小島慶子さんって?
1972年、オーストラリア生まれの元TBSアナウンサー、小島慶子さん。
TBSに15年間勤務ののち、ご主人の退職を機に、生活の拠点をオーストラリアのパースに移します。
現在は、二児の母として一家を支えながら、タレント・コメンテーター・エッセイストとして活躍されています。
子育てのヒントになりそうな、小島慶子さんのエピソードをご紹介します♡
お迎え時にママが目一杯の喜びを表現する
最初は、保育園に預けることに抵抗感を感じていたという、小島慶子さん。
ですが、「子供と一緒にいられる時間を大事にすればいいのかな」と、途中から思えるようになったのだとか。
小島慶子さんが大切にしていたのは、お迎えの時の行動。
子供を抱き上げてくるくる回ったりして「会えて嬉しいー!」と伝えるように心がけていたそうです。
会いたかったことをストレートに伝えて、嬉しそうに振る舞えば、「ママも私に会いたかったんだ。離れていても、考えてくれたんだ!」と思えますよね♡
後ろめたさを感じる必要はない!
最近、日本でも理解度が高まってきている「時短勤務」や「育休」について小島慶子さんは、「職場に制度があるなら堂々と使って良い。」と語ります。
中には迷惑そうな顔をする方もいますが、小島慶子さんはあまり気に留めず、「ちゃんと権利があるんだから、悪いことをしているわけではない。」と心の中で思っていたそう。
「いつもご迷惑かけてすみません。」と謝りながら、うまく立ち振る舞い、早めに仕事を終わらせることで乗り切っていたといいます。
子供たちに別の可能性を教えてあげる
家族全員でオーストラリアに移住した、小島慶子さんご一家。
現在は、ご主人がオーストラリアで子供たちと暮らし、小島慶子さんは仕事で日本とオーストラリアを行ったりきたりしています。
この生活のきっかけは、ご主人が仕事を辞めたことだそう。
自身が大黒柱になるとは思っても見なくて、最初は戸惑ったものの、気持ちを切り替えてピンチをチャンスに変えたそう!
「夫婦共働きで安泰な生活を日本で送っていたら気づけなかったことに気づけた。価値観に縛られない人生を示してあげることが、子供たちにとっても大切だ。」と語っています。
「子育てはインタビュー」
小島慶子さんは、「子育て=インタビュー」だと思っているそう!
一方的に「ああしなさい」「こうしなさい」というのではなく、「あなたのことをもっと教えてね」の作業の繰り返しだと言います。
毎日お子さんと話をしていて、お互いに「今日のトピックスは何だった?」と話し合うのだとか。
誰かと関係を結ぶ上で一番大事なことは何だろうと、考えさせられますね。
大人が教えてあげることも大切ですが、小島慶子さんはまず、子供は何が嬉しかったのか、辛かったのか、何を知りたいのかをヒアリングするように心がけているそうです♡
「放っておいて」と言い切れるかどうか
小島慶子さんは、「子育はこうでなければならない。これが子育ての正解だ。」と決めないようにしているそうです。
子育てをしていると、多かれ少なかれ「これが正解よ。」と言ってくる人もいて、日本にいると、周囲と自分の比較をしてしまいがちだったそうです。
「保育園はかわいそう」や「お受験どうする?」など言われたときに、「私には、私の生活の中でベストなものがあるから。放っておいて。」と言い切れるかどうかが大切だといいます。
自分は自分、他人は他人、と思えるかどうかが分かれ目だということですね♪
また、子育てを思い通りにしようと思うから大変なのだと、産後10年かけて気がついたという小島慶子さん。
初めから思うようにならないと考えていれば、予想しないことが起きても慌てたり、憤ったりしないで済むと語ります。
既存の概念や発想にとらわれず、前向きに生きていくことが大切ですね!
「子育てが親を成長させてくれるという考え方にシフトしてから、楽になった。」という小島慶子さんに共感しました。
働きながら子育てをするのは本当に大変なことですが、子供には子供の人生、自分には自分の人生があると信じて突き進みたいですね♪
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