【お悩みQ&A】"夕方は母乳が出にくくなる"ってホント?

子育て・ライフスタイル

sumireがお届けする、ちょっと理系な育児。

今回は、1日の時間帯によって授乳頻度が変わることに注目します。

たとえば、「夕方はお母さんが疲れて母乳が足りなくなる」などという話を聞いたことはないでしょうか。これは本当なのでしょうか?

Q.夕方になると母乳が出にくくなる気がします……

3歳の娘と3ヶ月の息子がいるママです。

2人育児に奮闘する毎日。幼稚園の送り迎えに家事にと、目まぐるしく1日が終わっていきます。

心なしか夕方になると、母乳の出が少なくなり、いつも感じる胸の張りがなくなるような気がするのが悩みです。

「夕方は母乳が出にくくなる」と聞いたことがあるのですが、きちんと母乳が足りているのか心配です。

いくら飲んでも満足しない時があるのはどうして?

結論からいうと、お悩みのような「母乳が出にくくなる時間帯」があるのではなく、「赤ちゃんが母乳をたくさん飲みたい時間帯」があるようです。

赤ちゃんが欲しい時に欲しがるだけ授乳するという、赤ちゃん主導の授乳をしている場合、多くの赤ちゃんは1日の中で母乳を飲むペースに偏りが生じます。

例えば、昼間より夜間にたくさん飲みたい子もいれば、夕方、眠りにつく前にラストスパートとばかりにたくさん飲もうとする赤ちゃんもいるのです。

「空っぽ」のおっぱいには、実はすごい仕組みがある!

赤ちゃんがたくさん母乳を飲みたい時間帯は、短時間で何度も授乳することになるので、さすがに母乳が溜まる時間がありません。

結果的に、「空っぽのように感じるおっぱいに、赤ちゃんがいつまでもしがみついているのを見ると、空腹でかわいそう……」と感じることがあるかもしれません。

しかし実際に母乳は、乳房から除去されるたびに生産スピードが速くなります。

そして赤ちゃんは、ハイペースで生産され続けていてカロリー密度がいつもより高い母乳をせっせと飲んでいる(=普段よりも、よりたくさんのカロリーを摂取している)のです。

出にくくなる時間帯があるのではなく、赤ちゃんの母乳の飲み方に偏りがあるのですね。

母乳が出にくくなる時間帯にお悩みの方は、意外といらっしゃるようです。

1日の中で授乳回数が多い時間帯、おっぱいが張りにくい時間帯があることに、不安を感じる方もいるかもしれません。

そんな方は、「赤ちゃんがスパートをかけてきているんだな」と思って、安心して授乳して大丈夫ですよ。