「鰹」の旬は年に2回!季節によって違うオススメの食べ方とは?

グルメ・レシピ

こんにちは、FOODandLIFEの佐藤です。

鰹には、年に2回、旬があるのをご存じでしょうか?

5月頃に旬を迎える「初鰹」と、脂ののった秋の「戻り鰹」があります。今回は、そんなカツオの優秀な薬膳的働きについて、ご紹介します。

鰹と言ったら〈たたき〉が有名?

5月に旬を迎える「初鰹」は、南から北へ向かっていく途中で、脂の乗りが少なく、比較的あっさりしています。

逆に「戻り鰹」は、北の豊かなプランクトンを食べて肥えているので、脂が乗っています。

「初鰹」はたたきで、「戻り鰹」は刺身で、と言われることもあるそうです。

鰹のたたきとは、表面をあぶって一度冷やしてから切り、たっぷりの薬味とタレでいただく料理のこと。

ねぎ、にんにく、大葉や木の芽などの薬味、醤油に、かんきつ類のしぼり汁や酢をあわせた
タレが食欲をそそります。

火を通すと少しパサつく肉質のため、生で食べることが多いようです。

薬膳的にみると、生で食べる調理法は体を冷やすと考えるのですが、一度あぶっていますし、ねぎやにんにくなどには体を温めてくれる働きがあるので、冷えすぎないようにバランスが取れているメニューだと言えます。

〈鰹〉を食べると、どんないい働きがあるの?

鰹の身の色から想像がつくかもしれませんが、鰹には【鉄分】が多いと言われています。

血合いの部分には、レバーに匹敵するほどのビタミンや鉄分が含まれています。

特に、ビタミンB12という、赤血球の生成を助ける働きがあるビタミンを多く含んでいるので、鉄分とともに貧血を予防する働きを持ちます。

貧血もちの方には、とてもオススメです!

〈鰹〉の薬膳的な働きについて

薬膳的に見ると鰹は、気と血を補う働きがあると考えられています。

薬膳では、血が十分に足りていないと、貧血症状だけでなく、眠りの質、また肌の乾燥にもにも関わると言われています。

例えば、夜中に目が覚める、夢をみる、寝つきが悪いという症状も、〈血液の不足〉が原因のことがあります。

その他に、かかとのカサつきや肌のザラつきも、血液不足により起こる場合があります。

女性は毎月の月経があり、血との関係が深いため、貧血症状がなくても日ごろからしっかりと補う必要があります。

また、気が足りていないと、疲れやすい、声が小さい、冷えやすい……などの症状が出ます。カツオは、気も血も補うことができる優秀食材なので、特に女性にはオススメと言えます。

手軽にとるなら〈鰹節〉でもいいの?

鰹節は、出汁はもちろんのこと、お好み焼きにかけたり、おひたしに乗せたり……というイメージだと思います。

日々、出汁を丁寧にとっている方もそうでない方も、乾物で日持ちのする鰹節を食事に取り入れることで、手軽に栄養を摂ることができます。

出汁をとった後のカツオ節をフライパンで炒めて、甘辛く味付けをすれば、ご飯のおともに
なります。たくさん作って常備菜にするのもいいですね。

もちろん、炒めものや和え物に積極的に加えるのもオススメです。「イノシン酸」という旨み成分を多く含んでいますので、調味料は少なくても十分おいしさが引き立ちますよ。

いかがでしたか?

DHAという脳の活性化や記憶力向上に関わる成分も豊富な「鰹」は、女性だけでなく、成長期のお子さまにもオススメの優秀な食材です。ぜひ取り入れてみてくださいね。