パンツが乾いていたら〈ごほうび〉を!
トレーニング中は、できるだけおしっこをする回数を増やし、練習の回数を増やすため、水分をいつもより多めに摂らせたいので、パンツの確認をして乾いていたら、ごほうびとして〈飲み物〉を与えましょう。
その際、子どものやる気を引き出すために
「パンツ、サラサラだね!すごいね。」
「やったね!おまるに座れたね。」
など、必ず何かを褒めてあげましょう。
飲み物は、子どもが気に入っているものを飽きないように数種類、揃えておくことをオススメします。
促してトイレに連れていき、出るまで座らせる!
人形の実演が終了したら、「今度は○○ちゃんがトイレ行こうね」と、15分間隔で促してトイレに連れて行きます。
最初の数回は、できたら10分間くらい座らせ、一度でもおしっこができたら、座らせておく時間を短くしていきます。
ただし、子どもが座るのを嫌がったり、動き回るようならば、あまり無理強いはせず、1~2分で切りあげても構いません。
その際、たった数秒でも座れたら、そのことを必ず褒めてあげてくださいね。
トイレでスムーズに用を足せるようになったら、トイレに促す間隔を少しずつ延ばしていってください。
また、落ち着きなくソワソワしたり、急に顔が強張るなど、尿意を感じているサインが見られたら、時間にこだわらずにすぐにトイレに促しましょう。
おしっこが出たら〈ごほうび〉をあげる!
子どもがトイレに座り、おしっこをし始めたら、すぐに褒めましょう。
おしっこが出たらまた褒め、ごほうびのお菓子と飲み物をあげてください。そしてパンツを履き、おまるのボウルをトイレに運ばせ、おしっこを捨てて流させます。
その後、パンツが乾いているのかのチェックを5分おきにさせ、乾いていたらごほうびを与えましょう。
※はじめの「パンツが乾いていたら〈ごほうび〉を!」に戻り、トイレトレーニングの手順を数回繰り返し行います。
トレーニング中におもらしをしてしまったら……?
トレーニング中におもらしをしてしまったら、子どもに「おしっこはパンツの中ではなく、
トイレでするもの」という意識を持たせるため、お人形のトイレトレーニングと同じような
(以下のような)対応をしましょう。
1.不快の念をあらわす
2.用便の手順を再確認する
3.パンツが濡れていることを自覚させる
4.自分で乾いたパンツに履き替えさせる
5.片づけをさせる
トイレトレーニング中のパンツと環境
手先のあまり器用でない子どもにとって、パンツの上げ下ろしは難しいので、お子さんのジャストサイズよりも少し大き目のパンツを用意するのがオススメです。
また、パンツの前後をそれぞれの手でつかませるように上げ下ろしするのがコツです。
トイレトレーニング中は、寒い時期でもできるだけパンツ1枚で過ごせるよう、お部屋は常に暖かくしておきましょう。
おもらしが心配なようなら、お部屋に敷いているラグなどは片づけておきましょう。
お人形を使ったトイレトレーニングで一連の流れを学んでからのトイレトレーニングですので、イメージトレーニングはバッチリ♪
ゆったりとした気持ちでチャレンジすれば、大丈夫です!お子さんを信じ、見守りながら行ってくださいね。
次回は、せっかくスタートさせたトイレトレーニングを停滞、後退させないために、「要注意!トイトレ中に言ってはいけない6つのNGワード」をお伝えいたします。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。