酸っぱいもの好き必見!薬膳のプロが教える「酸味」の持つ働きとは

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ピクルス、酢のもの、ガリ、お酢のドリンク、酸辣湯麺など様々ありますが、夏の暑い時期には、特に酸味を好まれるという方も多いのではないでしょうか?

中華料理や餃子などの脂っぽい料理を食べるとき、お酢をかけることでさっぱりと食べられますよね。

今回は、薬膳の立場からみた「酸味」のもつ働きについてご紹介します。

「酸味」の持つ嬉しい働きとは?

薬膳では、甘味、酸味、苦味、辛味、咸味(塩からい味)の5つの味にはそれぞれ働きがあるといわれています。

酸味の食材にはレモン、梅、キウイ、かんきつ類、お酢などがあります。まずは、酸味の薬膳としての働きについてご紹介します。

・体、のどを潤す
・体に必要な体液を作りだし、漏れ出しも防ぐ

このような働きがあるといわれています。

暑いこの季節には、水を飲むよりもレモン水や麦茶に梅干を入れた飲み物の方が良い、というのを聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

これは薬膳の観点でいえば、「発汗によって失った必要な体液を酸味が補ってくれる」と捉えることができます。

おすすめ酸味食材~梅~

この時期、梅の酵素ドリンクなどを作られている方も多いことでしょう。梅干は苦手という方も、梅のドリンクは取り入れやすいですよね。

梅には、下痢を止めてくれる働きもあり、下痢の症状からくる喉の渇きなども改善してくれます。

食欲も促進させ、夏バテや疲労回復に効果的な食材です。

酸味をうまく取り入れるポイントは?

酸味の働きをみると、汗をかく季節に特に適しているような気がしますが、食材の働きによっては、夏のあとに来る乾燥の時期を乗り越えることにも役立ちます。

秋は空気が乾燥し、肌やのども乾燥します。まさしく潤い不足の状態です。

そのような時には、薬膳的に潤す食材といわれている白胡麻やゆり根、れんこん、豆腐、柿、梨、はちみつなどを酸味の食材を組み合わせることで、潤いを保つことが期待できます。

叩いた梅干しと白胡麻、はちみつ、出汁醤油を混ぜ合わせた簡単潤いドレッシングがおすすめです。茹でたれんこんや、ゆり根にかけてもおいしいですよ。

最後に注意したい点は、酸味を摂りすぎることで筋肉がつったり、胃腸に負担がかかったり、水分の発散が妨げられやすくなる場合もあることです。 

むくみ体質の方はむくみが悪化することもありますので、摂取量には注意してくださいね。

なんとなく酸味を感じるものに手がのびる季節ではありますが、組み合わせによっては秋にも最適な味のひとつです。

酸味を上手に取り入れて、それぞれの季節を快適に過ごしましょう!