<掃除を始める前に>重曹ペーストの作り方
100円ショップやスーパーで購入できる重曹は、弱アルカリ性の炭酸水素ナトリウムです。
水と混ざることで、石鹸と同じアルカリ性となり、油を分解する効果があるため、コンロ周りなどの掃除には重曹ペーストが効果的なんです♪
重曹ペーストの作り方は、【重曹:水=3:1】の割合で混ぜるだけ。
水に溶けやすい重曹が、研磨剤としての役割も果たしてくれます。
重曹ペーストの掃除テクニック①コンロの頑固な油汚れに
料理をするご家庭ほど、どうしても溜まってしまうコンロ周りの油汚れ。
ついつい掃除を先延ばしにしてしまい、気が付いた時にはなかなか取れない……とお困りの方も多いかもしれません。
そんな時には、重曹ペーストを歯ブラシにつけて、ゴシゴシとこすってみましょう!
重曹は安く手に入るので、たっぷり使えます。
コンロ以外にも、魚焼きグリルや五徳も綺麗にしましょう♡
重曹ペーストの掃除テクニック②シンクやお風呂場の水垢に
積もり積もった水垢で、元の輝きが想像できない……という状況に陥ったシンクや洗面台、お風呂場も、重曹でピカピカにしてしまいましょう!
重曹ペーストを布巾などに取り、しっかりと拭くだけでOK♪
重曹は研磨剤よりも粒子が細かいため、IHコンロのガラスなどを傷つける心配もありません。
そのため、鏡も気にせずに掃除ができますよ。
重曹ペーストの掃除テクニック③年に一度の嫌な換気扇掃除も!
油とほこりが固まってしまった換気扇。大掃除の中でも、気が重い場所の一つですよね。
換気扇の汚れを落とすには、まずお湯で軽くほこりや油を落とした後に、重曹ペーストでゴシゴシしてみましょう。
また、レンジフードなども同じように重曹ペーストで掃除できます。
重曹ペーストの掃除テクニック④「重曹+お酢」で排水溝の嫌なぬめりをカット!
重曹は、お酢やクエン酸などの酸性の液体と混ざると、泡が出る性質があります。
この性質を利用して、嫌なぬめりがたっぷりついた排水管を綺麗にしましょう。
重曹ペーストもしくは重曹を、そのまま排水溝や排水管にふりかけて、お酢をスプレーするだけ。
発泡したら10分ほど放置して、その後、重曹ペーストでゴシゴシこすると、綺麗にぬめりが取れますよ。
重曹ペーストの掃除テクニック⑤「重曹+ストッキング」で鏡のウロコを撃退!
お風呂場の鏡は、水回りの中でも特に水垢が溜まりやすい場所です。
ウロコのようにこびりついた水垢を落とすには、重曹ペーストを古いストッキングにつけてこすってみましょう。
ストッキングがスポンジのような役目を果たしてくれます。
掃除の後は、そのままポイッと捨てられるのも嬉しいですね。
重曹ペーストの掃除テクニック⑥最終手段は「重曹ペースト+お酢+マジックリン」の最強タッグ
重曹ペーストは、お酢と合わせることで、重曹ペーストだけでは落とせない汚れもだいたい落とすことができますが、頑固な汚れは時間がかかってしまうことも……。
どうしても取れない頑固な油汚れには、マジックリンの力もプラスすれば最強に!
場所に合わせて、上手に使い分けましょう。
大掃除にも活躍する重曹ペーストですが、アルミ製品に使うと、黒く変色してしまうことがあります。
アルミ素材のものを掃除する際には、目立たないところで重曹ペーストが使えるか、テストしてから使ってみてくださいね♪
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