くすみのタイプと対策方法①乾燥型くすみ
肌が乾燥すると肌表面がカサついて光をきれいに反射しなくなり、ツヤや透明感が失われてしまいます。さらにひどくなると肌が毛羽立つようになって細かな陰影が出来るため、ますます顔全体が暗くくすんでいきます。
スキンケアをした直後は肌が明るいのに時間とともにくすんでくる方は、このタイプに当てはまることが多いです。
対策としてはとにかく保湿ケアをすること!
化粧水をたっぷりつけるだけでなくセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が含まれる乳液や美容液、クリームを使い、しっかりと水分を保つようにしましょう。
くすみのタイプと対策方法②角質肥厚型くすみ
メラニンなどを含む古い角質が蓄積して厚くなると、肌は褐色がかった灰色になってしまいます。
主な原因は肌のターンオーバーの低下。年齢と共に肘や膝が黒ずんでくることが多いですが、これも角質が厚くなってくるためなのです。
角質肥厚型くすみを防ぐには酵素洗顔やピーリングなど、古い角質を取り除くケアが有効です。古い角質を落としておくことで、肌のターンオーバーも促されます。
また疲れやストレス、睡眠不足などもターンオーバーの乱れに繋がるので日常の生活習慣を見直すことも大切です!
くすみのタイプと対策方法③血行不良型くすみ
青黒く、いわゆる顔色が悪い状態になっている方は、血行不良型のくすみでしょう。
青く見える静脈の血流が滞るためその色が皮膚から透けて見え、青っぽくくすんだ肌になります。
主な原因は体の冷え、寝不足、運動不足、ストレスなど。
一時的に解消したい場合はマッサージも有効ですが、根本対策をするには原因となっているものを取り除くのが一番です。
なかなか根本原因を完全に取り除けない方は、できる限り新陳代謝をあげる食材、体を温める食材なども利用してみると良いと思います。
くすみのタイプと対策方法④糖化・カルボニル化型くすみ
年齢を重ねると、次第に顔が黄色っぽくくすんで見える「黄ぐすみ」が起こってきます。黄ぐすみの原因は、糖化とカルボニル化。
糖化は、体内にあるたんぱく質が糖質と結びつきAGEsという老化物質を作ることを言います。このAGEsは褐色なので黄みを帯びたくすみに繋がるのです。
またカルボニル化も同様に、酸化した脂質の一部がたんぱく質と結びつきACEという物質を作ります。糖化よりもさらに強い黄ぐすみを作ると言われています。
糖化・カルボニル化は一度起こるとなかなか戻りにくいため、予防が大事です。もっとも重要なのは紫外線ケア。また酸化することで起こるため、抗酸化対策も大切となります。
あなたのくすみはどのタイプでしたか?
一つだけでなく様々な原因のくすみが同時に起こっていることもあるので、自分のくすみタイプをしっかり見極めて下さいね。
効果的な対策をして、透明感あふれる美肌を手に入れましょう!
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