「エストロゲン」を増やす方法①食べる美容液
女性ホルモンの「エストロゲン」には、子宮内膜を厚くする働きがあり、妊娠に備える体づくりに役立ちます。
また、艶やかで女性らしい丸みのある美しい体をつくることから、「美のホルモン」とも呼ばれています。
しかし、現代女性はエストロゲンが不足している様です。
卵巣の老化を抑えるビタミンE、女性ホルモンと分子構造が似ている大豆イソフラボンの栄養素を含んだ、ミネストローネスープのレシピをご紹介します。
【食べる美容液・高野豆腐のミネストローネ】
(A)
・水 2カップ
・鶏ガラスープの素 小さじ2
・トマト缶
・オリーブ油 少々
・塩コショウ 少々
・高野豆腐(水切り)
・パプリカ
・ニンジン
・玉ねぎ
・コーン
①水で戻した高野豆腐と野菜を1.5cm角に切る。
野菜とコーンをオリーブオイルで軽く炒め、(A)と高野豆腐を入れて中火にかける。
②沸騰したら、弱火にしてトマト缶を加え、5分ほど煮る。
③塩コショウで味を整える。
「エストロゲン」を増やす方法②アロマを活用♪
女性の体は、35歳を過ぎた頃から老化が始まってしまいます。それは、卵巣にも言えること。
月経の周期が乱れたり、経血量が減るなど、若年性更年期の症状がみられる30代後半~40代の方も少なくありません。
この生理周期にも、エストロゲンが深く関係しています。
エストロゲンは、夜に分泌されると考えられているので、入浴後や就寝前にリラックスすることが重要です。
女性ホルモンに働きかけるアロマ精油の芳香浴やマッサージで、上質な睡眠を心掛けましょう。
【女性ホルモンに働きかけるアロマ精油】
《ローズオットー》
・女性ホルモンのバランスを整える
・血行を良くして、生理前のむくみや下腹部痛を改善する
・子宮の内膜を強くして、不妊治療にも効果がある
《ネロリ》
・月経前症候群の症状や更年期障害などの女性特有のトラブルを緩和
・新陳代謝を高め、肌に弾力を与える
「エストロゲン」を増やす方法③子宮を温める
女性ホルモンが作られる場所、それは卵巣です。
卵巣ダメージの原因は、冷えからくると言われています。外部からの冷え防止はもちろんですが、内臓機能を高め、体の内部からしっかり温まるように心掛けましょう。
体にはたくさんのツボがあり、刺激することで、臓器などの触ることのできない部分に働きかける反射区というものがあります。
足裏の人差し指と中指の間から土踏まずの方向を辿ると、ややへこんだ部分に湧泉(ゆうせん)というツボがあります。
湧泉は、冷えを取り除き、月経痛や更年期障害、婦人科疾患にも効果があるといわれています。
中医学では、湧泉は卵巣まで経路でつながっているとされています。
湧泉が冷えると卵巣も冷えてしまい、機能の低下やホルモンの分泌に悪影響を及ぼすとされています。
また、足のかかと周りには、子宮や卵巣、生殖器の反射区があります。湧泉と併せて、痛気持ちいい程の強さで揉んで、女性の体の芯をしっかり温めてくださいね。
「エストロゲン」を増やす方法④子宮を柔らげる簡単ストレッチ
最近は、子宮ケアの注目も高まっています。しかし、子宮は直接手で触れられる場所ではありませんので、自身でケアをすることが大切です。
子宮は骨盤に包まれているため、運動不足やストレスを受けている状態では、子宮も凝り固まり、縮んだり広げたりという動作ができなくなります。
そのことが、月経のトラブルを引き起こしているとも言われています。
子宮が柔らかくなると、生理周期や機能が回復することはもちろん、生理痛の改善や妊娠しやすい体作りができるようになります。
適度な運動をして子宮を刺激したり、ストレスを解消させて心身の緊張をほぐすと、子宮も温まり、自由に動けるようになるのです。
【子宮を柔らげる簡単ストレッチ】
仰向けになり、両膝を立て、腹式呼吸を行います。
①鼻から息を吸い、両膝を合わせながら右側に傾ける。
②口から息を吐きながら元に戻してリラックス
※左右交互に10セット
③鼻から息を吸い、両膝を抱えるように、胸に向かってストレッチ。
また、歩くことでも子宮に刺激が伝わります。無理をせず、ゆっくりウォーキングを楽しんでくださいね。
愛を育んでいくことも、女性ホルモン「エストロゲン」を増やすために効果的な方法のひとつです。
パートナーやご家族とのマッサージや、パートナーストレッチをいつものスキンケアにプラスして、年齢に負けない女性らしい心と体を磨きあげましょう。
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