歯医者さんが伝授!子どもの歯並びを良くするためにすべきこと4つ

子育て・ライフスタイル

子供の歯並びが気になるけれど、虫歯予防のように何かお家で気をつけたり、しておいた方が良いことはあるのでしょうか?

お子さんの歯並びを良くするために知っておきたいことを、歯医者さんであり、1歳の娘を持つ私がわかりやすくお伝えします。

歯医者さんが伝授!歯並びを良くする方法①歯の位置はどうやって決まる?

そもそも、歯の並ぶ位置はどのように決まっているのでしょうか?

歯の内側には舌があり、外側には唇や頬があります。歯は内外からの力の釣り合いがとれたところに並ぶようになっています。

本来、唇は歯が前に飛び出すのを防いでいるのですが、唇の力が弱く締まりが悪くなると、歯は舌に押されるままにだんだん飛び出してきます。一旦歯が飛び出すと、唇を閉められなくなるので、ますます歯は飛び出てくるという悪循環に。

唇の力が弱い方は、いつも口がポカンと開いていて、口呼吸をしている方が多いです。正しい歯並びに導くには、口をしっかり閉じて鼻で呼吸していることがとても大事!

口呼吸をすると、扁桃腺が腫れたり、風邪を引きやすかったりします。つまり、口を閉じて正しい鼻呼吸することは、歯並びだけでなく全身の健康にとって、とても大事なのです。

歯医者さんが伝授!歯並びを良くする方法②姿勢や頬杖に気をつけよう

姿勢の悪さは、綺麗な歯並びや正常な顎の成長の妨げになります。姿勢が悪いと首が前に倒れ、口もぽかんと開いてしまうからです。

食事中に足をブラブラするお子さんも多いですが、そうしているとカラダの重心がしっかりしなくて、猫背になったり、姿勢が悪くなります。食事をするときは、足が床や足置きについている状態が望ましいです。

子どもの頃は、外からの影響によって骨格が変化しやすい時期です。特に乳幼児期は、粘土のような柔らかさだとも言われます。

たとえば、毎日の食事時に斜め右にあるテレビをずっと見ていたら…。どちらか片方ばかりを下にしてうつぶせ寝をしたり、常に頬杖をついているとしたら…。そのような積み重ねで、歯並びだけでなく顔も歪んでしまうかもしれません。

歯医者さんが伝授!歯並びを良くする方法③舌の癖と指しゃぶりに気をつけよう

舌の癖には様々なものがあります。
代表的なものとして、飲み込むときに舌を突き出してしまう癖。出っ歯の子どもに多いのが、下唇をチュッチュと吸う、前歯で下唇や舌をかむ癖など。

舌の癖があると食べ物をうまく口の奥に送り込めず、食事中に何度も水分を取り、食べ物を水で流し込むようになります。

実は食べ物を水で流し込んでばかりいると、食べ物をよく噛まないので、顎の骨が上手く成長しない、といった悪循環が生まれます。舌の癖が習慣化する前に、気をつけて見てあげましょう。

指しゃぶりについてですが、3歳くらいまでは子供にとって正常な行為ですが、5歳を過ぎても指しゃぶりをしていると歯並びに影響が出ます。指しゃぶりの指で前歯が押され、出っ歯になったり、吸う時の頬の力によって上顎が狭くなり、奥歯の噛み合わせがずれてしまうこともあります。

歯医者さんが伝授!歯並びを良くする方法④乳歯の虫歯に気をつけよう

「乳歯が虫歯になっても、どうせ生え変わるから大丈夫!」と安心していませんか?
実は、永久歯以上に乳歯のときの虫歯が歯並びに影響するんです。

乳歯には、永久歯がきちんとした位置に生えてくるための道しるべという、大切な役割があります。

乳歯の虫歯を放っておくと永久歯が正しい位置に生えてくる事ができなくなります。ずれた位置や斜めに生えてくる、といったことが起こるのです。

乳歯は、永久歯が生えてくる直前まで健康な状態を保ち、抜かないようにする事がとても大切です。万が一、虫歯になってしまったら、放っておかないでなるべく早く治療をしましょう。

いかがでしたか?歯医者さんだからこそお伝えできる、子どもの歯並びを良くするための秘訣をご紹介しました。

子どもの歯並びは遺伝もありますが、日常の習慣や癖が大きく関係しています。その中でも、姿勢や舌の癖や乳歯の虫歯が歯並びに強い影響を与えると言えます。どれもご家庭で気にしてあげることで改善できますので、ぜひ、お子さんを健康で綺麗な歯並びに導いてあげてください。