マタニティマークだけじゃない!「○○マーク」を知って思いやりを☆

子育て・ライフスタイル

「育児は育自」なんていう言葉もあるとおり、ママたちはこどもにたくさんのことを教えていくのと同時に、こどもから学ばされたり一緒に学んだり…っていうことも多いはず。
今回は、お出かけのときにちょっと気にかけてほしい、「小さなSOS」を発しているかもしれない誰か、のことについて触れてみます。

認知度No.1はやっぱり「マタニティマーク」♪

世間での認知度が高い「○○マーク」ナンバーワンは、やっぱり「マタニティマーク」。

近頃では否定的な意見も話題になりましたが、マークを推進している厚生労働省では、「妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの」として普及に努めており、妊婦さんたちからも「おなかが大きくなってからだけでなく、つわりなどの症状が辛い妊娠初期に役立つマーク」として、認識が深まっています。

母子手帳を発行してもらう際に、一緒にもらえることが多く、JR東日本では東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県内の全駅(無人駅を除く)、熱海駅、伊東駅の駅事務室で貰うこともできます。(自治体により取組み状況が違いますので、配布していない場合もあります。詳しくは、お住まいの市区町村窓口でおたずねください)

instagram(インスタグラム)などのSNSでは、ディズニーのものや、ハンドメイドのマタニティマークもたくさんアップされているので、自分だけのマタニティマークで、Happyなマタママライフを過ごすのもいいですね♪

マタニティマークについて 厚生労働省公式HP

義足や難病、内部疾患を抱える方が持つ「ヘルプマーク」

東京都が推進しているのが、「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方」が対象の「ヘルプマーク」。

援助や配慮を必要としていることが外見からは分かりにくい方々が、マタニティマークのように、マークをつけることで援助を得やすくなるように、との思いをこめて作られたこちら。

都営交通、ゆりかもめ、多摩モノレールの車両内等にポスターを掲示するなど、ヘルプマークの普及啓発に取り組んでおり、平成26年7月からは、民間企業への働きかけも実施しています。

配布は、都営地下鉄各駅(押上駅、目黒駅、白金台駅、白金高輪駅、新宿線新宿駅を除く)駅務室、都営バス各営業所、荒川電車営業所、日暮里・舎人ライナー(日暮里駅、西日暮里駅)駅務室、ゆりかもめ(新橋駅、豊洲駅)駅務室、多摩モノレール(多摩センター駅、中央大学・明星大学駅、高幡不動駅、立川南駅、立川北駅、玉川上水駅、上北台駅)駅務室(一部時間帯を除く)、東京都心身障害者福祉センター(多摩支所を含む)で、郵送での対応は不可。

現在は、東京都のみ対象ですが、将来的には全国展開を視野に普及活動をしているとのことです。

ヘルプマークについて 東京都福祉局の公式HP

内部障害、内臓疾患を持つ方の「ハート・プラスマーク」

内部障害者・内臓疾患者の暮らしについて考える、NPO法人「ハート・プラスの会」が作成したハート・プラスマーク。

内部障害、内部疾患という言葉は、なかなか耳慣れないかもしれませんが、内部障害とは「現行の身体障害認定基準で身障手帳の交付の受けられる、心臓機能、腎臓機能、呼吸器機能、ぼうこう・直腸の機能、小腸機能、HIVによる免疫機能、肝臓機能の障害」を、内臓疾患とは「身体障害者手帳の交付を受けられない内臓関係の難病や、その他多くの内臓機能疾患」をさします。

内部障害者も 車椅子のようなマークがあったら…との思いがこもったこのマークは、身体内部を意味する「ハートマーク」に、思いやりの心を「プラス」して作られたもの。

このマークは、公的機関が定めた「内部障害者を示すマーク」ではありませんが、マタニティマークのように覚えておくことで、みんなの理解や協力を深めていきたいですね。

自治体により配布しているところもありますが、下記ホームページからダウンロード&郵送配布も可能です。

ハート・プラスマーク 特定非営利活動法人の公式HP

外見からはわからない障害や疾患を持つ方の「見えない障害バッジ」

出典:su.fujigaokaboy.info

ツイッターで広がり話題となった、「見えない障害バッジ」は、外見からは分からない病気や障害で、日常生活を送るのが困難な「見えない障害」に苦しむ人たちを知ってもらうために、作られました。

都内に住むひとりの女性が、免疫が正常に働かなくなる自己免疫疾患を発症、高熱や関節の痛みなどに悩まされるようになり、そのことを赤裸々につづったツイッターへの投稿が、バッジ誕生の発端。

「この女性のために支援できることはないか」と、会ったこともない人同士がネット上でつながり、議論をして深まっていくなかでこの「見えない障害バッジ」が生まれ、いまではこの運動を支援する仲間が全国に広まっているといいます。

「見えない障害バッジ」は全二種類。当事者が持つ、小さな赤いハートマークが付いたものと、支援者などが持つ啓発用のものがあり、そこには見えない障害で、困っている人がいることに気付いてもらい、当事者と支援したい人を繋ぐきっかけにしてほしい、という思いが込められています。

入手方法は下記にて。ひとつ350円(製作実費)プラス送料がかかります。

わたしのフクシ(見えない障害バッジについて)

公的機関のほかにも、NPO法人や有志の方々など、「助けを求めている方」への理解や協力を深めるために、日々努めている方がたくさんいらっしゃいます。
普段の生活で、なかなか福祉に携わることがない人たちへも、だれかの痛みに寄り添う、やさしい心や思いやりや広がっていきますように。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。