アナタのつわりはどのタイプ?つわりの"種類"と"対処法"

子育て・ライフスタイル

多くの妊婦さんが苦しむ、つわり。
つわりが始まるのは早くて妊娠4週目位からで、一般的には妊娠9~10週位がピークなのではないでしょうか。妊娠14~16週(3~4ヵ月)で無くなると言われていますが、つわりにはいくつもの種類があるので、場合によっては臨月まで悩まされる方もいらっしゃいます。

少しでもつわりの辛さを軽減できるように、セラピストの立場から、つわりの種類と対処法をご紹介します。

つわりの種類と対処法〈吐きつわり・食べつわり〉

"吐きつわり"や"食べつわり"は、一般的に多くの方からイメージされるつわりだと思います。

多くの妊婦さんが体験するのが"吐きづわり"。食べても常に吐いてしまうため、栄養補給もしづらいのです。食べることができる食材があったら栄養バランスは気にせずに、まずは少量でも食べることから始めましょう。

吐きつわりの次に多いのが"食べつわり"です。
口の中が空っぽになった途端に気持ち悪くなってしまいます。常に食べ物を握っている状態になり、どうしても肥満につながる為、体重や脂肪が増えてしまいがちです。急激な体重増加は出産がハードになったりと良くない影響が出てしまいますので、低カロリーの飴や少量の物を小まめに取りましょう。

"吐きつわり"や"食べつわり"に悩むみなさんへの対処法として、吐き気を抑えるツボのセルフマッサージをご紹介します。

内臓の働きに深く関わる腕にあるつぼ、内関(ないかん)を刺激してみましょう。
吐き気・胃痛・しゃっくりなど消化器系の不調に対して効果があり、食欲不振やお腹の張りを改善してくれます。

内関(ないかん)は、手のひらを上に向けて手首のしわの中央から腕に向かって、指三本分を横にして置いたところにあるつぼです。親指で5~10秒少し強めに繰返し押してみましょう。

つわりの種類と対処法〈匂いつわり〉

ご飯の炊けるニオイで気持ち悪くなると言ったように、普段は良い匂いと思っていたものが、急に気になり、苦手になってしまうのが"匂いつわり"の特徴です。

匂いそのものを消すことは出来ませんので、食事は少し冷ましてから食べるなど工夫が必要です。外出の際には、厚手のハンドタオルと好きな香りのアロマスプレーを持参してみてはいかがでしょう。

"匂いつわり"の対処法として、アロマスプレーの作り方をご紹介します。
スプレーボトルに精製水50mlとエッセンシャルオイルを5~10滴加えます。(使用する度によく振りましょう)

私のオススメする妊婦さんにも安心なエッセンシャルオイルはこちらです。

・妊娠初期(レモン、ネロリ、グレープフルーツ)
・妊娠中期(オレンジ、ベルガモット)
・妊娠後期(ラベンダートゥルー、フランキンセンス)
・陣痛促進(クラリセージ、ジャスミン)

※香りを楽しむだけであれば、好きなアロマを選んでも問題ありませんが、マッサージ等で肌に直接つける場合は禁忌事項があるので注意が必要です。

つわりの種類と対処法〈寝づわり〉

とにかく眠くてだるい"寝づわり"。他のつわりと比べるとマシと思われそうですが、しっかりと睡眠をとっても睡魔に襲われ物事が手につかず、集中力も低下してしまいます。

子育てママや仕事をしている方にとっては、とても辛い症状です。無理をしすぎない為にも、周りの方に伝えて少しでも理解を得られると良いですね。

寝づわりは、お腹の赤ちゃんから「安静にしててね!」というメッセージ。夜はいつもより早めに休んで、睡眠時間を長めに取るように心掛けましょう。 

妊娠中に限らず、マッサージの施術の際にもアドバイスするのですが、全身の力が抜けてリラックス出来る"シムスの姿勢"は睡眠の質を良くします。

シムスの姿勢とは、横向きに寝て、上側の足を曲げてクッション等で少し高く持ち上げた体勢の事を言います。特に左側(心臓)を下にして横になると、むくみの軽減になるので試してみてくださいね。

つわりの種類と対処法〈ヨダレつわり〉

私は"ヨダレつわり"に悩まされました。
あまり聞きなれないので、つわりだということに気付くまで時間が掛かりました。寝ても覚めてもヨダレが溢れて、溺れてしまうのではないかという状態。今ではすっかり笑い話ですが、本当に辛かったです。

唾液の分泌量を増やす原因には、ビタミンB6不足や、副腎皮質ホルモン(ストレスホルモン)の増加が問題になっているようです。

問題なく食事が出来る方は、ビタミンB6が含まれるニンニク、赤身魚、肉、ごま等を多めに取るのがオススメです。特に魚の赤身やお肉には心の安定に役立つ必須アミノ酸の一種が含まれているので、ストレスの軽減にも繋がるでしょう。
※唾液にしても嘔吐にしても、体内の水分量が失われてしまうので脱水状態に注意が必要です。

また急激な骨格の歪みにより、内臓に負担がかかっているのも原因のひとつ。
カイロプラクティックや、妊婦さんに特化したプログラムのあるタイ古式マッサージ(サポートヨガ)で歪みの調整をするのもオススメです。

私自身が経験したこのヨダレつわりは、臨月まで続きました。こんな辛い思いは出来る限りしてほしくないという気持ちから、サロンのプログラムを見直した程です。

つわりの状態は人それぞれ違いますが、つわりが軽減できればストレスも1つなくなりますよね。

お腹が目立たない妊娠初期は、周りの理解を得づらく1人で"つわり"に耐えてしまう方が多いのではないでしょうか。

つわりの時期は、最も理解や協力が必要な時期です。まわりの方に相談したり、つわりを上手に乗り越える工夫をして、素敵なマタニティライフをお過ごしくださいね。