風邪のひき始めに!おすすめ対策法①とにかく体を温める
冷えは万病の元と言われる通り、体温が1度低下すると免疫力は30%も低下してしまいます。逆に体温が1度上がると免疫力は5~6倍にもなります。
免疫力が下がっていると風邪のウイルスや菌に対抗することもできないので、風邪をひきそうだと感じたら、とにかく体を温めることが大事です。
外出しなくて良いなら温かい部屋で布団にもぐってしまうのが一番ですが、仕事などでどうしても休めない時は、いつもより1枚多めに服を着たり、カイロを貼ったりすると効果的。また、風邪の時はお風呂を避ける人もいますが、高熱でぐったりしているような状態でなければ、お風呂に入って体を温めた方が良いです。
風邪のひき始めに!おすすめ対策法②消化の良い食べ物をとる
風邪をひきそうな時に、体力をつけようとしてたくさん食べたり、高カロリーのものを食べるのはあまり良くありません。体はウイルスに対抗することにエネルギーを使うため、消化で余計なエネルギーを使わない胃腸に優しい食べ物をとるようにしましょう。
おかゆやうどんは消化吸収が良く体に負担をかけにくい上、体を中から温めることもできる優秀な食事です。さらに野菜などをたっぷり加えた煮込みうどんや雑炊にすると、栄養のバランスも取りやすいのでおすすめです。
風邪のひき始めに!おすすめ対策法③水分をたっぷりとる
熱が出ている時に水分をたっぷりとることは常識となっていますが、風邪のひき始めにも水分をとることが大切です。体に栄養分を運んだり免疫系を働かせたりする血液やリンパ液は水が主成分ですので、水分が不足すると全てが滞ってしまいます。
風邪のひき始めは、日中は気づかなくても、寝ている間に熱が上がっていることも多いです。睡眠中の発汗で必要な水分が失われてしまい、さらに喉や粘膜も乾燥し、ますますウイルスが増殖してしまうことも。
風邪をひきそうな時は、意識して水分補給をするようにしましょう。その際にホットドリンクを選べば、体を温めることもできて一石二鳥です。
風邪のひき始めに!おすすめ対策法④睡眠をしっかりとる
通常の生活を送っていれば風邪のウイルスを排除できる免疫力がある人でも、睡眠不足の時には、その力が一気に低下してしまいます。
アメリカでの研究によると睡眠時間が5時間未満の人は、風邪にかかる確率が4.5倍も高かったとのこと。ストレス、気質、飲酒や喫煙などの他のどの因子よりも、睡眠不足が最も風邪にかかる因子として重要だったそうです。体内の免疫力を高めるには、睡眠は大切だということがわかりますね。
日常から睡眠不足に気をつけることはもちろんですが、風邪のひき始めはいつも以上にしっかりと睡眠をとることを意識しましょう。
女性は家事や育児を簡単に休むことができず、「ちょっと風邪気味なだけだから」と無理をしてしまいがち。
でも、風邪をこじらせて動けなくなってしまったら、自分も家族も余計に大変な時間を過ごすことになります。
ぜひひき始めに早めの対処をして下さいね。
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