、暗く静かな環境を整えてあげることが大切です。
赤ちゃんのタイプに合った『寝かしつけ方法』を見つけよう!
赤ちゃんのタイプによって「寝かしつけ方法」を変えてあげると、ママもストレスなく、寝かしつけができます。
《甘えん坊タイプ》
寝る前に、ママとのスキンシップ時間をたくさん作るといいです。私の息子は甘えん坊タイプで、寝るときは、私にくっついていればスヤスヤ寝てくれます。
《好奇心旺盛タイプ》
気になるものがあると興味を持ち、チョコチョコと動き回る赤ちゃんは、寝ることに集中できる環境を作ってあげることが大切です。
《デリケートタイプ》
ちょっとした環境の違いに敏感な赤ちゃんは、音や光などの環境に注意し、安心できるよう語りかけてあげましょう。
《おおらかタイプ》
何があってもあまり気にせず、どんと構えているタイプの赤ちゃんは、余っている体力を発散させてあげると、深く眠れるようになります。
このように、赤ちゃんのタイプを見極めて環境を作ってあげると、ぐっすり寝てくれますよ。
寝かしつけ方法①赤ちゃんを包んでゆらゆら
生後間もない赤ちゃんがよく寝てくれる、というおくるみやバスタオルで、赤ちゃんを包んであげる方法です。
赤ちゃんは、お腹にいたときのような感覚になり、温かいぬくもりで、安心して寝てくれます。寝てしまったら、そのままベッドに移してあげるといいです。
押さえつけられることが嫌な赤ちゃんは、安心できないこともあります。
寝かしつけ方法②音や音楽
寝るときに、いつも同じ音楽をかけるようにすると、眠くなることがあります。
オルゴールや、お腹のなかにいたときに聞いた音などを聞くと、眠りやすくなります。
また、大好きなママの声を聞いてると安心する赤ちゃんもいるので、ママが子守唄などを歌ってあげるのもいいですね。
寝かしつけ方法③触れ合う
ほっぺや頭を、ママが優しく”なでなで”してあげると、赤ちゃんは気持ちよくなり、ウトウトし始めます。
赤ちゃんの眉間辺りを指ですりすりしてあげると、自然と目をつむり、寝むることもあります。
他にも、腕枕をしてあげたり、お腹の上でラッコ抱きをしてあげると、安心して寝ちゃいますよ。
寝かしつけ方法④寝たふり
赤ちゃんの隣に添い寝してママが寝たふりをすると、自然と赤ちゃんも寝てくれます。
ママの”スースー”の寝息につられて、気付いたら赤ちゃんもぐっすりです。
いかがでしたか?他にも方法はたくさんあると思いますが、どうしても寝ないときは、一度寝室を離れ、少し気分転換させてあげると寝てくれるようになる場合も。
赤ちゃんに合った寝かしつけ方法、環境を探してみてくださいね♪
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