ママになるために…妊活のための準備① 婦人科検診を受ける
妊活前に限らず、成人女性ならば年に一度の習慣にしたい婦人科検診。
婦人科系の病気や性病の検査はもちろん、子宮や卵巣のコンディションなどもチェックし、妊娠しやすい状態であるかどうか、きちんと自分で把握しておく必要があります。
月経周期が一定でない、生理痛が重い、などといった症状は、婦人科系に何かしらのトラブルを抱えているサインかもしれません。
現在、日本の成人女性の婦人科検診受診率はわずか4割程。
妊娠してから慌てないためにも、日頃から婦人科検診を受け、自分の身体の状態を知っておくことが大切です。
ママになるために…妊活のための準備② パートナーと一緒に風疹の予防接種を受ける
「風疹」と聞いてもそんなに怖い病気じゃないし…と思われている方も多いかもしれません。
しかしながら、妊婦中の女性が風疹ウイルスに感染すると、胎児の心臓や目、耳などに影響が出る可能性も。
これを「先天性風疹症候群」といい、2014年だけで10人以上の赤ちゃんがこの病気と診断されています。
風疹患者は2013年に3,000人を越えるなど、流行が続いています。
特に昭和37年から平成7年生まれの世代は、子どもの頃に風疹の予防接種を受けていないため、風疹の抗体価(風疹ウィルスに対する免疫)が低い可能性が。
妊活を始める前に、パートナーと一緒に医療機関で風疹の抗体価をチェックし、抗体価が低い場合には早めに予防接種をしておくことが大切です。
なお、風疹の予防接種ができるのは生理期間中またはその直後のみで、接種後2ヶ月間は避妊が必要です。
「いつか子どもが欲しい…」と思っている方は早めの対応がオススメです。
ママになるために…妊活のための準備③ 葉酸をしっかり摂取する
葉酸とはレバーや緑黄色野菜、果物などに多く含まれるビタミンBの一種です。
葉酸は胎児の発育をサポートする大切な栄養素で、低体重児などのリスクを下げてくれることが分かっており、厚生労働省も妊娠初期には1日0.4mgの葉酸を摂取することを勧めています。
この葉酸、水に溶けやすい性質のため食事だけで摂取するのは難しく、サプリメントを利用するのもオススメです。
ちなみに、葉酸が特に必要なのは妊娠1ヶ月まで。
つまり妊娠に気付く前の段階です。妊娠してから慌てて葉酸を摂取するのではなく、赤ちゃんが欲しい!と思ったらすぐに摂取し始めることが大切です。
なお、葉酸は細胞のターンオーバーを助けるので、美肌や美髪の効果も。
妊娠希望に関わらず、摂取しておいて損はない栄養素ですね。
スーパーで販売している飲料にも記載があるので、ぜひ手に取ってみてくださいね。
ママになるために…妊活のための準備④ 体を温めて代謝をアップさせる
出典:gathery.recruit-lifestyle.co.jp
意外と知られていませんが、冷えは不妊の大きな原因の一つ。
身体が冷えて低体温のままでは妊娠もしにくい、と言われています。
日頃からヨガやストレッチなどの運動を取り入れたり、半身浴やよもぎ蒸しなどで体を温めて体温を上げ、基礎代謝をアップさせる生活を心がけましょう。
また血行が悪くなるような高いヒールのパンプスや体を締め付ける下着、冷えを助長するような薄着のファッションも、将来の妊娠のためには避けた方が良いかもしれません。
体を温めて代謝をアップさせることは、妊娠だけでなく健康のためにもとても大切なこと。
きっと体の中から変わってくると思いますよ。
今からでも生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか?意外と知られていない妊娠前の大切な準備4つを紹介しました。
いずれも妊娠前だけでなく、女性としてやっておいて損はないことばかりです。
と言いつつ、4番は私も自信が無いので今日からまた生活習慣の改善、頑張ります!
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