あなたの夫は大丈夫?男性に見られる〈産後鬱〉の傾向とは

子育て・ライフスタイル

大切な小さな命を授かり、幸せの絶頂のはずが……〈産後鬱〉に悩む女性がいるということは、最近になってたくさんの方に知られるようになりました。

しかし、女性だけではなく、男性にも〈産後鬱〉があるってご存知でしたか?

その傾向や症状、対策をご紹介します。

秋間 恵璃
秋間 恵璃
2016.06.01

産後鬱ってなに?

妊娠や出産、里帰りといった赤ちゃんを迎えるキーワードに関して調べていると、〈産後鬱〉という言葉が登場することに気が付く方もいることでしょう。

産後鬱とは、出産後、ホルモンバランスの変化などの要因によって発症する、女性特有の病気と言われています。

ところがこの産後鬱という症状は、「ホルモンバランスの変化」という要因の違いはありますが、男性にも起こりうるものだということが、最近知られるようになってきました。

その原因や症状、対策に関して、掘り下げてご説明していきます。

男性の〈産後鬱〉症状は大きく分けて4つあった!

待望だった可愛い我が子を前に、育児に精一杯励む男性も多いと思います。

そんな中、予想もしていなかった産後鬱に陥ってしまう方もいるのです。

男性の産後鬱の症状は、大きく分けて4つあります。

・不安感
・抑うつ
・無力感
・自傷行為

少しでもこうした症状が見られたり、普段と違った様子がある場合には、産後鬱の可能性があります。

「自分は男なのにどうして?」と思う方もいるかもしれませんが、頑張れば頑張るほど、男性でもこうした症状が現れてしまうようです。

イクメンブーム+長時間労働が男性の〈産後鬱〉を生む!?

出産をした当事者ではないのに、どうして産後鬱に陥ってしまう男性がいるのでしょうか?

国立成育医療研究センターによると、産後鬱の症状を訴える男性は、生後3ヶ月までの子どもを持つ男性のうち約10%程度存在する、というデータが出ています。

この数値は、日本と欧米は同じくらいなんだとか。

その原因とは、一体どんなものがあるのでしょう。

その一つとして挙げられるのが、「イクメンブーム」です。

以前の社会と比べると、家事・育児への負担が増え、男性へ求められる家庭での役割が大きくなっています。

それと同時に、今の日本の社会では「長時間労働」が改善されない状態です。

この2つの要因が重なることで、男性自身がパンクしてしまうのです。

晩婚化も男性の〈産後鬱〉を招く要因だった!?

イクメンブーム+長時間労働が男性の〈産後鬱〉の原因となっている場合がある……とお伝えしましたが、ここ数年で起こっている晩婚化も、男性の産後鬱を招く要因と言われています。

晩婚化により、初めての子どもを持つのが40代前後と言う男性も少なくありません。

この年代の男性は、もともとの仕事の重責や将来の経済的な不安を抱え、鬱になりやすい環境にあるのです。

こうした状況下にある状態で、初めての育児に積極的に参加することで、自分自身が気が付かないうちにキャパオーバーになってしまうのかもしれませんね。

ストレス軽減を心掛けたい!男性の〈産後鬱〉を防ぐための対策とは

いざ赤ちゃんが生まれると、女性側も手いっぱいで、夫のこうした変化に気が付いてあげられないかもしれません。

こうした事態に陥る前に、あらかじめ対策を頭に入れておくことが大切です。

男性の産後鬱を防ぐためには、下記の項目に注意をしておきましょう。

《両親学級・父親学級に積極的に参加する》

→妊娠期間を経てから子育てに携わる女性とは違い、男性は、突然の状況の変化に右往左往してしまうことが考えられます。

先輩や仲間の話を事前に聞いて、出産後の生活を具体的にイメージしておくことが必要です。

《完璧主義は捨てる》

→育児をするにあたって、何を優先すべきかと言うことを、産前に夫婦で話し合っておきましょう。あくまでほかの家庭とは比べず、自分たちのできる範囲で考えることが大切です。

《職場の理解を得る準備をしておく》

→出産後の働き方について、事前に上司に相談をしておきましょう。

《時には息抜きを忘れずに!》

→常に子供のことを優先しすぎて、頭がパンクしていませんか?

たまには祖父母や預かり施設を利用し、夫婦の時間を作ったり、自分の時間を作り、息抜きをしましょう。

《受診することをためらわない》

→上記の項目に気を付けていても、産後鬱になってしまう男性はいます。こうした時に、受診することをためらわないことも大切。

辛いと感じたら、心療内科を受診してみましょう。早期に受診しておけば、軽い治療で改善できることが多いですよ♪

あなたの夫は、大丈夫でしょうか?

女性も、育児にいっぱいいっぱいになってしまいますよね。

実はこうした状態は、男性にもあるということを知り、お互い理解して支えあい、育児を楽しみながら乗り越えていきたいですね♡

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