▶︎家賃とは?
家計の安定のために家賃の節約を考えるなら、まずは「家賃とは何か?」ということを改めて頭に入れておきましょう。
家賃とは、賃貸借契約に基づき借主や貸主に支払う対価の事で、物件の立地や需要などを踏まえて、相対的に設定されます。
住宅の家賃は消費税が非課税であり、店舗や駐車場など、住宅以外の家賃は消費税の課税対象という違いがあります。
なお、共益費や管理費等については、家賃には含まれません。
敷金・礼金や仲介手数料などは、家賃2ヶ月分などと金額が提示されることが多いですが、これについては家賃のみで計算するということを覚えておきましょう。
▶︎家賃の目安は?
家計の節約には、収入とのバランスがとれた家賃の部屋を探すということが大切。
目安としては、家賃と共益費や管理費の合計が、収入の3分の1から4分の1以内の物件がおすすめです。
収入とのバランスが取れた家賃の範囲内で、部屋の広さや立地など、譲れない部分をピックアップしておくようにしましょう。
▶︎家賃を値切るなら①4月以降の契約
家計のために家賃を節約したい!と思ったら、あまり人気が無さそうな物件を狙うことがおすすめです。
駅から少し距離があるなど、貸主が入居者をなかなか見つけることができない場合は、家賃を値切る提案がしやすいもの。
そして、家賃を値切る最大のポイントが、4月以降に契約をすること。
賃貸契約は、1月から3月が最も契約数が増加する時期。4月以降は、一気に契約数が少なくなるからです。
▶︎家賃を値切るなら②敷金、礼金が最初からゼロの物件を探す
“敷金、礼金が最初からゼロの物件を探す”ということも、家計を節約するポイント。
利益になる敷金、礼金がゼロの場合は、ワケあり物件の可能性が高くなります。
交渉次第で、家賃を値切ることもできそうですね。
▶︎家賃を値切るなら③築年数が7年以上
“築年数が7年以上経過している”、もしくは“同じ建物に空室が複数ある物件を探す”というのも、家計節約のための家賃交渉に大事なポイント。
エアコンなど部屋の設備の古さから、家賃を下げてもらうか、設備を新しくしてもらう交渉がしやすくなります。
また、同じ建物に複数空室がある場合も、契約閑散期に家賃交渉しやすい物件となります。
▶︎家賃を値切るなら④下見でデメリットを見つけておいて、契約直前に交渉する
“下見でデメリットを見つけておく“ということも、家計節約のための家賃交渉に忘れてはいけないポイントです。
防音や日当たりなどのマイナス点を貸主に伝えれば、家賃を下げてもらえる可能性が大きくなりますよ。
▶︎家賃を抑えたいなら①県営住宅(UR賃貸)も検討する
家計の節約のために家賃を見直すなら、家賃交渉だけでなく、“県営住宅(UR賃貸)を検討すること”も考えてみましょう。
条件によっては、現在住んでいる家よりも家賃が安くなることがある、県営住宅。
入居条件などがわかりにくいケースも多いので、事前に電話で問い合わせをしてみましょう。
▶︎家賃を抑えたいなら②自社物件を狙う
不動産業者が保有する物件、つまり“自社物件を狙う”ことも、家計の節約につながります。
仲介手数料を省くことができるので、家賃交渉がしやすくなりますよ。
家計節約の鍵となる、家賃の見直しについてご紹介しました。
ひと月で5,000円家賃を下げることができたら、年間6万円も節約できることになります。
契約更新料は1ヶ月分の家賃がベースなので、契約更新のタイミングで家賃交渉をしてみるのもおすすめですよ!
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