おみやげは"一方通行なプレゼント"だと理解しておく
旅行のおみやげは、旅行した本人の思い入れが強いもので、受け取る側=旅行していない人にとっては、ほとんど思い入れのないものです。
旅行のおみやげもサプライズプレゼントの一種ですが、バースデーやクリスマスのプレゼントとは異なり、一方通行になりがちなプレゼントなのです。
基本的に、旅行のおみやげは贈る側の自己満足。
「ここへ行って来たの」と友人・知人に知らせたいという、自己顕示欲を満たすアイテムであって、受け取る側が本当に欲しいものではない場合もあります。
「喜ばれることのほうがむしろ珍しい」くらいに考えておき、迷惑になってしまわないようなおみやげ選びを目指すようにしましょう。
喜ばれるおみやげ選びのポイント①
置き物や人形は避けるのが無難
旅行のおみやげで最も避けたいのが、その国や地方の名物的な置き物や人形の類です。
おみやげを渡す側からすると、ひと目見れば旅の思い出を振り返ることができる、とても大切なアイテムですが、おみやげを受け取った側からすると、興味や関心を持ちづらい場合も……。
また、独特なデザインのものは、自宅のインテリアや雰囲気に合わないケースも多く、置き場所に困るものであったりもします。
置き物や人形などは、自分用のおみやげとして買うならアリですが、人へ贈るおみやげとしては避けるのが無難です。
喜ばれるおみやげ選びのポイント②
「地名入り」も自分用に!
その国や地方の地名入りのアイテムも、置き物や人形と同様に、難しいおみやげの1つ。
例えば、パリへ行って来たら、"Paris"という地名入りのアイテムが欲しくなる方が多いと思います。
ただのハンカチや写真立ても、"Paris"という文字が入っているだけで、とっても素敵に見えてしまいますよね。
しかし、それはパリに関心や憧れを持っているから、素敵に感じているだけ。
パリに対して興味のない人にとっては、そのハンカチや写真立てをプレゼントされたところで、突拍子もなく感じてしまうかもしれません。
地名入りのアイテムも、自分用としては素敵なおみやげになりますが、プレゼントには不向きなので注意が必要です。
喜ばれるおみやげ選びのポイント③
食べ物は万人受けを意識して!
そうは言っても、なかなか難しいおみやげ選び。どんなものなら喜ばれるのでしょうか?
最も安心なのは、お菓子などの食べ物系です。
やはり、いただきものは捨てづらいというのが人情。
もらったからには捨てられず、しぶしぶ飾っておく……そんな方も多いですよね。
食べ物なら、収納スペースや置き場所に困らないので、受け取る側の負担はほぼありません。
ただし、ここで注意しておきたいのが、いわゆる"変わりダネ"的な食べ物。
激辛のお菓子など突飛なものは、面白がって喜ばれることもありますが、食べられない・食べても美味しくない……という可能性も。
相手の好き嫌いを知らない場合は仕方ありませんが、おみやげ用お菓子には、無難で万人受けするようなものを選ぶことがおすすめです♡
喜ばれるおみやげ選びのポイント④
ブランドのコスメはいくつあっても嬉しい♪
食べ物と同様に、相手の負担が少ない消耗品もおみやげとしておすすめです。
例えば、
・石鹸
・ハンドクリーム
・あぶらとり紙
などは、わりと観光地のどこにでも売っており、女性にとっては嬉しいおみやげの1つ。
持っていても、あまり目立つアイテムではないので、多少地名などが入っていたり、デザインが独特であっても気になりません。
また、海外旅行の場合のみになりますが、免税店では、有名ブランドのハンドクリームやリップクリームがいくつも入ったパックで売られていることもあります。
おみやげ選びに悩んでしまったら、こういった誰でも知っているようなブランドのコスメを探してみる、というのも使える手です♪
おみやげは、
「どこへ行って来たの」
「どうだった?楽しかった?」
などといった会話を生む、人と人とをつなぐ大切なコミュニケーションツール。
おみやげというものの性質をもう1度見直して、迷惑になってしまうようなものではなく、喜ばれるおみやげ選びをしたいですね♪
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