目上の人に「迎春」はNG?知らないと恥をかく年賀状のマナー10

子育て・ライフスタイル

「毎年、年賀状を出すけれど、マナーはそこまで気にしたことがない!」そんな方も多いのではないでしょうか?

実は、相手に失礼な年賀状を送っているかもしれません。

今回は10のご質問にお答えする形式で、年賀状のマナーをご紹介します。

今のうちに年賀状のマナーと正しい書き方を知って、今年こそしっかりとした年賀状を送りませんか?

【年賀状の正しい書き方&マナー】賀詞の選び方は間違ってない?

Q1.年賀状の賀詞は何を選べばいいの?

「明けましておめでとうございます」「謹賀新年」「迎春」「賀」「HAPPY NEW YEAR」など、様々な賀詞がありますね。

皆さんは、いつもどんな賀詞を選んでいますか?

この賀詞は、選び方を間違えると、失礼にあたる場合も……。

例えば、「迎春」などの2文字の賀詞は、実は敬意表現に少し欠けてしまうものなのです。

この「迎春」は、文章に直すと、「新年を迎える」という意味。

一見良いようにも思いますが、謹んで……などの敬意を持った表現に欠けるため、目上の方などにはふさわしくありません。

友人など、フランクな間柄だけで使うと良いでしょう。

また「賀」「福」などの一文字の賀詞も、2文字の賀詞と同じように、敬意表現に少し欠けてしまいます。

「賀」……祝う
「福」……幸せ

のみを表す言葉です。「迎春」と同様に、フランクな間柄だけで使いましょう。

「HAPPY NEW YEAR」

こちらも、友人同士のみの方が良いですね。

ちなみに、この「HAPPY NEW YEAR」に「A」をつけて、「A HAPPY NEW YEAR」と書く方がいらっしゃいますが、これは間違いです。

では、どんな賀詞なら、目上の方に対して失礼にあたらないのでしょう?

「謹賀新年」などの四文字の賀詞や、「謹んで新春のお慶びを申し上げます」などの文章の賀詞を使うと良いでしょう。

四文字の賀詞は、

「謹賀新年」……謹んで新年をお祝い申し上げます

という意味で、相手を十分に敬った表現が入っています。目上の方には、このような4文字や、敬意表現の入った文章の賀詞を使うとよいですね。

なお、文章の賀詞を使う際には、賀詞内での重複表現にご注意ください。

「新年あけましておめでとうございます」は、「新年 年が明けておめでとうございます」という意味になり、「年が明ける」という表現が2つ含まれるのでNGです。

【年賀状の正しい書き方&マナー】子供の写真は入れてもOK?

Q2.年賀状の正しい構成は?

①賀詞

②添え書き……昨年の御礼のご挨拶
       今後の親交などをお願いする言葉
       相手の幸せを願う言葉

③年号

このようなポイントで記載すると良いでしょう。

なお、賀詞と同じ言葉を添え書きの中に書く方がいらっしゃいますが、賀詞を重ねるのはマナー違反です。


Q3.結婚式や子供の写真は入れてもいいの?

本来、相手に合わせて書くのが手紙のマナー。年賀状も同じです。

家族の近況報告を楽しみにしている方には写真つきでも良いでしょうし、見ることで不快な思いをなさる恐れがある方には、写真つきでないものを送るとよいですね。

様々な立場の方がいらっしゃいますので、2~3種類用意して、使い分けてみてはいかがでしょう?

【年賀状の正しい書き方&マナー】間違いがちなNG表現って?

Q4.印刷オンリーの年賀状ってどうなの?

たくさんの年賀状を出す方などに多いですね。ご自身が受け取った時、どんな風に感じますか?

「とりあえず出しただけ」「相手の思いを感じない」そんな方もいらっしゃるのでは?

「読む気がしない……」そんなお声もありますね。

一言でもいいので、相手を想像して書いてみましょう。その相手を思って書いた気持ちは、伝わるものです。


Q5.使ってはいけない言葉ってあるの?

はい、使ってはいけない言葉はあります。新年を祝うご挨拶に、マイナスイメージのある「忌み言葉」などは使いません。

例えば、

×「去年」

などは、年賀状でよくみられるNG表現です。

◎「昨年」もしくは「旧年」

という表現を使うのが正解です。


Q6.書くときに気をつけた方がいいことは?

「、」「。」は入れずに書きましょう。

句読点には、「切る」という意味があります。

年の初めを祝う挨拶には不向きですので、文章を切りたいときには少し空白をあけるか、改行して記載すると良いでしょう。

【年賀状の正しい書き方&マナー】元旦と元日の違いは?

Q7.縦書きと横書き、どちらがいいの?

フォーマルに書くならば縦書きですが、ビジネスや友人間での年賀状で横書きを選んでも、失礼にはあたりません。

内容で敬意を表せばよいでしょう。

縦書き・横書きでの注意点は、住所面と内容文の表裏を同じ方向に揃えること。

裏の内容は縦書きなのに、表の住所が横書きでは、チグハグになってしまい良くありません。

また、縦書きの際には、住所などの数字にも注意が必要です。縦書きにする際には、数字は「漢数字」を使うのが鉄則ですよ。


Q8.元旦と元日って違うんですか?

違います。

元旦……1月1日の朝
元日……1月1日

を表します。

時々、年賀状に「平成〇〇年1月1日元旦」と記載している方を見かけますが、これは重複表現ですので間違いですね。

【年賀状の正しい書き方&マナー】年賀状はいつまで出すのが正解?

Q9.メールの年賀状って失礼ですか?

通信手段は、相手やその場に合わせて選ぶもの。メールは、葉書の年賀状よりも略式のものです。

絶対に失礼にあたるとは言えませんが、

・簡単であること
・コストがかからないこと

などから、相手に簡素で手間を省いたイメージを与えることは確かです。

とはいえ、出さないよりも、ご挨拶があった方が丁寧ではありますね。


Q10.年賀状はいつまで出せるの?

松の内(1月7日)までに届くのであれば年賀状で、それ以降になるのであれば「寒中見舞い」を出すと良いでしょう。

「寒中見舞い」は、松の内が明けてから立春前まで。それ以降は「余寒見舞い」となります。

年賀状のマナーや正しい書き方についてお届けしました。

ぜひ、今年の年賀状準備の参考になさってくださいね♪

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