「飲み過ぎは危険?」子どもが大好きな牛乳のメリットとデメリット

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「牛乳」と聞くと、幼児期の子どもの健康や成長に欠かせない飲み物の代表的存在のイメージが強いですよね。

お弁当や給食で提供されているという園や学校も多いことと思います。

一見、体に良さそうな牛乳ですが、気をつけなければならないこともあるのです。

子供に必要な牛乳の量って?

牛乳の幼児期での適量は100~200ml程度、つまり、子供用のコップ1杯〜2杯位で十分だと言われています。

幼稚園や保育園で提供される牛乳も、大体この程度の量になっているようです。

ママである私たち成人女性にとっての1日に必要なカルシウムの摂取量は、約600~650mgと言われています。

200mlの牛乳に含まれるカルシウムが約227mgであることや、海藻や野菜、魚に大豆食品などにもカルシウムが含まれていることを考えると、もしも毎日1L以上飲んでいれば、それは飲み過ぎと言えるのではないでしょうか。

喉が渇いたとき、朝食やおやつのとき、お風呂上り、そしてお水やお茶の代わりに牛乳を飲んでいる……というご家庭は、牛乳を飲む頻度を少し減らしてみても良いですね。

また、以前ほど「牛乳を飲みなさい」と言われなくなったことには、理由があります。

牛乳の脂肪の主体は飽和脂肪酸なので、過剰に摂取すると血液の粘度が上がって、血液循環が悪くなります。

それが原因で、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす可能性も高まるそう。

飽和脂肪酸をたくさん摂ると、血中のコレステロールや中性脂肪を増やして、糖尿病や肥満、高脂血症などの生活習慣病にかかりやすくなるリスクもあるそうです。

年齢を重ねるに連れて、飲量を減らすべきだという考えが昨今の主流のようです。

子どもはさほど気にしなくても大丈夫ですが、このような話を聞くと、牛乳ばかりをがぶがぶ飲むのは考えものですよね。

牛乳を飲むメリット

牛乳のメリットは、現代人に不足しがちな栄養素、骨や歯などを形成する「カルシウム」が豊富に含まれていて、比較的手軽にそれを摂取できるところです。

加熱しても栄養価があまり変わらないので、料理に利用しやすいのもメリット。シチュー、ホットケーキ、味噌汁などに入れて、良質なたんぱく質を摂取しましょう♡

牛乳に含まれているたんぱく質は、髪や爪をツヤツヤにする効果もあります。

安眠効果もあるので、寝る前にホットミルクやホットココアを飲むのも良いですね♪

知っておきたいこと① 遺伝子組換えトウモロコシが飼料?

遺伝子組み換えトウモロコシを飼料として与えられている牛がいることを、ご存知ですか?

本来、牛は草食動物なので、小麦やトウモロコシは好物ではありません。

でも糖分や油分が豊富なため、餌にすると牛が大きく育ち、体内に脂肪を蓄えられるので乳量が増えて、生産する側に好都合なのです。

全ての酪農農家さんがそうではありませんが、輸入した小麦やトウモロコシの在庫が過剰にあるので、消費するために飼料に使われている場合もあるそうです。

また、日本の法律では、材料として使う場合は遺伝子組換え製品であることを原材料欄に明記する必要がありますが、飼料として使う場合は表示義務がないことも懸念される点です。

知っておきたいこと② 抗生物質や抗菌剤が投与されている?

もうひとつの気になるデメリットとしては、劣悪な環境で育てられている牛もいることがあります。

過密状態の牛舎に押し込まれて、本来食べるはずがない穀物飼料を与えられ、糞尿にまみれている牛は、病気にかかりやすいのです。

そのために、抗生物質や抗菌剤が通常よりも多く投与されているそうです。

私たちにできること♡

牛乳のデメリットをお伝えしましたが、同じように栄養素の面で多くのメリットがあるのも事実。牛乳を全く飲まないというのは、極端な選択だと思います。

子どもを持つ私たちにできることは、牛乳を選ぶときに値段だけではなく、牛が食べている飼料や環境にこだわっているかを確認することなのではないでしょうか。

質の良い飼料を与えられ、広々とした清潔な牛舎で育ち、薬品をなるべく投与されずに育った健康的な牛から搾られた牛乳を選びましょう!

そういった牛乳は少し高価になりますが、少量ずついただくようにすれば、大量生産された牛乳を飲むのとさほど変わらないランニングコストなはず♪

また、1日に3回牛乳を飲んでいるという方は、そのうちの1回を豆乳に変えてみるというのも手ですね♡

日本人にとって馴染み深い食材で、一生飲み続けていく飲料だからこそ、体に良いものを摂っていきたいですよね!

お子さんがいる方もそうでない方も、これを機に今飲んでいる「牛乳」について調べたり、考えたりしてみてはいかがでしょうか。