朝食こそ「ごはん」!お米マイスターがおすすめする本当の理由とは?

朝食こそ「ごはん」!お米マイスターがおすすめする本当の理由とは?

何かと忙しい、朝の時間。朝食を食べる時間があるなら、髪型をセットしたり、メイクしたり、何よりあと5分寝ていたい……。それに、食べない方がダイエットになりそう。

そのように思う気持ち、よく分かります。

実は、朝ごはんの役目は起き抜けの空腹を満たすためだけではありません。お米マイスターの立場から、その大切な役割について解説します。

理由を知れば、きっと明日から朝ごはんにお米が食べたくなりますよ♪

朝食に「ごはん」がおすすめな理由とは?

きちんと朝食を食べているという方の中でも、最近は和食派が少なくなってきているように思います。

私達日本人の食生活において、昔からずっと欠かせない存在であるお米。

当たり前すぎて、その良さも忘れられがちなのですが、同時に「食べる」ということの意味自体が見落とされている気がします。

「朝ごはん、ちゃんと食べた?少しでも口にして行きなさい」

そう親に言われて学校へ向かった、という記憶のある方も多いのではないでしょうか?

「1日1食」「朝はスムージー」「おしゃれで可愛いパンケーキやサンドイッチ」「コーヒーだけ派」などの偏食が増えてきた昨今。

敢えて「朝はごはん食」の意味を考えてみませんか?

朝食を抜くことにおける影響って?

まずお伝えしたいのが、朝食を抜くと脳のエネルギーが不足して、集中力や記憶力の低下などに繋がるということ。

実際に学校などでも、落ち着かない、集中できない、なんとなくイライラする、気分が悪くなると訴える子どもが朝ごはんを食べていない、という場合が多いのだとか。

実はこれこそ、「脳のエネルギー不足」が原因になっているのです。

「脳のエネルギー源」って?

脳のエネルギー源は、主にブドウ糖です。ブドウ糖とは、化学式「C6H1206」であらわされる物質で、グルコースとも言われます。

ブドウ糖は様々な食材に含まれていますが、中でも良質なのがお米に含まれるものなのだとか。

ただし、ブドウ糖は体内に大量に貯蔵しておくことができません。私達が寝ている間も活動し続ける脳のエネルギー消費量では、すぐに不足してしまいます。

つまり、空腹な状態で目覚めた朝の脳は、エネルギー欠乏状態。

朝にしっかりごはんを食べないと、脳のエネルギーが不足し、 集中力や記憶力も低下してしまいます。

こうして不足したエネルギーを補うには、どうしたらいいのでしょうか。その対策法こそ、朝食にお米を食べる「ごはん食」なのです。

ごはんは粒食なので、きちんと噛むことによってゆっくりと消化・吸収され、穏やかに血糖値を上げて、長時間維持することができます。

このことからも、お米は脳にとって安定したブドウ糖の供給源と言えます。

朝から元気よく一日をスタートするためにも、しっかりとごはんを食べていきましょう!

ブドウ糖の効果的な摂り方って?

頭を効率よく働かせるには、スムーズにブドウ糖を燃焼させる必要があります。

ブドウ糖を燃焼させるために必要となるのが「ビタミンB1」。1日中頭をフルに使っている方や、集中力をアップさせたい受験生などは、ぜひ覚えおくと良いでしょう。

ビタミンB1を含む食材の代表格である豚肉をはじめ、たらこや焼き海苔にも多く含まれます。

おにぎりの具にしたら、忙しい朝でも手軽に作って食べられますよね!

さらに梅干しや酢の物、フルーツなど酸味を含むものを一緒に食べると、疲労回復にも効果的です。

効果的な摂り方の組み合わせ例を挙げると、

・ごはんorパン+野菜サラダor野菜炒め
・バナナ+牛乳・ヨーグルト

となります。

いたってシンプルですが、つまりは「炭水化物+ビタミン類」の組み合わせが大切ということ。

ブドウ糖は、お米などの炭水化物に含まれるでんぷんが徐々に消化され、吸収されます。脳の栄養源として、血糖値を一定に保てる食事を意識するようにすれば良いのです。

また、ビタミンCは栄養素の吸収率を高めてくれます。

さらにニンニクや唐辛子をプラスすると、脳に刺激を与えて活性化し、豚肉と合わせることで持久力UPの効果も期待できます。

朝からそんなスタミナメニューを食べられない……という声もありそうですが、おすすめは「キムチ雑炊」。

キムチとごはんに豚肉とニラ、卵を加えた雑炊は、具だくさんで、じんわりと朝の体を温めて栄養を補給してくれます。キムチは発酵食品なので、おなかの調子も整えてくれますよ。

発酵食品といえば、古来から日本人に馴染み深い味噌もその1つ。おにぎりに具だくさんのお味噌汁を合わせるだけでも、簡単に朝ごはん食になります。

また、大切な日はいつもよりちょっとだけ早起きをして、ゆっくり時間をかけて朝食を食べることをおすすめします。

今年、受験を控えていたり、テスト期間中のお子さんを持つママには、ぜひ覚えて
おいていただきたいことがあります。

それは、朝食を食べ終えるのに理想的なのは、だいたい試験開始の2~3時間前ということ。

試験が始まったときには、脳のスイッチが万全になっているはずですよ♪

起床から朝9時までの間に何を食べているかで、人生は大きく変わると言われています。それは、子どもにおいても同じです。

腹持ちがよく、長時間に渡り安定して脳にブドウ糖を供給できるお米は、しっかり噛むことで脳の血流がよくなり、活性化します。

またお米に含まれている「アセチルコリン」という物質には、記憶力を向上させる働きがあると言われています。

さらに、大豆や卵には「アセチルコリン」を作り出す成分が豊富に含まれています。

卵かけご飯、豆腐のお味噌汁、納豆というような昔ながらの定番朝食が、実は脳にとても良いのです。
お米離れといわれる昨今ですが、食生活が変わってきた現代だからこそ、3食の中でも大切にしたい「朝食」にごはんを食べることをおすすめします。

脳をしゃきっと働かせて、頭も体も、そして心も元気に、ハツラツとした毎日を送りましょう!

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この記事を書いた人

渡久地奈々子/お米マイスター

「ごはんが好き」な興味でスタートした仕事の中で お米の奥深さに魅了され、師とも仰ぐべき生産者の方と…

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