宇多田ヒカルさんも発言「東京」が子育てしにくい街と言われる理由

子育て・ライフスタイル

先日、日本テレビ系ニュース番組『NEWS ZERO』のインタビューを受けた、宇多田(うただ)ヒカルさん。

その際、東京で子育てをしている友人の話を引き合いに出して、「東京って、なんて子育てしにくそうな街なんだろう……」と発言した事に対して、共感の声が上がっています。

東京は子育てがしにくそうだと思うポイントは、どこにあったのでしょうか。また、日本と海外ではどのような違いがあるのでしょうか。

矢萩 可南
矢萩 可南
2016.10.29

ロンドンで子育てをしている宇多田ヒカルさんから見た「東京」

「日本で子育てをしたことがないので、私の認識が間違っている可能性もありますが……」と前置きしたうえで宇多田ヒカルさんは、実際に東京で生活をして子供を育てている友人の話を聞く限りでは、東京は子育てがしにくそうだと発言していました。

彼女が伝え聞いたところでは、

「外で赤ちゃんが泣いていたら、すごく嫌な顔される」

「ベビーカーで電車やバスに乗っても、周囲は非協力的」

「嫌味を言われたりする」

とのこと。実際に、このような経験がある方も多いのではないでしょうか。

「東京」は子育てがしにくい街なの?

子育てしにくい都道府県の中でも、いつも上位にランクインする"東京"。

人口が集まる都心部だと、子育て支援が充実しているかのように思えますが、地区よって差や待機児童問題があります。

特に取り上げられるのが、電車で外出しにくいという意見。

乗るのに気を使ったり、ベビーカー利用者への理解が少ないという声も多く聞こえます。

海外では、積極的に手助けをしてもらえたり、席を譲ってくれる風潮が強いですが、日本ではまだまだ子連れでの外出に批判的な意見も多いのが現実です。

子連れや妊婦に対する社会の温かいまなざしがもっとあっても良いのではないか、と感じてしまいますよね。

「東京」よりもロンドンやパリの方が子育てしやすい?

意外かもしれませんが、ロンドンやパリは子育てがしやすい街だと言われています。

宇多田ヒカルさんが子育てしている街・ロンドンでは、レストランやカフェで嫌な顔されずに授乳しているママが大勢いるとのこと。

フランスでも、ベビーカーを電車やバスに乗車させようとしている人がいる場合、老若男女問わず、ベビーカーを持ち上げて手伝ってくれるそう!

地下鉄やバスなどのバリアフリーになっていない箇所で、誰も手を差し伸べてくれずに途方に暮れたことはない、という宇多田ヒカルさん。

話を聞いている限り、東京よりもロンドンの方が子育て環境は良さそうですね。

個々の意識改革が日本の子育て環境を変える?

では、なぜ日本での子育ては肩身が狭いものになってしまうのでしょうか。

1つ言えるのは、日本は「他人に不都合を与える人」に対して異様に厳しい社会だからです。

相手の迷惑になりたくないから他人には話しかけない、関わりを持たない、という方が多いといえます。

「大丈夫よ、子どもは泣くものだから。」などと慰めてくれたり、「大丈夫ですか?」と話しかけることを慎む方が多いので、子どもを連れているママが肩身の狭い思いをする日本。

そもそも社会は、互いに「不都合」をかけあって構成されているもの。もっと助け合いの精神を育めると良いですよね。

マタニティマークやベビーカーマークがあるのも、日本特有の文化なのだとか。

子ども、子連れのママや妊婦に優しくない社会を変えるためには、政府だけでなく、個人個人の意識を変えていくことも必要かもしれませんね。

2020年には、東京でオリンピックも開催されます。

ベビーカーはもちろん、車椅子を利用する方や障がいのある方への対応も問われるのではないでしょうか。

黙って傍観しているのではなく、声をかけたり、手を差し伸べられる人になりたいですね♡

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。