最もイライラしやすいタイプの人とは?
感情の起伏が激しい人、情緒不安定になりやすい人など、女性は男性よりもメンタルが不安定になりやすい傾向にあります。
世の中には、繊細な人、感受性の豊かな人、神経過敏な人など、様々なタイプの方がいますね。
繊細な人は、優しくて些細なことに傷つきやすいタイプ。周りの人に気を遣いすぎて、疲れやすい傾向があります。
感受性が豊かな人は、喜怒哀楽がハッキリしていて、映画や音楽を好み、感動しやすく、涙もろいタイプです。芸術家な一面もあり、ユニークでおおらかさもあります。
そして、神経過敏な人についてですが、非常に心が疲れやすい傾向にあります。
なぜなら、周りのできごとや環境の変化に弱く、攻撃的でカリカリしやすかったり、被害者意識が強い傾向があります。
このタイプは、人づきあいが苦手な方が多く見受けられます。
悩みの多くは「気のせい」であることが多い
真面目で頑張り屋さんタイプの方は、「もっと肩の力を抜きましょう」と言われても、なかなかそうもいかない方が多いようです。
ママ友グループや職場などにおいても、周りの人の言動が、人一倍気になってしまいます。だからこそ、ついつい頑張りすぎて疲れてしまうのですね。
しかし、それらの悩みのほとんどが、妄想や想像である場合が多いのです。
私がコーチングをする際、人間関係の悩みを聞く時には、「事実か想像か」をクライアントに伺います。
すると、ほとんどの場合は「そんな気がする」という答えが返ってきます。
そう、多くの場合は自身の「気のせい」なのです。
「どういう時にそう感じるか」を知ることが重要!
一番の問題は、自分自身が「どういう時にイライラを感じるか」を知らないままでいることです。
大抵の場合は、疲れていたり、睡眠不足、仕事が溜まっている時などにイライラを感じるでしょう。また、生理前や生理中にイライラを感じやすいという方も多いでしょう。
このように、何らかの理由があるはずなのです。
例えば、好きなことをしたり、家族と過ごす休日などには、あまりイライラや不快な感情を感じないはず。
ただ、元気な時にでももちろん「イライラ」は起こります。
相手が考えごとをしていて、たまたま無視されてしまったように感じたり、周りの人が自分より楽しく幸せに見えた瞬間などです。
なぜこのように、些細なことに過敏になり、イライラしてしまうのでしょうか。
自分で「良いこと」「悪いこと」を振り分けている
些細なことに過敏になってしまうのは、自身に起きたできごとを、勝手に「良いこと」と「悪いこと」に振り分けてしまっているからです。
過敏にならずに、嫌なことや不本意なことがあっても、「たまたま」「気のせい」とスルーしてしまいましょう。
そして、いつも頑張っている自分を認め、自分を責めないようにすることも大切ですよ。
早い方は、30代でも更年期障害の症状が出る場合があります。なるべく自分の感情をコントロールして、上手に付き合っていきましょう。
体の声をよくきいて、心と体を休ませてあげることも大切ですよ。
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