和食の味の要!"だし"の材料「昆布」の凄い美容効果とは?

美容

日本料理には、「だし」がかかせませんよね。

今は便利な世の中で、ご家庭では「顆粒だし」を使う方が多いと思います。中には、「だしをとったことがない」という方もいらっしゃるかもしれません。

だしをとる材料には、にぼし、いりこ、かつおぶし、昆布……などいくつかありますが、今回はその中でも薬膳効果の高い「昆布」についてお伝えします。

「昆布」に栄養ってあるの?

昆布は、だし汁以外にも煮物や昆布巻きなど、日本料理にはかかせない材料です。

しかし、意識をしないと、なかなかとりにくい食材ですよね。

栄養学的には、昆布は水溶性食物繊維やカルシウム、カリウム、鉄などの豊富な〈ミネラル〉を含んでいます。

肉や加工食品を多く摂り、体が酸性に傾きがちな現代人にとって、アルカリ性食品の昆布は体のバランスを整えるのに最適な食材なのです。

高血圧や高コレステロールを改善する力も持っています。

薬膳的には、昆布は「塊を柔らかくして小さくする」効果があると言われます。

「塊」ってなんのこと?

「塊」とは、体の中にできる塊のことをいいます。

薬膳のベースになっている中国医学では、体内を巡っている水分や血が、ストレスや加齢、栄養不足など、何らかの原因で巡らなくなると、「塊」になって体内に滞ると考えています。

その塊は、現代的には"おでき"や腫瘍、甲状腺腫や子宮筋腫などを言います。

昆布は、できてしまった堅いものを柔らかくする「軟堅作用(なんけんさよう)」という力が特に強く、「がんこで治りにくい、しこったものを治す」と言われているのです。

古典的な漢方処方にも「昆布丸」や「昆布散」といった、昆布の名前がつく方剤があるくらいです。

女性の気になる〈あの症状〉にもおすすめ!

塊を小さくするパワーの強い昆布ですが、もうひとつ見逃せない力を持っています。

それは、水分代謝がうまくいかず起こる「むくみ」の改善。

「雨が降る日、なんだか足が重だるい……」
「立ちっぱなしで足が重い……」

これらは、多くの女性が感じる症状ですよね。

昆布には、なんと体の余分な水分を代謝させる作用もあるのです!特に、熱がこもってほてりやすい人のむくみには最適です。

毎日、少しずつ常食すると、体質改善につながります。

ただし、体を冷やす力があるので、お腹の冷えが強くて下痢しやすい方は、大量に摂ることは控えてくださいね。

「昆布のすごい力はわかったけれど、昆布を買ってだしをとるのは、やっぱり面倒くさい!」という方は、とろろ昆布や切り昆布、つくだ煮など、昆布の加工食品を活用するのも手です。

大量に食べるものではないので、毎日、コツコツが大切です。意識して昆布を摂って、すっきり美人を目指しましょう。